猫は俳句を詠む? [本]
嵐山光三郎『旅するノラ猫』読了。
浅生ハルミンのかわいらしいイラストの、可愛い本だけれど、内容は案外ハード。
「猫は透明な光のようなものだ。
天の命を受けた魂が、猫という形になって世界をのし歩いている。」
というフレーズが面白くて好きになった。松島とか、知っているところもいっぱい出てきて楽しい。
歌野晶午『正月十五日、鏡殺し』 読了。
ホラー的要素の強いミステリ短編集。最初の作品はまだほのぼのしていたけれど、だんだん怖くなり、心理戦になってくる。言い古された言葉だが、「人間がいちばん怖い」という言葉がぴったり。
浅生ハルミンのかわいらしいイラストの、可愛い本だけれど、内容は案外ハード。
「猫は透明な光のようなものだ。
天の命を受けた魂が、猫という形になって世界をのし歩いている。」
というフレーズが面白くて好きになった。松島とか、知っているところもいっぱい出てきて楽しい。
歌野晶午『正月十五日、鏡殺し』 読了。
ホラー的要素の強いミステリ短編集。最初の作品はまだほのぼのしていたけれど、だんだん怖くなり、心理戦になってくる。言い古された言葉だが、「人間がいちばん怖い」という言葉がぴったり。
嵐山光三郎さんのイメージとイラストが合っている
(私の勝手な嵐山さんのイメージです)ように思いますが
中身は一転想像力の感性を試されるような内容なので
しょうか?
2冊目は題名もさながら、あーる さんが指摘されるように
「人間がいちばん怖い」というフレーズにおもわす
手にとって読むことに躊躇してしまいます。
・・・だって表題が・・・・・・・・・・・。
by RuddyCat-Lalah (2013-03-03 19:19)
RuddyCat-Lalahさん
私はどちらも面白く読みました。一冊目、私は途中まで浅生ハルミンさんがストーリーを書いていると思ってしまった(汗)。俳句をやる人などは特に面白いだろうと思います。
二冊目は、短編集で、表題作はラストに入っています。人間の狂気にぞくっとしました。
by あーる (2013-03-03 19:58)