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また、泣いたが [本]

 玄侑宗久『光の山』読了。

光の山.jpg

 福島県三春町出身で、現在僧籍にある作者の、震災にまつわる小説集。とても書けないと思っても、やはり書かずにいられない小説ってあるんだと思う。みんな、「その後」をどうにかして生きていかなければならないのだし。最後に収録されている表題作がまた、皮肉というかなんというか、ひねりが利いていてよかった。


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コメント 2

ChatBleu

玄侑宗久さんの本をいただいたので読んでいるのですが、
暗くて重くて、私には無理です(:_;)
そう言いながら読んでますけど。
by ChatBleu (2014-07-09 22:26) 

あーる

ChatBleuさん
重いのは、とても重いですが……でも、この人は、自らが「書かずにいられない」ことをきちんと書いているように思います。いろいろな受け取られ方はあるでしょうが。
by あーる (2014-07-09 22:46) 

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