かなりの問題作 [本]
閻連科『愉楽』読了。
余華もすごいし、ノーベル賞作家の莫言ももちろんすごいけど、閻連科もすごい!! 国内では発禁になった作品が多いというのはだいたいお約束だけれど。翻訳した谷川先生も大変だったと思うけど、方言満載(ただしちゃんと注釈付きで、それがまた物語になっているし)、身障者への差別用語満載。たぶん、映画化すると『フリークス』みたいになるな。っていうか、できないと思うけど。
レーニンの死体を買ってきて見世物にするという発想といい、昔の見世物小屋同様の「絶技団』を作ろうという発想といい、「思ったけどやらない」みたいなぶっ飛びがすごい。
二段組み458ページは長いので、たぶん原書では絶対読まないけど、読んだ甲斐あり。
余華もすごいし、ノーベル賞作家の莫言ももちろんすごいけど、閻連科もすごい!! 国内では発禁になった作品が多いというのはだいたいお約束だけれど。翻訳した谷川先生も大変だったと思うけど、方言満載(ただしちゃんと注釈付きで、それがまた物語になっているし)、身障者への差別用語満載。たぶん、映画化すると『フリークス』みたいになるな。っていうか、できないと思うけど。
レーニンの死体を買ってきて見世物にするという発想といい、昔の見世物小屋同様の「絶技団』を作ろうという発想といい、「思ったけどやらない」みたいなぶっ飛びがすごい。
二段組み458ページは長いので、たぶん原書では絶対読まないけど、読んだ甲斐あり。
見たことがない本??
by green_blue_sky (2016-12-17 18:51)
green_blue_skyさん
小説はお読みにならないかと思いますが……問題作です! でも、中国現代文学は、日本では話題になりませんね。
by あーる (2016-12-18 09:27)