あの名作

　T.S. エリオット (著), Thomas Stearns Eliot (原著), Edward Gorey (原著), 小山 太一 (翻訳)『キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科』読了。

　かの有名ミュージカル『キャッツ』の原作というが、これは詩集的な本。
　先日陸ちゃんを引き取ってくださった方が、紋次郎の写真を撮って、「T・S・エリオットのキャッツに出てくる子みたい」とおっしゃってくださったのを人づてに聞き、借りてみた。
　おそらくミュージカルの中では、一番踊れる白黒猫のことだと思うけど。
　この本はといえば、確かにミュージカルを見た人は、あー、ここからとっているのかな、と思うけれども、ミュージカルのほうではほぼ主役のグリザベラは、子供に読ませる本としてはちょっとあまりにかわいそう、というので収録されていない。翻訳はされて縦書きになっているけれども、横書きでいいんじゃない？　というくらい洋風の絵だし、言葉遣いだし。

タグ：紋次郎 キャッツ ミュージカル T・S・エリオット 詩集 原作

コメント 2

この本は知りませんでした。図書館にあるといいな。
by 溺愛猫的女人 (2021-09-24 23:38) 

溺愛猫的女人さん
私も陸ちゃんをもらってくださった方がおっしゃっていた、というところから初めて知りました。エリオットなので、イギリス通の方にはメジャーなのかなあ。
by あーる (2021-09-25 19:12)