マイノリティ

　東小雪・増原裕子『ふたりのママからきみたちへ』読了。

　ディズニーリゾートで二人ともウエディングドレスを着て結婚式を挙げたレズビアン・カップルによる、まだ見ぬ二人の子供に対する手紙ーーという体裁だが、実際はとてもとても子供向けなんて軽い内容ではないし、あえてこういう体裁でなくてもいいようにも思う。ただ、「まだ見ぬ子供」という幼い物へ語り掛ける文体をとることで、若くてまだ自分がわからない（自分の性向もわからない）人たちに、自分が（何かの拍子に）マイノリティになっても、強く生きて行け、というメッセージを伝えるというのが主眼と見た。国によっていろいろ法律での扱い方、考え方が違うことなど、勉強にもなったり。

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タグ：LGBT 東小雪 増原裕子 ふたりのママからきみたちへ

忘れたころにラウル君

お？

また久々にラウル君を引っ張り出してきたね

ねー、投げて―（レ）

くわえてよし、叩いてよし（レ）

へへへ、どこにしまっとこうかな（レ）　レオン、それホント好きだよな（紋）

紋次郎はあんまり興味ないんだね

　おまけ　

おにいさん、大好き……むにゃむにゃ（マ）

　週の頭におねえさんの部屋のエアコンから盛大に水が噴き出したのでびっくりした事件があったのですが、施工した業者さんを呼んで直してもらいました。どうもドレーンのつなぎが甘かったらしい。green_blue_skyさん、ご心配をおかけしました。
　猫マスターが早く帰って対応してくれたのですが、業者さんがとっても猫好きな人で、マーリィを見て、「あれ？　この子は前いなかったですよね？」「この子は雑種じゃありませんね？」なんて盛り上がったそうです。職人さんにも宅急便屋さんにも、猫好きの人って結構いるんだよなー。

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タグ：マーリィ 紋次郎 レオン ラウル君 エアコン

スロー・フード、スロー・ライフ

　辛永清『安閑園の食卓』読了。

　台南の裕福な家に育ったお嬢様だった作者が、日本に来て夫と別れ、自活するために料理の先生を始める……たくましいんだよなあ。でも、これもしっかりと美味しいものを食べて愛情に包まれて育った基礎があったから、おたおたせずに悠然と暮らしていけるのだなと思わせるような内容。お料理の方は、しっかりしたもの過ぎて、とてもレシピ通りなんて作れないけれど。
　台南に行く前に読めるとなおよかったのに。

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タグ：辛永清 安閑園の食卓 レシピ 中国料理 エッセイ