SSブログ

あの子供たち [本]

 塩田武士『罪の声』読了。

41FPTlRD-NL._SY291_BO1,204,203,200_QL40_ML2_.jpg

 あのグリコ事件をモチーフとして、あのテープの声を吹き込んだ(吹き込まされた)子供たちのその後を想像して書かれた長編。面白すぎて、真実のように思えてしまうが……あんな風な重大犯罪に子供を巻き込むおとなというのはどんな人たちなのか。実際、この物語のような感じだとかなり残酷だ。

 ティエン・ユエン『ねことおばあさん』読了。
41ei0OxcnTL._SY291_BO1,204,203,200_QL40_ML2_.jpg

 この絵本のテーマは、輪廻転生、ということなのだろうか。ちょっとわかりづらいけれども、絵はかわいいと思った。


nice!(7)  コメント(2) 

nice! 7

コメント 2

sana

「罪の声」は以前、読みました。とても面白かったです。
グリコ森永事件も謎めいていたけど、あの不可解さ、遊びめいたところと、残酷さもあるところ…
上手く解き明かしている印象でした。
犯罪をおかす人、色々なタイプがいるんだろうなあ。あの時代には大人への反抗とか、社会をひっくり返すとか、今の若者とは違う感覚を何年か持っていた世代もいたんだろうなと思いを馳せました。
語り手が割と普通の人なのが良かったです^^
by sana (2022-08-11 20:35) 

あーる

sanaさん
同じモチーフで桐野夏生さん(だったかな?)も、短編を書いていらしたと思うのですが、これとはまた真逆な感じだったと記憶しています。小さい時に犯罪に加担したことが、逆に「自信」につながっているような。それもまた小説としては面白そうなのですが。本当に、あの声の子供たちは、今どんな大人になっているんでしょうね。
確かに犯罪に向かった動機付けは、この作品だとあの時代をよく体現していますね。
by あーる (2022-08-12 09:11) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。