またしても壮大な

　池上永一『黙示録』読了。

　大長編。いつも面白い池上さんの本だが、今回はちょっと長すぎてきつかったかも。『テンペスト』ほどは盛り上がれなかった。でも、いつもながら実際は結構いい身分なのにはすっぱな女のキャラが面白い。琉舞、ちゃんと見たことがないかもしれないけど、逆にこんなの読んじゃうと期待しすぎて見られなくなるかも。

　湊かなえ『母性』読了。

　うーん、ひたすら気色悪かったなあ。母と娘の関係は愛憎が交錯するのはよくある話だとしても、こんなに濃い感じで描かれると気持ちが悪い。なんか、嫌悪感しか感じず。

タグ：池上永一 黙示録 大長編 琉舞 母性 湊かなえ ミステリ

コメント 2

母性読みましたか。私もこれは読んだことがあって（記録によると2018年）ぞくぞくとする寒気を残した小説と感想をかいていますねえ。まあ、湊かなえだしなっと。
by あーちゃ (2021-02-09 15:18) 

あーちゃさん
なんというか、母娘の関係が濃い、みたいなのがなんとも私には気持ち悪くて……あくまで個人的な感想なんですけどね。
by あーる (2021-02-09 19:25)