駆け抜けるピカレスク [本]
梁石日『カオス』読了。
父が亡くなった日、夕方に韓国文化院で梁石日先生の講演を聞く予定にしていた。当然急遽キャンセルとなったが、せっかくお話を聞くのだから最近あまり読んでいなかった先生の作品を読もうと思って図書館で借りた長編なのである(買えよ)。
新大久保を根城にする二人の在日韓国人によるピカレスク。二人ともおっさんだし、何だかとにかくやばいことで金を手に入れているし、女好きだし、一人なんかメタボで両刀遣いだ。でも、なんかこの二人に好感を持ってしまうのって何なのかなあ。一般的な日本人からすればめちゃめちゃ非日常的だけれど、なんか面白いんだよなあ。疾走感もたっぷりだし。
父が亡くなった日、夕方に韓国文化院で梁石日先生の講演を聞く予定にしていた。当然急遽キャンセルとなったが、せっかくお話を聞くのだから最近あまり読んでいなかった先生の作品を読もうと思って図書館で借りた長編なのである(買えよ)。
新大久保を根城にする二人の在日韓国人によるピカレスク。二人ともおっさんだし、何だかとにかくやばいことで金を手に入れているし、女好きだし、一人なんかメタボで両刀遣いだ。でも、なんかこの二人に好感を持ってしまうのって何なのかなあ。一般的な日本人からすればめちゃめちゃ非日常的だけれど、なんか面白いんだよなあ。疾走感もたっぷりだし。
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