読みたい本が増える

　司修『絵本の魔法』読了。

　作者は、絵本作家と呼んでいいのだろうか。宮沢賢治からモーリスまで、いろいろな童話についての洞察が面白くて、なんだかもう一度読みかえしたい気分にさせられた。特に、モーリスの絵に漂う不思議な悲しみみたいなものに対する分析（？）が、目から鱗。

　三谷幸喜監督『ステキな金縛り』を見る。

　なんか強引な導入だったし、映画というよりはどうしても演劇的な雰囲気になってしまうのはいつものことだけれども、案外面白かったし、感動もした。深津絵里って、歌もうまいんだなー、と感心したり。

　トム・フーパー監督『レ・ミゼラブル』を見る。

　官僚の友人に、「あれはええですよー」とずいぶん前に言われていながら、見ていなかった作品。いいわ、やっぱり。2時間半もあって長いといえば長いけれども、歌も絵もよいので長さは感じなかった。それにしても、この手のは家の中でも一人で見るに限るな。途中で隣で時計見られたりするとイラッとくるし。エポニーヌの純情には、泣けた。

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タグ：司修 エッセイ 絵本の魔法 三谷幸喜 トム・フ―パー ステキな金縛り ミュージカル レ・ミゼラブル

コメント 2

こんばんは

私も新幹線の中で読もうと本を借りて来ました。
大抵、ビール飲んで寝ちゃうんですけどね(笑)

by 溺愛猫的女人 (2015-04-30 20:42) 

溺愛猫的女人さん
気合十分でずっしり本を持っていったときほど寝てしまったりして、もったいないですよね。旅の時はいつも肩こりです。でも、Kindleとかは嫌なんだよなあ。
by あーる (2015-04-30 22:39)