無国籍感が半端ない [映画]
エミール・クストリッツァ監督『黒猫・白猫』を見る。
旧ユーゴのサラエボ生まれの監督の作品ということで(?)、セルビア語の映画らしい(聞いてもわからないけど)。ドナウ川のほとりに暮らすロマたちのドタバタストーリーだけど、なんか感動的。主要な役者以外はほとんど素人のロマを使った映画ということだけれど、なんだか楽しそう。だけどなあ、みんな顔、怖いんだよなあ、男も女も。ヒーローとヒロインだけは、なんだかけっこう美男美女なんだけれど。最初、何の先入観もなく見て、やっぱりインド系の顔が多いと思ったので、ロマ=ジプシーはやっぱりインド系なんだなあとなっとく。ヒンディー語をしゃべっていても違和感ない顔立ちが多いもの。狂言回しとしての猫たちは、何か寓意があるのかどうか、よくわからなかったけど。明るい屋根の上のヴァイオリン弾きというか……
長岡弘樹『教場』読了。
警察学校がこんなにとんでもないところで、本当に大丈夫なのか……フィクションにしても、みんな意地悪すぎて、若干気分悪くなる。
風野真知雄『大名やくざ』読了。
侠客の孫にして旗本の養子という何とも中途半端な立場の男を主人公としたピカレスクロマンだが、なんとなく主人公にあまり思い入れできないんだよなあ。何か性格が合わないというか。このシリーズ、まだだいぶ出ているようだが、これでやめておこうかな。
旧ユーゴのサラエボ生まれの監督の作品ということで(?)、セルビア語の映画らしい(聞いてもわからないけど)。ドナウ川のほとりに暮らすロマたちのドタバタストーリーだけど、なんか感動的。主要な役者以外はほとんど素人のロマを使った映画ということだけれど、なんだか楽しそう。だけどなあ、みんな顔、怖いんだよなあ、男も女も。ヒーローとヒロインだけは、なんだかけっこう美男美女なんだけれど。最初、何の先入観もなく見て、やっぱりインド系の顔が多いと思ったので、ロマ=ジプシーはやっぱりインド系なんだなあとなっとく。ヒンディー語をしゃべっていても違和感ない顔立ちが多いもの。狂言回しとしての猫たちは、何か寓意があるのかどうか、よくわからなかったけど。明るい屋根の上のヴァイオリン弾きというか……
長岡弘樹『教場』読了。
警察学校がこんなにとんでもないところで、本当に大丈夫なのか……フィクションにしても、みんな意地悪すぎて、若干気分悪くなる。
風野真知雄『大名やくざ』読了。
侠客の孫にして旗本の養子という何とも中途半端な立場の男を主人公としたピカレスクロマンだが、なんとなく主人公にあまり思い入れできないんだよなあ。何か性格が合わないというか。このシリーズ、まだだいぶ出ているようだが、これでやめておこうかな。
2015-05-31 20:26
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コメント(2)
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こんばんは
風野真知雄さんの他の作品を読んだのですが、なんか人物の描き方がいまひとつでキャラを想像出来ない感じがしました。大名やくざはどうかな?と思っていたのですが、なるほどね(;'∀')
by 溺愛猫的女人 (2015-06-01 20:16)
溺愛猫的女人さん
前にもこの人の作品は読んでいるのですが、その時も「うーん」だったと思います。どうしても合う・合わないってありますよね。
by あーる (2015-06-01 22:19)