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読みづらい!! [本]

 イーユン・リー『独りでいるより優しくて』読了。

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 読んでも読んでも面白くならなくて、苦痛に耐えつつようやく読了。何なのかなあ、この読みづらさ。免疫学を学ぶためにアメリカに留学した作者が英語で書いた小説……というのが読みづらさの原因なのか、それとも章ごとに過去と現在を去来するのが原因なのか。短編の名手というから、そっちを読んでみたほうがいいのかな、とも思いつつ、しばらくはパスかも。

 吉田千亜『孤塁 双葉郡消防士たちの3.11』読了。

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 まさに見えない(報道されない)人たちの活躍であり、葛藤であり、特攻。でも、こういう本を読んでもなお、現地のゴーストタウンぶりを見なければ、まだ恐怖の実感はわきづらいかも。コロナとも違う、誰もが被りうるものとの死闘が描かれ、涙なしには読めない。

中山茂大、阪口克『笑って!古民家再生 失敗したけど、どうにかなった!?』読了。

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 うーん、青梅に200万円、築100年の物件を買ったまではよかったが、買ったのと同じくらいの金額と3年をかけて再生……しかも、これでもかというほど失敗して! 古民家再生を考える人には、すごく良いお手本になっていると思う。一発でうまくいっていることなんか本当に帆とつもないもんな。でも、ひとつもめげずに(?)自分のやりたいような改造をしようと頑張っているこの姿勢には脱帽。ハードルは高いけど。


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コメント 2

溺愛猫的女人

『孤塁 双葉郡消防士たちの3.11』
読んでみます。
『笑って!古民家再生 失敗したけど、どうにかなった!?』
こちらもすごく参考になりそう(笑)
by 溺愛猫的女人 (2021-05-05 13:05) 

あーる

溺愛猫的女人さん
『孤塁……』は、ズーンときました。あの場所、と思うからなおさらです。古民家再生の本は、なんでこんなに失敗すんの? と思うくらい失敗するのが面白いです。
by あーる (2021-05-05 16:03) 

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