うらやましがり

やっぱり秋は毛布ですよね（紋）

紋次郎、いい場所にいるね

秋口は、こんなのもいいね（レ）

お、入ってくれてるね、レオン君

あっちはまだちょっと暑いや（レ）

おねえさんのお古のセーター、まだ少し早いかな

　と、しばらくしてから籠を見ると……

肌触りがいいでち（マ）

マーリィ！　いつの間に……

　今度は夜。さすがに最近は日が落ちるとけっこう冷え込んできています。

セーター、いいわね（マ）

マーリィには色も合ってるね

でもぼく、さっきまで入ってたんですよ（レ）　にゃんのこと？（マ）

あーあ、乗っ取られちゃったね

どうせぼくなんか、新聞紙がお似合いさ（レ）

まあ、そうすねないで……

にゃにすねてるんでちか？（マ）

あ！　こら……

ちょっと猫マスターのお膝にでも載ってなさい！　ちぇ！（マ）

本当にいつまでもお転婆ねえ（ポ）

ったく、油断も隙もないなー（レ）

　何かと人のことがうらやましくなっちゃう年ごろなんでしょうか。レオン君、いろいろ乗っ取られて大変です。

タグ：マーリィ 籠 毛布 紋次郎 レオン ポン 猫マスター セーター

カラスに注意

ふーん、だ（マ）

いいから、早く入んなさい

さらわれて巣に連れていかれちゃったらどうするの？

そんなこと、ないもん！（マ）

　バルコニーのほうからカラスの鳴き声がギャーギャーして、しかもけっこう低く飛んでいるので、慌てて追い払い、マーリィを部屋の中に入れました。カラスが先かマーリィが先か、どうもどちらかが挑発した感じがするのです。

くわばら、くわばら（レ）

お兄ちゃん、ちゃんと見ててくれないとだめじゃん

マーリィ、あんまりカラスに近づいちゃダメだぞ（紋）　平気でちよ～（マ）

　いやいや、紋次郎兄さんくらいのがたいならまあさらわれることはないと思うけど、マーリィやレオン君ぐらいだとまだちょっと危なっかしい感じがします。今は営巣の時期ではないようですが、無用な挑発はやめてほしいなあ。

　おまけ　

土曜に買って帰った「燻りほや」

　美味しい～！　殻のところは食べられませんが、日本酒のあてにはバッチリでした。

タグ：マーリィ カラス 紋次郎 レオン

まさかのラノベ

　三浦しをん『政と源』読了。

　読みやすくて爽やかで、ぐいぐいと話が進むけれど、なんか軽すぎ……と思っていたら、まさかのコバルト小説。三浦しをんは幅広いなーと感心した。ラノベとはいえ、ちゃんと読ませる。
　ただ、ラノベ特有のあの少女マンガ挿し絵は嫌だなあ。こっぱずかしくて。

タグ：政と源 三浦しをん ラノベ コバルト

仙台は快晴

　汚いリュックにビニール傘一本といういでたちで深夜バスに乗り込んだおねえさん、いつものようにガーっと寝ているうちに仙台へ。着いてみたら、雨なんて全然ない。6時台の電車に乗れたので、そのまま実家に向かいます。
　実家には、前夜帰っていた弟がいて、例によって南三陸のボランティアに出かける車に乗せてもらうことに。とりあえず石巻駅前まで送ってもらいました。そこから、1時間に1本あるかないかという石巻線で女川駅に向かいます（所要時間は25分程度）。

女川駅。羽ばたくウミネコのイメージだそうです

　ここは、東日本大震災で壊滅的な打撃を受けて、坂茂さんの設計で作り直した駅舎です。石巻ー女川間も、前線が復活したのは今年の3月になってから。しかし、周りはまだまだなーんにもありません。駅の目と鼻の先はもう、海。

とりあえず駅前に箱モノを立てる計画はあって

今工事が進められています

近くの丘の上の医療センターにかかった看板

そのふもとの海を見下ろすところには

七十七銀行女川支店の被災者家族による慰霊碑が

　震災当日、支店の屋上に13名の行員が避難したものの、そのまま津波に呑まれて、死者・行方不明者12名という大惨事になっています。
　ここから見下ろす周辺は、至るところまだショベルカーが土盛りをしているばかりで、ほとんどまだ何もありません。

わずかに駅前に仕事関係の支援センターのような建物があるだけです

観光といっても、まだまだかなあ

駅前の足湯

　ところで、ここに来たのは、弟から「女川駅舎に温泉施設がくっついている」という情報をもらったためです。ゆぽっぽという温泉施設（9時～）が併設されていて、大人は500円で入れるのです。
　なんとなんと、朝一でそんなところに入りに行く女性は私一人、というわけで……

撮り放題でした

　温泉のお湯は、ぬるめでちょっとしょっぱい。何しろ貸切だったので、のびのび入れて、大変気持ちいい！　男性の方はなんとなく「鉄」系か？　という感じの人や地元の漁師さん風の方たちが入りに来ていました。

インテリアからしてシゲル・バンだな

休憩室。さすがに朝一でビールは飲みませんでした

靴箱のカギがお魚で可愛い

　さて、ひと風呂浴びて10時台の列車を待ち、そこからは電車を乗り継いで、仙石線中野栄駅へ。元は松島にあった水族館が、このたび「うみの杜水族館」としてこちらに新たにオープンしているのです。駅前の「ぜるこば」という食堂兼居酒屋みたいなところでまずは腹ごしらえ。

大漁海鮮丼（1000円）。けっこう安いと思う

　駅からはシャトルバスもあるのですが、時間が合わなかったので、てくてく15分歩いていきました。

全景

入り口を入ると

まずは、これ

入っていきなりホヤ水槽を下から見上げます

　地元の子供が、「お母さん、小さいね」と言っていました。確かにまだちょっと食べるには小さいねえ。

大水槽ではイワシがキラキラ

サバ。どこかのお爺さんが孫に、「うまそうだな」と言っていました

ギンザケ

カキ養殖。左は日本式、右はフランス式

この手のコーナーが充実していました

北の海なので、割と地味目ですが

見えつかくれつ変幻自在スパンコールの～

古池に飛び込んでいいものかどうか考えるカエル

私的にはやはり「ヤドクガエル」がいたのが大ヒット！

　青いヤドクガエルもいたのですが、こっちは撮り損ねちゃった。「やだ、きもちわるーい」とか騒ぐんだったら、展示に近寄るんじゃねえよ。

外にはペンギンと

イルカプール。お客さんのお試し訓練中です

お土産に買ったホヤマグネット

　けっこう面白かった。これはやはり、すし屋を併設すべきだな（確か、大洗のアクアワールドはあったはず）。
　この後、ボラ帰りの弟と合流して、母親の見舞いへ。なんとなく眠そうで反応が悪く、「進んだかな……」と思いましたが、パイナップルを食べさせたら、少ししゃきっとしたかも。相変わらずつぶやいている内容はよくわからないのですが、口調はさほど乱れてはいません。
　仙台、もっと寒いかなと思って薄いコートとストールを持っていったのですが、快晴になって暑くなってしまいました。ずっとこのくらいの気候だと楽なんですが、来月からはさすがにもっとぐぐっと冷え込むかなあ。

タグ：女川駅 温泉 石巻線 うみの杜水族館 帰省 見舞い 仙台

なるほど、と思ったけど……

　木下斉『稼ぐまちが地方を変える――誰も言わなかった100の鉄則』読了。

　
　会社主催のセミナーに出るためには、この本の感想文を書いてこい、なんてまた変なミッションがかかったので、読んでみた。面白いには面白いし、作者がすごく若いときから商店街再生等のまちづくりに関わってきた体験が非常によくわかる。政府からの補助金が、結局のところ自立の妨げになりこそすれ、決して町おこしの有用な手助け手段にはなっていないことなど、ふむふむ、とうなずくところが多い内容。でも、岩手・紫波町の「オガールプロジェクト」に作者が関わって、地域の人たちとともに頑張った記録のところで、全然「オガール」の意味が書かれていないのが気になった。当然、知ってるんだよね。知ってて、重要じゃないと思ってスルーしてるんだよね……でなければ、本当に関わったの？　地方の人たちと一緒にやったの？　と、疑いたくなってしまう。まあ、いいんですけど。

タグ：木下斉 オガールプロジェクト 稼ぐまちが地方を変える 新書

雨ですが

　昨夜からうちのあたりはけっこうな雨が降りました。おかげで、昨夜お稽古だった猫マスターは、洗った道着を部屋干しです。

ふーふーちようか？（マ）

いやあ、ちょっと吹いたって乾かないよ

　道着は、厚いので雨の日だとちょっとたいへんです。
　さて、雨ではありますが、今夜からまたちょいと帰省。

もう、トーホグは寒いんじゃない？（紋）

一応着込めるようにはしておくけどね

風邪ひかないようにね（レ）

そろそろレオン君の毛皮も冬支度だね

　そういえば、2012年の10月3日、実家の庭で子猫の泣き声がすると民生員さんからいきなりお電話をもらって、そのまま庭に入ってもらって救助された子猫がレオン君でした。その後弟の帰省ついでに連れてきてもらって、ブログ初登場は10月9日でした。もう3年経ったんだね。うちに来たときはマーリィよりも小さかったんだなあ（しみじみ）。

タグ：紋次郎 マーリィ レオン 帰省

すべては漂う

　津村記久子『エヴリシング・フロウズ』読了。

　あ、そうか。『ポトスライム～』の人か、とおもいだすのがえらく遅かった。こんな作風だったっけ、と思ったり。
　すごく面白かったけど、なんかみんな、冷めてるなあ。
　あの頃は、何もかもが漂って行ってしまうのが怖くて、必死で止めたい思いで一杯だったような気がするのになあ。そんな視線だけれど、登場人物の心の動きや成長がしっかり描かれていて、やっぱり傑作だなあ。

タグ：津村記久子 エヴリシング・フロウズ

恒例行事

　今年も日が落ちると適度に肌寒くなってきて、この季節は恒例の会社行事「徒歩帰宅訓練」の実施月間です（9月～10月）。今年も会社を出て、家に向かって5キロ歩きま～す！！　ずんかずんかずんかずんか……　そしてラストスパート！

目的地到着。わーい！　二人座れたぞ！！

名物レバかつ（1本130円）

コブ刺し（コブクロね）

見た目は似てるがガツ刺しと小松菜の山椒和え

名物もつ焼きは1本100円！

　いつ行ってもごっちゃごちゃに混んでいますが、ぎゅうぎゅうでも席さえあればこっちのものなのです。常に優秀な中国人スタッフが、狭い店内の中をくるくる回って、きっちりいい仕事をしています。ポテサラを頼んだら、「今日はないけど、マカロニサラダはどう？」と来る。で、それがまた美味いんだな。こういう子たちならグランドハイアットでも活躍できると思うけど。
　生レモンサワーに、5キロ歩いた疲れも吹っ飛びます……って、もはや目的はこの一杯でしかないというか……本末転倒ですが、火曜日に決行し、ちゃんと翌水曜日は会社のDBに「徒歩訓練実施記録」を打ち込むおねえさんなのでした。

タグ：徒歩帰宅訓練 もつ焼き レモンサワー

旗好き

ほどいちゃダメだよー

　祝日は旗好きの猫マスターがバルコニーに国旗を立てますが、最近はマーリィも別な意味で気にっているようです。

タグ：マーリィ 国旗

懲りない娘

　連休、真ん中の私の出社日は雨が降ったのですが、前後はまずまず涼しくていいお天気でした。猫たちも晴れればバルコニーで遊びたがりますが……

あ！　こら！！

一度死ぬような目にあったくせに、まだまだ懲りないお嬢さん……

　バルコニーのフェンスにネットを張って脱走（転落）防止措置を講じたのですが、トレリスをよじ登ってフェンスを越える方法を編み出したマーリィです。直接危ないところに行っているわけではないのですが……まったくもう！　落ちた時よりも成長はしていますが、突風やカラスなど心配なことも多いので、出ないでほしいんだけど。

とう！（マ）　あ、やったな！（レ）

許さん！（レ）

何の！（マ）

げむげむげむ！（マ）　ぐは！（レ）

どかどかどか！（レ）

ぜんっぜん、平気でち（マ）　こいつ……（レ）

　体の大きさがレオン君と変わらなくなってきたし、洋猫の血を引くマーリィの方が腕なんかたくましく見えます。というわけで、体力・運動神経的にはもう子猫ではないと思うのですが……。ただ、目の白濁部分の視野が若干狭いように思うので、そこだけが心配の種です。

タグ：レオン マーリィ バルコニー トレリス