またアフリカ [本]
ペティナ・ガッパ『イースタリーのエレジー』読了。
『ピスタチオ』はウガンダに行った話で、今回は旧ローデシア(現ジンバブエ)生まれで欧米で教育を受けた作者によるふるさとの話。
そういえば、昔はローデシアだったなあなんてことはおぼろげに覚えていても、この国がローデシア・ジンバブエという名前を経て現在のジンバブエになったこと、ローデシア時代は白人による政権だったことなど、アフリカについてって、本当に知識がない。実際、目まぐるしく変わった時代もあったし。
最初のイメージに比べ、全然読みやすい短編集。悲惨なところもあり、理解が難しいところもあるけれど、『ピスタチオ』があくまで日本人から見た不思議の国アフリカであるのに対し、これは西欧教育を受けてはいるが、まぎれもなくその国の人が描いている国民の当たり前の生活についてなので、また全く違う読後感。こういう小説もあるのね、と思う。当たり前なんでしょうけど。
『ピスタチオ』はウガンダに行った話で、今回は旧ローデシア(現ジンバブエ)生まれで欧米で教育を受けた作者によるふるさとの話。
そういえば、昔はローデシアだったなあなんてことはおぼろげに覚えていても、この国がローデシア・ジンバブエという名前を経て現在のジンバブエになったこと、ローデシア時代は白人による政権だったことなど、アフリカについてって、本当に知識がない。実際、目まぐるしく変わった時代もあったし。
最初のイメージに比べ、全然読みやすい短編集。悲惨なところもあり、理解が難しいところもあるけれど、『ピスタチオ』があくまで日本人から見た不思議の国アフリカであるのに対し、これは西欧教育を受けてはいるが、まぎれもなくその国の人が描いている国民の当たり前の生活についてなので、また全く違う読後感。こういう小説もあるのね、と思う。当たり前なんでしょうけど。
2015-08-20 23:03
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