うちの猫物語――紋次郎のこと [猫]
買い物以外ほとんど外出もせず、ブログのネタもありません。ので、古い画像の整理がてら、うちに今いるにゃんずを語り手とした「うちの猫物語」なんかボチボチやっていこうかなあと思ったりして。第1回は、紋次郎の巻です。
僕は猫村紋次郎、3歳でおねえさんのところに来るまでは、「モモちゃん」って呼ばれてました。男子なのに名前がかわいすぎるかな、っていうこと、それにその頃は当時おうちで最年長の猫山モモコ姐さんがご存命だったので、おねえさんの好きな時代劇の主人公の名前をとって、姓は猫村、名は紋次郎になりました。
僕はもともと北越谷のあるおばあさんのおうちでお世話になっていた保護猫でした。おばあさんがお歳を召して亡くなってしまい、一軒家に何十匹もお世話になっていたほかの保護猫さんたちも僕もとても困ってしまいました。その時に、あの有名なくるねこ大和さんがご自分のブログに僕たちの窮状を載せてくださって、それを見たおねえさんが、見に来てくれたんです。 その時僕は、義母の福ちゃん(旧名:さっちゃん)と一緒のケージに入っていました。お義母さんは、公園で保護されたときに妊娠していて、無理におなかの子供が生まれないようにされてしまったせいか、すごーく人間嫌いになっちゃったんだって。しかも、ご飯も食べず、元気がなくて心配されていたところ、子猫の僕を保護してきて一緒のケージに入れたら、元気になったのだそうです。そうして僕は、福ちゃんの義理の息子になりました。 福義母さんが数年前に亡くなるまで、僕たちはとても仲良く暮らしていたんですよ。
義母さんはその後も相変わらず人間にはなじめなかったし、ちょっとやさぐれたところがありましたが、僕にはとてもやさしくしてくれました。
若い時は、体の大きさに任せて生意気言ったりして……
故・モモ姐さんに階段箪笥のてっぺんに追い詰められて殴られたこともありました……。モモ姐さん、僕より小さかったのですが、怒るとぷーっと膨らんで、とっても怖いんです。 その後横浜に引っ越してきてから、歯が痛くてご飯が食べられなくなり、お医者さんの勧めで全抜歯してしまいました。今は食欲も回復していますが、昔から比べるとちょっと痩せちゃったかなあ。
と、紋次郎の思い出語りでした。
3歳でうちに来て、もう14歳。たまにお口が痛くなりますが、食欲は割合安定しているので、毎日おねえさんがうまくセミントラを飲ませられれば、体調はばっちりです。
12歳で亡くなったお義母さんの分も長生きしてほしい、紋次郎でした。
著者近影
僕は猫村紋次郎、3歳でおねえさんのところに来るまでは、「モモちゃん」って呼ばれてました。男子なのに名前がかわいすぎるかな、っていうこと、それにその頃は当時おうちで最年長の猫山モモコ姐さんがご存命だったので、おねえさんの好きな時代劇の主人公の名前をとって、姓は猫村、名は紋次郎になりました。
こう見えて、当時は体格よかったんですよ(紋)
こんなの見ると、僕も若かったなあ(紋)
僕はもともと北越谷のあるおばあさんのおうちでお世話になっていた保護猫でした。おばあさんがお歳を召して亡くなってしまい、一軒家に何十匹もお世話になっていたほかの保護猫さんたちも僕もとても困ってしまいました。その時に、あの有名なくるねこ大和さんがご自分のブログに僕たちの窮状を載せてくださって、それを見たおねえさんが、見に来てくれたんです。 その時僕は、義母の福ちゃん(旧名:さっちゃん)と一緒のケージに入っていました。お義母さんは、公園で保護されたときに妊娠していて、無理におなかの子供が生まれないようにされてしまったせいか、すごーく人間嫌いになっちゃったんだって。しかも、ご飯も食べず、元気がなくて心配されていたところ、子猫の僕を保護してきて一緒のケージに入れたら、元気になったのだそうです。そうして僕は、福ちゃんの義理の息子になりました。 福義母さんが数年前に亡くなるまで、僕たちはとても仲良く暮らしていたんですよ。
義母さんはその後も相変わらず人間にはなじめなかったし、ちょっとやさぐれたところがありましたが、僕にはとてもやさしくしてくれました。
まあ、若いころはちょっとはやんちゃもしたわね(福)
義母さんとはとても仲良しでした(紋)
若い時は、体の大きさに任せて生意気言ったりして……
ちょっとあんたどういうつもり?(モ)
す、すみません……(紋)
故・モモ姐さんに階段箪笥のてっぺんに追い詰められて殴られたこともありました……。モモ姐さん、僕より小さかったのですが、怒るとぷーっと膨らんで、とっても怖いんです。 その後横浜に引っ越してきてから、歯が痛くてご飯が食べられなくなり、お医者さんの勧めで全抜歯してしまいました。今は食欲も回復していますが、昔から比べるとちょっと痩せちゃったかなあ。
最近はよく(紋)
こんなふうにしていると、母を思い出しますねえ(紋)
と、紋次郎の思い出語りでした。
3歳でうちに来て、もう14歳。たまにお口が痛くなりますが、食欲は割合安定しているので、毎日おねえさんがうまくセミントラを飲ませられれば、体調はばっちりです。
先日は、おねえさんの会社のウェブ会議にも映り込み参加しました
12歳で亡くなったお義母さんの分も長生きしてほしい、紋次郎でした。
紋次郎くん、若いなあ。
初めて紋次郎君と福ちゃんの過去が明らかになりました。
福ちゃんには、つらい過去があったのですね。
それにしても、旧名がさっちゃんとモモちゃんとは(笑)。
さすがにガタイのいい男の子にモモちゃんはちょっとね。
by JUNJUN (2020-04-24 22:52)
そうだったんですね~。
ようやく、なぜ、紋次郎君が福ちゃんの義理の息子なのかがわかりました!
紋次郎君、まだまだ元気で頑張ってね!
by ChatBleu (2020-04-25 09:50)
紋次郎くんと福ちゃんの歴史にホロリ、福ちゃんは苦労した分、とても優しいお母さんだったんですね。
紋次郎くん、これからもいっぱい食べて元気に過ごしてね(*^ω^*)
by 溺愛猫的女人 (2020-04-25 12:54)
紋次郎くん 福さん 義理の親子だけど
寄り添って生きてたんですね。
紋次郎くん 健気です。
by きよたん (2020-04-25 14:31)
ほほう・・・ 福さんと紋次郎さんは、そういう義親子関係だったのですね!
保護猫さんたちは、みんな、いろいろ背負ってるんだな。
by のらん (2020-04-25 15:14)
JUNJUNさん
そうなんですよ。白黒の子猫にモモちゃんっていうのはかわいかったんでしょうけどねえ。福ちゃん、いろいろあって夜を拗ねていたのかも。
ChatBleuさん
猫に歴史あり、ですよね。福ちゃんと紋次郎は、なさぬ仲ではありますが、親子だったのです。
溺愛猫的女人さん
紋次郎、昔に比べれば食は細くなりましたが、歯がなくてもカリカリも缶詰もよく食べます。まだまだ元気でいてほしい。
きよたんさん
紋次郎、まさに健気という形容詞がぴったりくるなあ。鳴き声なんかも、細くてとってもかわいいんですよ。
のらんさん
そうなのです。今明かされる紋次郎の秘密(ってこともないか)。保護猫さんたち、それぞれ苦労があるんですよね。
by あーる (2020-04-26 00:38)