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再び田代島へ(その2) [旅行]

 翌朝は、前の晩お腹いっぱいで9時[時計]には寝てしまったので、早起きしちゃいました。朝食の7時まで、お外をお散歩[くつ]です。

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このお散歩で猫マスターの[黒ハート]を奪ったのはこの子

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ころんころん、として

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もう、めろめろです[ハートたち(複数ハート)]

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確かに、すごい美猫[ぴかぴか(新しい)]ちゃん

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ぼくだって……([猫]

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ねえさんと同じくらい可愛いやい([猫]
ホントだね[わーい(嬉しい顔)]

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この子は今一つ近寄る勇気[どんっ(衝撃)]が出ないようです

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7時からの朝食。シンプルかつ美味しい


 納豆とか海苔とか生卵みたいな定番は一切なし。切り身はタラです。左側の小さい器に塩うにが入っていて、これだけでもご飯がいくらでも食べられる[わーい(嬉しい顔)]。お味噌汁に入ったふのりは今シーズン取った生で、乾燥させないと赤くはならないとのこと。ごちそうさまでした。

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港にはいろいろな民宿の人が来ていました([猫]もさりげなくいる)

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かきいれ時のGWの食材をしっかり用意しておくようです


 小さい島だからか、いろいろな民宿が食材を融通しあっているようです。カニやツブ貝のような生きた食材は、籠に入れて港の縁に吊るして海水に浸けておいたものを引き上げて使うようでした。
 港で、昨日のやさしいお兄さんにまた会いました。ちょっと話をしてみたら、なんと仙台のご出身で、私の実家のすごく近くに住んでいらしたとのこと[目]。すごい偶然で盛り上がったりして。でも、きっとゆうに10歳は若いと思うけど[バッド(下向き矢印)]

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帰りはブルーライナー。こちらの方が高速


 朝、宿のご主人が一所懸命手書き[ペン]のポスターを作っていました。今日からGW本番ということで、お昼にマンガアイランドにしらす丼やひじきカレーを届ける出前サービスをするらしい。カラーコピーなんかないので、ひたすら手書きです。それを、やさしいお兄さんが船長さんにお願いして、船内に貼らせてもらうようです。
 前日もそうだったのですが、田代島を訪れる観光客はたいていにゃんこ[猫]目当てだと思うのですが、みんな日帰りをしてしまって、お泊りは松島かどこかに行ってしまうようです(中国人の二人もそう言っていました)。松島もいいけれど、田代島では民宿に泊まらないと、こんなおいしいお料理は食べられないのになあ。

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さて、そろそろ出発ですか

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船内の目立つところに貼ってくれました


 朝一番の船[船]だったので、乗っているのは地元の方ばかり。おじいさんおばあさんが空いた座席に大胆に横たわっていたりします。
 ポスターを見たおじいさんが、「シラス丼800円! たげー! おれなら食(か)ねなあ!」なんてげらげら笑って[わーい(嬉しい顔)]いましたが……まあ、観光客相手なんだからさ、ちょっとは儲けなくっちゃ。
 ちなみに我々の泊まった民宿はあれだけごちそうが出て一泊二食で8500円です。すごいぞ、田代島。なんだか申し訳ないような値段です。[ふらふら]

 ブルーライナー[船]を降りて、石巻駅へ。震災で寸断された仙石線ですが、まず石巻⇒矢本[電車]を乗って、そこから松島海岸駅までの代行バス[バス]に乗り換えです。

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石巻の街にあった古いけれどモダンな建物

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駅の構内にも故・石ノ森先生のキャラの絵や像が

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瑞巌寺のシロちゃん、健在でした

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松島で、久々に正しくこんな写真撮ったりして

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おさかな市場でおつまみセット


 その後は母親の施設を見舞い、横浜に戻ってきました。
 母親は、なんだか猫マスターの来ていた黒い猫[猫]Tシャツが気に入ったようです。黒字に白で猫[猫]が15匹書いてあるやつ。

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猫マスターの買ったお弁当。ちょっと美味しそう



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再び田代島へ(その1) [旅行]

 5月1日(金)は会社をお休みして、朝早くから新幹線[新幹線]で仙台へ。仙台駅からは宮城交通の長距離バス[バス]に乗り換え、石巻に向かいます。まだ仙石線[電車]が完全復旧していないため、今のところ乗り換えなしに行ける交通手段はバス[バス]なのです。
 石巻駅前からタクシー[車(セダン)]に乗り換え、離島に行く網地島ライン[船]の乗り場に向かいます。

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行きの船はマーメイド号

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石巻側の営業所にはにゃんこが飼われていました

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向こうの連中によろしくにゃ、むしゃむしゃ([猫]


 石巻を12時[時計]に出港して、田代島にある二か所の港のうち、われわれの目指す大泊に着くのは12時53分。ゆっくりした船[船]です。さして揺れもせず、お天気も最高[晴れ]でした。
 さて、猫[猫]の楽園・田代島を訪れるのは我々は2回目です。最初の時は2009年の夏で、その時は仁斗田の民宿[家]に泊まって、美味しいもの[レストラン]をたくさん食べ、猫[猫]と戯れてさんざんいい思いをしましたが、なにしろあの震災の前。震災では牡蠣の筏がひどく被害を受けたという田代島、どうなっているのかちょっと心配でしたが……

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港にある看板

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港ではすぐににゃんこのお出迎え


 船[船]の発着所は、一部損傷した箇所が残っているようでしたが、ちゃんと直っています。
 民宿[家]の方が迎えに来てくださっていたのですが、その場所は本当に大泊港の目と鼻の先……

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お世話になった民宿「はま屋」さん

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なんでも23匹飼っていらっしゃるとのことで……[がく~(落胆した顔)]

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とっても人懐こい[揺れるハート]子がいたりして


 まだ時間も早く、奥様が石巻の方に買出しに行っていて部屋が片付かないとのことで、荷物[ふくろ]だけ置いて島をお散歩[くつ]することにしました。
 小さな島で、大泊からもう一つの港の仁斗田までは、緩やかな坂道を歩いても2キロ程度です。

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道沿いにはきれいなシダが茂っていたり

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菜の花(?)がやたらでかかったり

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昔の小中学校の名残

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今は使われない校庭に八重桜が咲いていました

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猫は

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いろいろなところにいるのですが

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基本的には民家のそばにいます

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猫神社

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なぜか神社の番をするように社のそばにいた子

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神社の周辺には民家はないのにねえ

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レオン君似の子はやっぱり恥ずかしがりや?

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もっさもさです

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マンガアイランドという広場

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ここには漫画家数名のデザインしたロッジがあります

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これはわかりやすい

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二階の室内にこんな絵も描かれているし


 ちなみにロッジのデザインやペインティングは、里中満智子、ちばてつや、志賀君江、御茶漬海苔、木村直己[アート]の諸先生方だそうです。窓から中をのぞくことができましたが、建物は古くても、十分使用に耐えるロッジのよう。ロッジ群の真ん中には共用設備としてのセンター棟が置かれていて、そこにシャワーがあったり、貸出用の調理器具等があったりするようです。電気自動車[車(RV)]の充電設備もありました。
 仁斗田の港まで行って引き返し、山道を歩いて[くつ]いたら、大泊の港で会ったお兄さんがトラックに乗ってやってきて、「はま屋まで戻るんでしたら、荷台に載せていきましょうか?」と言ってくれました。夕食[レストラン]の7時まではまだけっこうあったので、ありがたいお申し出でしたがお断りしました。やさしいなあ。[もうやだ~(悲しい顔)]

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いろいろなところで出会った猫たち


 歩いている途中で中国語が聞こえ[耳]ました。女子二人連れで、熱心に花[かわいい]や猫[猫]の写真[カメラ]を撮る二人。話しかけてみると、北京出身と福建出身の二人連れの若い女の子。北京の子は日本は初めて、福建の子は今横浜の研究所に勤めているという。「なんでこの島の子と知ったの?」と聞くと、北京の子が「ネットで調べたの[iモード]」とのこと。彼女は立派なデジ一を持っていて、撮った猫[猫]写真をたくさん見せてくれました。「猫好きなの?」と尋ねると、「ううん、写真[カメラ]が好きなの」ときっぱり言われましたが……にしても、初めての来日で田代島とは、マニアックな![わーい(嬉しい顔)]

 宿に帰ると、奥様が最終の船[船]で帰ってこられたところでした。お部屋の片づけをやっていただいている間に、旦那さんが飼い猫たちにご飯をあげるというので、見学。

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お父さんだ!([猫][猫]……)

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わーい、わーい[るんるん][猫][猫]……)

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まさに、猫まっしぐら……

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大きなお魚を煮たようなのをあげていました

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ひゃー、うめえ([猫]

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これは、遠目で見ているよそのおうちの猫


 とはいえ、この子たちもちゃんとお相伴にあずかっていたようですが。
 さて、にゃんこ[猫]のお食事タイムが終わると、いよいよお待ちかね、人間のご飯です。

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なんという充実した地酒コレクション!

 伯楽星の純米吟醸を選ばせていただきました。宿のご主人、かなりのお酒好きのようで、全部のお酒についてさらっと解釈していただきました。民宿[家]でこれほどのお酒を見たのは初めてかも。

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これで全部じゃないのです

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でっかいのはタラのかぶと焼き

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アイナメ、ツブ貝、タラのこぶ締め、メバルだったかな

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煮魚はソイ

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タラのフライ

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珍しい! タラのお刺身

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タラの肝

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タラの胃袋

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新鮮なワカメはしゃぶしゃぶで

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浮かれるおねえさん[わーい(嬉しい顔)]


 夜7時ころから食べ始めたのですが、8時[時計]近くになって生シラスが届いたというので、それも出してくださいました。

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うわー、ピッカピカ[ぴかぴか(新しい)]だあ

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なんて豪華なシラス丼


 あれれ? 江ノ島の料理屋なんかで食べたシラスと全然違うよ?[がく~(落胆した顔)] 歯ごたえといいなんといい……別物です。さすがは獲れたてだなー、と感心。
 ワカメしゃぶしゃぶも、弟がよく南三陸のボランティアの時に食べると言っていたのですが、正直よくわかっていませんでした。食べてみたら、厚みがあってしっかりしていて、とんでもなく美味い![手(チョキ)]
 ご主人は「残してもいいよ」なんておっしゃったのですが、悔しいので98%間食したと思う。いやあ、食った食った。それにしても、全部海で獲れたものばかり。海の幸は奥が深いなあ。
 どうにもこうにもお腹いっぱいで、よろよろ[モバQ]階段を上って、寝ました[眠い(睡眠)]

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寝室に飾られた大漁旗



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期待したけれど [本]

 近藤史恵『凍える島』読了。

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 鮎川哲也賞の受賞作だというけれど、正直あんまり……意外性もそんなに感じなかったし。『サクリファイス』がすっごくよかった作家さんなので、自分でハードルを上げちゃったのかなあ。


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