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聴いて号泣 [本]

 またも、旅で読み聴き。
 まず、読んだ分で、篠田節子『マエストロ』読了。

マエストロ.jpg

 初期の作品でこの面白さ! ぐぐぐーっと読んでしまいました。

 明野照葉『冷ややかな肌』読了。

冷ややかな肌.jpg

 やっぱりなんか、この人の小説は怖い。ただの探偵物語じゃないんだよね、これ。ラストは背筋が寒くなる。

 聞いたほうは、すまけい・斎藤とも子の井上ひさし『父と暮らせば』。宮沢りえの映画も見たし、おそらく本も読んでいるけれども、これは傑作! 東北本線で涙が出てきて困って、困って……。
 もう一つは、黒柳徹子の向田邦子『鮒』/『嘘つき卵』。黒柳徹子の朗読ってどうよ、と思ったが、これもはまった。しかも、内容がなんか、ちょっと怖くて……向田邦子ってこんなに怖かったけ。


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