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作者は亡くなっても [本]

 ダヴィド・ラーゲルクランツ『ミレニアム4―蜘蛛の巣を払う女(上・下)』読了。

ミレニアム4.jpg

 あ、新刊が出た。なんて思って借りて読んで、しばらくして、あれ? 作者のスティーグ・ラーソンって、50歳の若さで亡くなったんじゃなかったっけ? と思い出した。ラーゲルクランツが引き継いでこの4を書いているのだな。リスベットのキャラクターはしっかり受け継いでいるし、そんなに違和感なく読めてしまった。どちらかといえばさらにシンプルになったかもしれないけど。これはこれで、アリだと思う。

 黒川博行『ぎゃんぶる考現学』読了。

ぎゃんぶる考現学.jpg

 なんというか、ギャンブルがやりたくなる本。で、ここにも亡くなった鷺沢萌が登場する。年齢の違いを超えて、本当に仲良しだったんだなあ。あと、この中の登場人物でいうと、藤原伊織も死んでるなあ。
 麻雀の配牌がそのままストーリーになりそうなところが、なんだかすごい。


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