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また、旅で読んだ3冊+1 [本]

 伊坂幸太郎『ペッパーズ・ゴースト』読了。

ペッパーズ・ゴースト.jpg

 感情移入しづらいストーリーだったが、ロシアンブルとアメショーは、アニメの「働くお兄さん!」のロシ原と茶トラ沢に思えて仕方がなかった。ちょっと長い。

 ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』読了。

掃除婦のための手引書.jpg

 こんな作家さんがいたんだー、っと新たな発見。もっとも物故作家ではあるので、新作はきたいできないが。なんとも鮮やかな短編ばかり! 経験したこともない国や社会のことなのだけれども、臨場感があるというか……面白い。

 知念実希人『螺旋の手術室』読了。

螺旋の手術室.jpg

 最後まで読んで、ようやくタイトルの意味を納得。スリリングで面白い展開だったが、最後にそんな、医者しか知らないようなことが出てくる? とがっかり。ヒントがなかったとは言わないが、ちょっとわかりづらいんじゃないかな。

 山本一力『峠越え』読了。

とうげ越え.jpg

 まんま映画が作れそう。女衒と壺振りのカップルが、生きるためにいろいろな問題を解決していく話で、展開は面白いし、主人公二人のほかのキャラも非常に立っていて、面白い。が、周りの人に助けられ、あまりにうまくいきすぎて、何かあってもだんだんと「またきっと大丈夫だろう」と思ってしまうのがマイナスといえばマイナスか。


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溺愛猫的女人

江戸の深川からはじまる旅・・。に惹かれました。借ります。
伊坂幸太郎さん、面白いのですがなんか合わなくて(^^;
by 溺愛猫的女人 (2022-08-30 19:58) 

あーる

溺愛猫的女人さん
今回の4冊の中だと、私のベストはルシア・ベルリンでした。
by あーる (2022-08-30 21:09) 

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