時間の流れ [本]
井伏鱒二『珍品堂主人』読了。
たった60年やそこら前の小説だが、立派に昭和。なのに、こんなに今と時間の流れが違っているような気がする。骨董屋のずる賢さとかわいらしさが透けて見える。骨董のことなんてまるで分らないが、白洲正子さんの解説を読むと、ふうーむ、とうなずいてしまったりして。元手のいる世界ではあるけれども。
泉麻人『還暦シェアハウス』読了。
ちょっと年上の東京生まれのボンボンたちが初老に差し掛かってからのあがきがよく書かれている。が、何とも軽くて……。とんでもない悲劇的な終末になりそうなところをファンタジーで救済しているところもまた軽いかも。
たった60年やそこら前の小説だが、立派に昭和。なのに、こんなに今と時間の流れが違っているような気がする。骨董屋のずる賢さとかわいらしさが透けて見える。骨董のことなんてまるで分らないが、白洲正子さんの解説を読むと、ふうーむ、とうなずいてしまったりして。元手のいる世界ではあるけれども。
泉麻人『還暦シェアハウス』読了。
ちょっと年上の東京生まれのボンボンたちが初老に差し掛かってからのあがきがよく書かれている。が、何とも軽くて……。とんでもない悲劇的な終末になりそうなところをファンタジーで救済しているところもまた軽いかも。
井伏鱒二と申せば狼狽しそうです^^;Aアセアセ
by kontenten (2021-03-06 19:42)
kontentenさん
山椒魚でしょうか?
by あーる (2021-03-07 07:22)