あの海の表情 [本]
宮部みゆき『黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続』読了。
うかつにも「五」を飛ばしてしまったような気がする。前の聞き手の「おちか」結婚のところを見逃したまま、次の聞き手の富次郎に移ってしまった。まあ、もう一回読み返せばいいのですが。四話入った本は、よりによってハードカバーでまあ重いのなんのって。この手は文庫本で借りないとダメだなあ。それはそうと、一話目から四話目までどんどん長編になっていっているようだが、どれも面白かった。ただ、定飛脚の話はちょっと悲しすぎて……(涙)。
今村夏子『父と私の桜尾通り商店街』読了。
タイトルから察して、ほのぼのしみじみした人情もの的な話かと思ったら、どれもこれも日常にはらむ狂気が垣間見える怖い作品ばかり。背筋が寒くなる、が、面白い。が、リピするにはちょっと、さらに取り返しのつかない怖い話が降ってきそうでちょっとしり込みしてしまう。
阿部結『なみのいちにち』読了。
気仙沼生まれの作者が描いた、海の絵本。どの絵も海の表情をとらえていてとても美しく、生者も死者も包み込んでいく。なんか、泣けてくる。
うかつにも「五」を飛ばしてしまったような気がする。前の聞き手の「おちか」結婚のところを見逃したまま、次の聞き手の富次郎に移ってしまった。まあ、もう一回読み返せばいいのですが。四話入った本は、よりによってハードカバーでまあ重いのなんのって。この手は文庫本で借りないとダメだなあ。それはそうと、一話目から四話目までどんどん長編になっていっているようだが、どれも面白かった。ただ、定飛脚の話はちょっと悲しすぎて……(涙)。
今村夏子『父と私の桜尾通り商店街』読了。
タイトルから察して、ほのぼのしみじみした人情もの的な話かと思ったら、どれもこれも日常にはらむ狂気が垣間見える怖い作品ばかり。背筋が寒くなる、が、面白い。が、リピするにはちょっと、さらに取り返しのつかない怖い話が降ってきそうでちょっとしり込みしてしまう。
阿部結『なみのいちにち』読了。
気仙沼生まれの作者が描いた、海の絵本。どの絵も海の表情をとらえていてとても美しく、生者も死者も包み込んでいく。なんか、泣けてくる。
阿部結『なみのいちにち』、予約します。
by 溺愛猫的女人 (2022-08-07 12:35)
溺愛猫的女人さん
お勧めです。
by あーる (2022-08-07 15:09)
宮部さんのこのシリーズ、楽しみに読んでます!
とはいえ、今咄嗟にこの巻の中身は思い出せない…感動しなかったからじゃなくて逆、割と濃いので全体を呼び出せないんですよ。
語り手の変化具合は覚えてますが、おちかの方が好き。まあ若い娘にいつまでもは酷な務めかも?^^;
「なみのいちにち」良さそうですね~^^
by sana (2022-08-11 20:29)
sanaさん
おちかちゃん、いつまで聞き手なのかなあと、心配していたら富次郎さんに変わり、私としては少しホッとしました。よけいなことですが、ずーっと正座して聞くんだろうなあ……きついなあ。
by あーる (2022-08-12 09:06)