マンガ付き読み物３冊

　ささっと読めるが面白かった3冊。
菅野彰＆立花実枝子『あなたの町の生きてるか死んでるかわからない店探訪します』読了。

　うちの近くに、そういう店が確かに存在するので手に取った。文章等は読みづらいこと甚だしいが、企画としてはかなり命がけ。本当にこんな店が日本に存在していいのかというような店がたくさんあることに震撼する。勇気、いるよなあ。って言うか、実際吐いたり下したりしているし。特に最初の方の中華料理店は、相当怖い。

　小栗佐多里＆トニー・ラズロ『ダーリンの頭ン中　英語と語学』読了。

　若干外国語を使って仕事をするものの端くれとして（何という自信のない書き方！）、面白く読んだ。英語（その他外国語）に比べて、「日本語ならこんなに簡単なのに！」と思うのは、大きな偏見なのはわかっているけど……。日本語にも同じような変化があると思えば、ハングルのパッチムでつまづくようなことはないんだろうけどなあ。しかし語学は、突き詰めていくと、どんどんオタクの世界にはまっていくのだな。
　
　小栗佐多里＆トニー・ラズロ『ダーリンは外国人　with　Baby』読了。

　上記の本の隣にあったのでついでに借りた。作者二人に息子のトニーニョが授かるまで、そしてその後の話。出産までは他のいろいろな人の体験談とそう違いはないと思うが、その後の子育てに関する文化的な違い等の話が面白かった。外国人もやっぱり、いろいろと迷いながら子供を育てるんだな。

　

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