延ばした旅 -瀬戸内国際芸術祭2019を訪ねて その1- [旅行]
五十肩悪化のために当初の予定よりも一週間遅れになりましたが、25日(金)の夜から瀬戸内に行きました。横浜駅東口のスカイビルのペデに集合し、22:00発の深夜バスに乗りました。久々のゆったり3列シートのトイレ付。ぐうぐう寝ていると、翌朝6時半に岡山駅に到着です。
結構大きい島で、アップダウンもあるので、1日1,100円で電動アシスト付自転車を借りました。台数があるかどうか心配したのですが、ちゃんとあった。早い時間のフェリーだったしね。
直島は、10年以上も前に、中国の住宅会社の若い連中を10人以上も引き連れてきたことがあります。あの頃はコンビニとかおしゃれなカフェなんかも何にもなくて、なんでここにこんなすごいホテルやなんか作っちゃったのかなあ、と思っていましたが、大発展しています。
でも、なんとなくこじゃれたカフェで飯を食う気にはなれず、地元のおじいちゃんが昼っからビールを飲みに来るようなお店に行ってしまいました。
その後地中美術館に行きました。こちらは撮影不可。完全予約制で、ネットで時間制のチケットを買っていったのですが、それほどのもんか? というのが正直な感想。作品も少ないし、安藤建築を見せたい、というわけでしょうか。十年以上前に見た時から変わっているのか、いないのかも定かではない。が、もっと面白かったような(同じく安藤さんの建てたホテルと記憶がごっちゃになっている可能性あり)。
それに比べ、同じ安藤建築ですが、李禹煥美術館はとてもよかった。立地もいいんだな、ここは。
気持ちの良い草原と、海の見える美しい景色。のびのびと走り回れるのが楽しい。
で、ここも内部は撮影不可。美術館には「〇〇の間」というのがたくさんあるのですが、「影の間』がすごくよかったなあ(個人の感想です)。
豊島産業廃棄物不法投棄の処理の過程で発生する、「溶解スラグ」を使って作った作品。瀬戸内の島々のもう一つの歴史の記憶です。
なんだかんだで一日走り回り、高松行のフェリーの出る宮浦港にまた戻ってきました。
電動アシスト付とはいえ一日自転車で走り回って汗だく。660円のチケットを買って、入りました。高いけど、島民は半額くらいで入れるらしい。まあ、ぬるめの湯にゆっくり浸かって疲れを取ります。
それにしても、芸術祭は大人気で、フェリーは一台増便したようです。「350人で切るよー」とかスタッフが叫んでいるのでビビりましたが、何とか並んで事なきを得ました。
ビールとレモンサワー(これは余計だった!)、それに「大瀬戸の花嫁」という日本酒をいただきました。美味しい。身長190センチくらいの花嫁を想像したりする。
名物の骨付き鶏は親鳥とひな鳥があるのですが、親鳥をお願いしました。歯ごたえが最高! はさみでぱちぱち切っていただきます。
たこぶつ、美味しいのですが、やっぱりここまでくるとお醤油が甘くなるんだねえ……。
次の島々に続きます。
岡山から快速マリンライナー⇒宇野線と乗り継いで
宇野駅。これもまた作品
ここからフェリーで直島に向かいますが
宇野港周辺にもいくつか作品があります
マンホールは違いますが
8時22分発のフェリーです。20分もかからずに直島・宮浦に着きます
結構大きい島で、アップダウンもあるので、1日1,100円で電動アシスト付自転車を借りました。台数があるかどうか心配したのですが、ちゃんとあった。早い時間のフェリーだったしね。
いきなり港に赤かぼちゃ
宮浦周辺にはほかにも大型の作品があります
本村方面に向かう途中に、第一島猫発見!
丸いブイがカエルに化けていた
三分一博志さんの直島ホール。案外小さかったけど、周りの家からみても規模がちょうどいいのかな
同じく三分一さんの作品
家プロジェクトの一部
古民家を使った小さなギャラリーにあった猫アート。平たい
お昼は海鮮お好み焼きとビール
直島は、10年以上も前に、中国の住宅会社の若い連中を10人以上も引き連れてきたことがあります。あの頃はコンビニとかおしゃれなカフェなんかも何にもなくて、なんでここにこんなすごいホテルやなんか作っちゃったのかなあ、と思っていましたが、大発展しています。
でも、なんとなくこじゃれたカフェで飯を食う気にはなれず、地元のおじいちゃんが昼っからビールを飲みに来るようなお店に行ってしまいました。
その後地中美術館に行きました。こちらは撮影不可。完全予約制で、ネットで時間制のチケットを買っていったのですが、それほどのもんか? というのが正直な感想。作品も少ないし、安藤建築を見せたい、というわけでしょうか。十年以上前に見た時から変わっているのか、いないのかも定かではない。が、もっと面白かったような(同じく安藤さんの建てたホテルと記憶がごっちゃになっている可能性あり)。
特に560円もしたこのオリーブサイダーがゲロまず(個人の感想です)でさらに印象が悪い
それに比べ、同じ安藤建築ですが、李禹煥美術館はとてもよかった。立地もいいんだな、ここは。
気持ちの良い草原と、海の見える美しい景色。のびのびと走り回れるのが楽しい。
で、ここも内部は撮影不可。美術館には「〇〇の間」というのがたくさんあるのですが、「影の間』がすごくよかったなあ(個人の感想です)。
こんな作品もあります
豊島産業廃棄物不法投棄の処理の過程で発生する、「溶解スラグ」を使って作った作品。瀬戸内の島々のもう一つの歴史の記憶です。
本村港の発着所。マスカットなのかな……
なんだかんだで一日走り回り、高松行のフェリーの出る宮浦港にまた戻ってきました。
元はパチンコ屋だったらしいギャラリー
このすごい建物が、なんと銭湯!
電動アシスト付とはいえ一日自転車で走り回って汗だく。660円のチケットを買って、入りました。高いけど、島民は半額くらいで入れるらしい。まあ、ぬるめの湯にゆっくり浸かって疲れを取ります。
フェリーの出るころにはもう夕焼け
それにしても、芸術祭は大人気で、フェリーは一台増便したようです。「350人で切るよー」とかスタッフが叫んでいるのでビビりましたが、何とか並んで事なきを得ました。
港からホテルまでは「ことでん」に乗ります
すげー、讃岐弁、わかんねえ
瓦町の小汚いビジネスホテルに泊まりました
その分の予算は飲食に回すのです
もやしポン酢280円って……多いよ!
名物骨付き鶏に地物のたこぶつ
小豆島のオリーブハマチのカマ焼き
ビールとレモンサワー(これは余計だった!)、それに「大瀬戸の花嫁」という日本酒をいただきました。美味しい。身長190センチくらいの花嫁を想像したりする。
名物の骨付き鶏は親鳥とひな鳥があるのですが、親鳥をお願いしました。歯ごたえが最高! はさみでぱちぱち切っていただきます。
たこぶつ、美味しいのですが、やっぱりここまでくるとお醤油が甘くなるんだねえ……。
次の島々に続きます。
2019-10-28 13:36
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コメント(9)
直島! アートの島に変貌を遂げてすごいなぁ。35年前はは何もない島だった記憶が・・・電動アシストでもアップダウンが多いので大変でしたね。でもとっても楽しそう(*^ω^*)猫も可愛い(≧▽≦)
お疲れさまの乾杯のチョイスがさすがです!
by 溺愛猫的女人 (2019-10-28 18:25)
キジトラさん・・・イイですね(^o^)
早くPENTAX KマウントのTAMRON望遠レンズをお渡ししないと・・・(w)
さて、オリーブハマチ・・・オリーブの葉の粉末を添加した餌で育てるとは(゚ω゚)
宿泊費を絞って美味しいモノに回す・・・正しい旅行の仕方かも知れませんね(^_-)
by kontenten (2019-10-29 08:31)
直島 一度行ってみたいんですけどね
地中美術館にも入ってみたいし。。
by きよたん (2019-10-29 09:15)
溺愛猫的女人さん
なかなか楽しかったのですが、どこに行っても人でいっぱいでした。アートによる島おこし(?)成功してますね。
kontentenさん
いつも宿代はぎりぎりまで安いところを探していますが、繁華街には近くないと……で、汚いビジネスホテルになってしまいます。
きよたんさん
地中美術館、建物は確かに面白いです。最もいい作品を見せればいいのになあ。
by あーる (2019-10-29 13:46)
直島の赤カボチャ有名ですね。
芸術祭ってだいぶ前からやってたと思うのですがまだ続いているのかしら。
by ChatBleu (2019-10-30 21:16)
瀬戸内海といえば、ネコ様のイメージが強いですね。
猫アートもきれいでかわいいし。
by JUNJUN (2019-10-30 22:03)
ChatBleuさん
芸術祭、いつからか毎年やっているみたいですね。春、夏、秋の3タームあります。今年は11月14日までで終了。
JUNJUNさん
猫アート、特に芸術祭参加作品ではないのかもしれませんが、なんかかわいかったです。
by あーる (2019-10-31 12:25)
宇野駅、昔かぁ~しここから宇高連絡線で高松に渡って四国一周したっけ。
窓口のオヂサンが喋ってる言葉がぜんぜん分からなかった記憶が。
駅からすでに芸術が始まってるんですね(^_-)-☆
by TAKUMA (2019-11-04 10:35)
TAKUMAさん
岡山でも別な芸術祭をやっていたのですが、今回は寄っている暇がありませんでした。四国弁、ディープなのは難しそう。
by あーる (2019-11-04 19:32)