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またまた、読んだり観たり [映画]

 日本エッセイスト・クラブ編『'90年ベストエッセイ集 チェロと旅』読了。

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 このシリーズで一番感動したのは、多分最初に読んだ『耳袋』だと思う。今回は、玉石混淆な感じがちょっとした。単に趣味が合わないだけかな。別宮貞徳の『蓄音機』、安井清子『難民キャンプ・子供たち・絵本』、佐藤英一『星』あたりが素直に感動。森本貞子『乃木大将と初代ミス日本』とか、いくつか、「へー、知らなかった!」みたいなびっくりものもあった。

 陳凱歌監督『花の生涯 梅蘭芳』鑑賞。

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『覇王別姫』ほどは感動しなかった。黎明はかっこよくて大好きだが、ちょっと梅蘭芳役には骨太すぎるかなあ。眼もぱっちりとは言えないし。安藤政信の中国語が案外聞けた。勉強している人なのかどうかは知らないけど、発音もいいし、何よりセリフとしてのリズムができていたような気が……その分、日本語がちょっと棒読みっぽいのはなぜでしょう。章子怡がスタイルよすぎて、ちょっと憎たらしいほど。中国の女優さんは完璧すぎるときがあるので、怖い。

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ネム

花の生涯、覇王別妃ほどじゃない、というのに同感です。
というより、覇王別妃の後で期待度が高すぎたのかも(^^;
公開当時、朝早くに興奮気味で渋谷まで観に行ったのでした…。
by ネム (2011-09-09 15:56) 

あーる

黎明も張国栄も好きなのですが、作品としてのクオリティはずいぶん違っちゃいましたねえ。それにしても、普段広東語でセリフを喋る香港の役者さんたちがいざとなるととてもきれいな北京語を話すのには本当に驚嘆してしまいます。
by あーる (2011-09-09 21:45) 

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