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不思議な本 [本]

 青木新門『納棺夫日記』読了。
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 映画『おくりびと』は面白かったが、この本を読むにはずいぶんと時間が経ってしまった。なんとなく、もっと職業の詳細にわたる本なのかと漠然とイメージしていたが、日記とも宗教書とも哲学書ともつかない本。とらえどころはないが、いろいろなところが心に残る本。宮沢賢治の引用がたくさんあって、改めて賢治の死生観に気付かされる部分もあり、面白かった。特に、ひとの(自分も含め)死を受け入れた時、周りのものがみな光って見えるというあたりが印象深い。

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