才能あふれる2冊 [本]
澤田瞳子『若冲』読了。
長い作品だが、一気に読めた。
あの変質的なまでに描きこむ、従来の、というかどの他の絵師の日本画とも違う作風の裏に潜んだストーリーを描いた秀作。大変な想像力と、資料収集。
また、若冲と時代を共に生きた応挙や蕪村、池大雅等も出てきて物語に彩りを添えていて飽きさせない。壮絶な話ではあるが。
乙一『夏と花火と私の死体』読了。
怖い話。で、しかもこれが作者が16歳の時に書いた作品だというから恐れ入る。そう言われると、なんとなく描き足りないような部分や、ストーリーの都合のよい部分もすべて納得がいくし、それを補って余りある作品なので、「どへー」と思ってしまう。
長い作品だが、一気に読めた。
あの変質的なまでに描きこむ、従来の、というかどの他の絵師の日本画とも違う作風の裏に潜んだストーリーを描いた秀作。大変な想像力と、資料収集。
また、若冲と時代を共に生きた応挙や蕪村、池大雅等も出てきて物語に彩りを添えていて飽きさせない。壮絶な話ではあるが。
乙一『夏と花火と私の死体』読了。
怖い話。で、しかもこれが作者が16歳の時に書いた作品だというから恐れ入る。そう言われると、なんとなく描き足りないような部分や、ストーリーの都合のよい部分もすべて納得がいくし、それを補って余りある作品なので、「どへー」と思ってしまう。
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