家族再生? 人間再生? [本]
藤井建司『ある意味、ホームレスみたいなものですが、なにか?』読了。
小学舘文庫大賞受賞作。家をめちゃめちゃにして去った父親の秘密と過去、そしてその借金の取り立てのために家に居座ったヤクザと不思議な交流が、引きこもりになった長男の父親探しを通じて語られ、明かされていく。無理あるなあ、と思う半面、ま、これもいいんじゃないか、とも思わせられてしまう。
唯川恵『燃えつきるまで』読了。
さらっと読めるが、けっこう怖い内容。仕事か、結婚して子供を産んで家庭に入るかなんてことは、とっくにカビの生えたテーマになると思えば、20年も変わらず論じられているな。それは、男のせいでもあり、女のせいでもあって、どうも我が国においては永遠のテーマなのかも。
小学舘文庫大賞受賞作。家をめちゃめちゃにして去った父親の秘密と過去、そしてその借金の取り立てのために家に居座ったヤクザと不思議な交流が、引きこもりになった長男の父親探しを通じて語られ、明かされていく。無理あるなあ、と思う半面、ま、これもいいんじゃないか、とも思わせられてしまう。
唯川恵『燃えつきるまで』読了。
さらっと読めるが、けっこう怖い内容。仕事か、結婚して子供を産んで家庭に入るかなんてことは、とっくにカビの生えたテーマになると思えば、20年も変わらず論じられているな。それは、男のせいでもあり、女のせいでもあって、どうも我が国においては永遠のテーマなのかも。
2011-03-21 06:24
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