自分探しとアジア [本]
中上紀『彼女のプレンカ』読了。
中上健次のお嬢さんにしてすばる文学賞作家。受賞作『彼女のプレンカ』の他『八月のベーダ』が納められている一冊。韓国文化院で彼女の講演があるというので、読んでもいない人の話を聞くというのも……と思い、借りてみた。『彼女の……』は面白かったが、『八月の……』は、正直そうでもない。タイ人とのハーフの主人公がアカ族の村を訪ねるのは、単なるルーツ探しではなく……二都物語的なイメージ。そういえば、カオザンにアカ族の人来てたなあ。太ったおばさんが民族衣装とはいえすごいミニスカートで、正直引いたけど。
エリザベス・ギルバート『食べて、祈って、恋をして』読了。
何だかなあ、全然のれなかった。ただ美しい言葉、というだけでイタリア語を習いに行くところまではよかったけれど、インドでヨガのアーシュラム、バリのヒーラーときては……疲れたアメリカ女ってこうなんのな、みたいなちょっと冷めた気持ちになってしまう。なかなか自分が瞑想の世界に入れない、みたいな苦悩をするのは面白くもあるが……なんか、ダメだ。ジュリア・ロバーツで映画にすると楽しいのかも知れないけど。
中上健次のお嬢さんにしてすばる文学賞作家。受賞作『彼女のプレンカ』の他『八月のベーダ』が納められている一冊。韓国文化院で彼女の講演があるというので、読んでもいない人の話を聞くというのも……と思い、借りてみた。『彼女の……』は面白かったが、『八月の……』は、正直そうでもない。タイ人とのハーフの主人公がアカ族の村を訪ねるのは、単なるルーツ探しではなく……二都物語的なイメージ。そういえば、カオザンにアカ族の人来てたなあ。太ったおばさんが民族衣装とはいえすごいミニスカートで、正直引いたけど。
エリザベス・ギルバート『食べて、祈って、恋をして』読了。
何だかなあ、全然のれなかった。ただ美しい言葉、というだけでイタリア語を習いに行くところまではよかったけれど、インドでヨガのアーシュラム、バリのヒーラーときては……疲れたアメリカ女ってこうなんのな、みたいなちょっと冷めた気持ちになってしまう。なかなか自分が瞑想の世界に入れない、みたいな苦悩をするのは面白くもあるが……なんか、ダメだ。ジュリア・ロバーツで映画にすると楽しいのかも知れないけど。
2012-08-17 21:35
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