よくある話だったのか

　小林正樹監督『上意討ち　拝領妻始末』を見る。

　三船プロダクションの作品ということで、当然ながら主演は三船敏郎、その息子役に加藤剛、その妻が司葉子、主人公の友人役に仲代達也という豪華な配役。ちょっと最後のところがくどいかなあと思ったり、黒沢映画とはまた感性が違うと思ったり……だが、総じて面白かったと思うし、迫力もあった。それにしても、この「拝領妻」って、けっこうあったんだろうなあ。それを題材にした時代小説もけっこうあるし。いつの世もサラリーマンは大変だ。同監督のもう一つの傑作『切腹』も見ずばなるまい。

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タグ：小林正樹 三船敏郎 加藤剛 司葉子 仲代達也 時代劇 上意討ち

コメント 2

息子に加藤剛って時代を感じさせますよね。
加藤剛と申せば、高校剣道部の先輩に同姓同名の方がいました。
ただ・・・読みは【つよし】でしたが・・・(^_^;)。
by kontenten (2015-05-25 10:07) 

kontentenさん
加藤剛、若いころはまー実にバタ臭い。今で言うと阿部寛みたいな感じでしょうかねえ。
by あーる (2015-05-25 12:46)