目から鱗

　井上優『相席で黙っていられるか　そうだったんだ！　日本語』読了。

　中国人の奥様を持つ日本語の言語学者が書かれた本。彼自身は中国や中国語の専門家ではないけれど……日常の生活や研究の中で気づいた内容が満載で、目から鱗の気づきがいっぱい！　とても面白かった。覚えられないけど。なんというか、語学習得のなかで「そんなもんだ」「まあいいや」と流してきた内容がきちんと説明されている。言語を研究するってそういうことなんだ、と納得。

　石井桃子『家と庭と犬とねこ』読了。

『ノンちゃん』などで知られる童話作家の石井桃子先生のエッセイを集めた本。先頃101歳で亡くなった先生なので、さすがに昔の話だなー、という内容ではあるけれど、しみる言葉もたくさんある。農村におられたこともあったのですね。って、私がものを知らないだけか。

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タグ：言語学 日本語 井上優 中国語 相席で黙っていられるか エッセイ 家と庭と犬とねこ 石井桃子