SSブログ

マーリィ、危機一髪 [猫]

 昨日、マーリィが退院[病院]してきました。
 実は、マーリィ、先週水曜日(12日)の朝にとんでもない目[どんっ(衝撃)]にあっていたのです。

 朝、おねえさんが出勤しようとマンションの1階に降りたら、下の部屋のおばさまが、「大変よ、ドンって音がして、にゃんこが落ちてきたわよ」と教えてくださいました。慌てて行ってみると、なんとマーリィが泣きながら鼻血を出していました。猫マスターが5階のバルコニーで洗濯物を干しに出たのについて行って、誤って落ちたらしい。もしかすると、朝少しだけ降った雨で足を滑らせたのかも。
 鼻血以外には特に外傷はないようですが、呼吸が速く、急いで動物病院へ。急患で診てもらって、レントゲン・血液検査等を行ったところ、骨には異常がないようでしたが、片方の肺が破れているらしく、つぶれた状態でした。
 肺に損傷があると麻酔をかけての開腹手術等もできないので、肺の穴が2~3日中に自然にふさがるのを待つしかない、とのこと。緊急入院で、少なくとも一週間は考えてください、と言われました。
 その後毎日お見舞いに出かけたのですが、エリザベスカラーはつけられていたものの、翌日からはすっかり元気で、「早くお家に帰りたいでち!」とケージの中で立ちあがって迎えてくれました。先生も、「ご飯も一杯食べて、元気ですよ」とおっしゃって下さったけれども、肺の破れたことによる感染症や、白血球数等もまだ心配ということで、予定通り一週間の入院となりました。

IMG_3290 (480x640).jpg
入院翌日のお見舞い風景

IMG_3292 (479x640).jpg
おうち、帰る~!(マ)
ごめんね、ちょっと我慢してね[もうやだ~(悲しい顔)]


 バルコニーについては、その日に猫マスターが近くのホームセンターに行ってネットを買ってきて、柵に巻いて防止策に。これまで誰も落ちたことがなかったので、油断していたのかもしれません。これまでほど縦横無尽に走り回ることはできなくなりましたが、好奇心旺盛な子猫は、やっぱり危ない……反省しきりです。

P1220241 (640x425).jpg

IMG_3310 (480x640).jpg
これは退院直前。すごく元気です


 その後肺も順調に回復し、前日に退院のお許しが出て、18日(火)は猫マスターがお出迎え[車(セダン)]。それまで毎日、「マーリィどこ?」とあちこちのぞいて探しまわり、若干子猫返りして猫マスターに甘えていたレオンも、大喜びで出迎えました。

IMGP3909 (640x414).jpg
マーリィ、いないよ。つまんないや……[もうやだ~(悲しい顔)](レ)

IMG_3317 (480x640).jpg
にいちゃあーん!(マ) マーリィ!(レ)
[もうやだ~(悲しい顔)]

IMG_3325 (480x640).jpg
マーリィ、お帰り~!(レ) くすぐったいでち……(マ)
[もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)][もうやだ~(悲しい顔)]


 あまりすぐにドタバタ走り回らせないよう[ダッシュ(走り出すさま)]にしてください、と病院[病院]から言われているので一応小さなケージも用意しました(興奮して走り回ったときのクールダウン[バッド(下向き矢印)]用)。 

IMG_3350 (479x640).jpg
あたち、もう平気よ(マ)
でも、もうちょっとだけおとなしくしてようね

IMG_3357 (480x640).jpg
ぐう(マ) あら、お疲れね(ポ)

IMG_6059 (480x640).jpg
やっぱり、おうちがいいでち[眠い(睡眠)](マ)
ごめんねー、悪いのはおねえさんたちだよ[もうやだ~(悲しい顔)]

P1220230 (640x425).jpg
まったく! ちゃんとしてくださいよね!(紋)
はい……反省……


とにかく、大変なことにならなくて良かった、と胸をなでおろしつつも、危険対策を怠ったことについては、猫飼いとして失格だなあ、と深く反省したのでした。

IMGP3924 (640x427).jpg
IMGP3927 (640x407).jpg
マーリィ、帰ってきましたよ!(レ)


 かわいい妹分が帰ってきて、本当にうれしそうなレオン君でした。


人気ブログランキングへ

nice!(14)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

異文化の中 [本]

 梨木香歩『ピスタチオ』読了。

ピスタチオ.jpg

 なんというか、不思議な話。最初のところに病気の動物が出てきたので、正直読んでいて辛くてへこんだが、主人公がアフリカに行ってからは、日本とまるで違う文化の中に放り込まれたようで、不安ながら面白かった。現実味のある部分と、なんとも理解しがたい不思議さとが合わさっているけれど、この不思議さもまたアフリカにおいては現実か。ワールドカップサッカーで、敵チームに呪いをかけるとか、やってたもんなあ。

 森絵都『リズム』読了。

リズム.jpg

 自分が中学の頃こんなにしっかりしていたかと言われれば、まったく記憶にないが、きっともっとグダグダだ。そして、こんなに何もかもが滅びていく、時の流れは止められない、ということをきちんと意識したこともなかったに違いないと思う。せつない話だけれど、通過儀礼だよなあ。



人気ブログランキングへ

nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ: