また、2冊 [本]
面白くて一気に読めてしまったので、2冊。
まずは、北村薫『鷺と雪』読了。
二二六事件直前の東京を舞台とした小説。主人公はいいところのお嬢様だが、その女運転手のベッキーさんこと別宮みつ子のキャラクターが何とも謎めいていて、かっこよく、そして悲しい。ベッキーさんものはシリーズになっているのだな。直木賞を取るまで、どういう訳か、北村薫のミステリは読んだことがなかったのですが、すごく読みやすくて面白かった。もっと読もう!
次は、『七つの死者の囁き』読了。
有栖川有栖、道尾秀介、石田衣良、鈴木光司、吉来駿作、小路幸也、恒川光太郎という、人気作家のホラー短編を集めたお得な一作。鈴木光司はさすがに怖かったが、ほかのはそんなに怖くない。有栖川有栖のは切なかったし、道尾秀介のはホラーというよりはミステリが勝っている(どっちでもいいけど)。『夜市』の恒川さんのは、好きな作風だな。今沖縄在住だし、羨ましいな。
まずは、北村薫『鷺と雪』読了。
二二六事件直前の東京を舞台とした小説。主人公はいいところのお嬢様だが、その女運転手のベッキーさんこと別宮みつ子のキャラクターが何とも謎めいていて、かっこよく、そして悲しい。ベッキーさんものはシリーズになっているのだな。直木賞を取るまで、どういう訳か、北村薫のミステリは読んだことがなかったのですが、すごく読みやすくて面白かった。もっと読もう!
次は、『七つの死者の囁き』読了。
有栖川有栖、道尾秀介、石田衣良、鈴木光司、吉来駿作、小路幸也、恒川光太郎という、人気作家のホラー短編を集めたお得な一作。鈴木光司はさすがに怖かったが、ほかのはそんなに怖くない。有栖川有栖のは切なかったし、道尾秀介のはホラーというよりはミステリが勝っている(どっちでもいいけど)。『夜市』の恒川さんのは、好きな作風だな。今沖縄在住だし、羨ましいな。
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