冬至に爪切り [猫]
昨夜は冬至でした。とはいえ、夜の帰り道もずいぶんと温かい感じで、あまりそんな感じもしないのですが。
帰りにスーパーに寄ってかぼちゃを買ったら、レジで私の前に、柚子を2個握りしめた少年が並んでいました。お使いかなあ。
爪切りの時も、ポンちゃんが協力してくれています。あんた、本当に(歳とともに?)丸くなったねえ。
前にいただいたゆずで、柚子湯
かぼちゃのミルク煮もつくったぞ
帰りにスーパーに寄ってかぼちゃを買ったら、レジで私の前に、柚子を2個握りしめた少年が並んでいました。お使いかなあ。
おねさん、いいにおいでち(マ)
マーリィは柑橘系も平気なのか。ところで、そろそろ……
お爪、切ってあげた方がいいんじゃない?(ポ)
そうねえ
猫マスターが切ってくれるよ
あらあら、よかったわね(ポ)
おとなしくしてなさいよ(ポ) やーん(マ)
ちょっとの辛抱だからね(ポ) はあい(マ)
爪切りの時も、ポンちゃんが協力してくれています。あんた、本当に(歳とともに?)丸くなったねえ。
「あの夜」を書いた作家による東北 [本]
彩瀬まる『桜の下で待っている』読了。
『暗い夜、星を数えて――3・11被災鉄道からの脱出』を書いた作家による、東北の物語。本当にあの日、東北の列車に乗っていた作者だからこその思い入れもあるのかもしれない。
東北新幹線で福島から花巻までをさかのぼっていく短編集。新幹線の売り子さんの視点を書いたりしているのが、なかなか新鮮だし、福島に嫁ぐ女の子の話なんかがじーんとしてしまった。福島は、「フクシマ」じゃないんだよな、やっぱり。
『暗い夜、星を数えて――3・11被災鉄道からの脱出』を書いた作家による、東北の物語。本当にあの日、東北の列車に乗っていた作者だからこその思い入れもあるのかもしれない。
東北新幹線で福島から花巻までをさかのぼっていく短編集。新幹線の売り子さんの視点を書いたりしているのが、なかなか新鮮だし、福島に嫁ぐ女の子の話なんかがじーんとしてしまった。福島は、「フクシマ」じゃないんだよな、やっぱり。
法事の日曜日 [イベント]
土曜日の夜に新宿から深夜バスに乗り、翌日曜は法事でした。伯父の三回忌と伯母の十三回忌。こんな暮れも押し迫ったとんでもない日程になったのは、お二人の孫夫婦の予定に合わせたようなのですが……二人ともウィンタースポーツに関わる仕事をしているので、なかなか忙しいんだなあ。優しかったおじいちゃん、おばあちゃんのご法事だから、やっぱり出たいよね。姪、甥である我々きょうだいもずいぶんお世話になったのです。
今回乗ったバスは、仙台駅東口に早朝5時半に到着。さすがにこの季節は真っ暗なんだよね。幸い、地面が凍って滑ったりということはありませんが。
お寺でお経を読んでもらった後は、会食です。久々に母校(高校)近くに行って、うなぎ屋さんでお昼でした。
母校のキャンパスには相変わらず古い建物が残っていましたが、もう門柱に掛かった校名が違うのです。まさかねえ、あの世間に対して突っ張った女子高が、共学になるなんて……隔世の感です。
天気がよかったせいもあるけれど、12月の仙台の寒さにしちゃ、ぬるい……まさか、この暖かさに桜も狂い咲きなのでしょうか。
食事後は弟と一緒に車で母の施設に見舞いに行き、その後新幹線で帰途につきました。
1泊の留守の間は猫マスターがレオン君にお薬を飲ませておいてくれたのですが、ステロイドにしたら効いているみたい。
うちのマーリィちゃんの出身施設である相模原の「たんぽぽの里」さんにオリジナルカレンダーを予約していたのが、ようやく届きました。
カレンダーの上に置かれたはがきですが、これはうれしい知らせ。去年の5月に一度ボランティアに行った、福島県三春の動物シェルターが、今年12月末に閉鎖の運びとなったというお知らせ。その理由は、収容していた犬猫すべてを返還・譲渡することができたから! 平成23年の開所から4年間、ボラの人たちは本当に頑張ったんだなあ。
ボランティア施設の様子はあまり写真はありませんが、三春シェルターの周りの様子のわかる去年の記事は、こちら(http://6cats.blog.so-net.ne.jp/2014-05-19)。
訪ねた時には病気の子もたくさんいたから、亡くなってしまった子もいたかもしれませんが、ともかく、みんな懐かしい人の元や、新しい家族のところに行くことができたんだろうな。しばし、幸せな気持ちになりました。
六本木はけやき坂の夜景。今年は赤のイルミネーションか
朝6時前の仙台駅。こちらもきれいなツリーがありました
今回乗ったバスは、仙台駅東口に早朝5時半に到着。さすがにこの季節は真っ暗なんだよね。幸い、地面が凍って滑ったりということはありませんが。
家の庭では山茶花? 椿? が満開でした
お寺でお経を読んでもらった後は、会食です。久々に母校(高校)近くに行って、うなぎ屋さんでお昼でした。
母校のキャンパスには相変わらず古い建物が残っていましたが、もう門柱に掛かった校名が違うのです。まさかねえ、あの世間に対して突っ張った女子高が、共学になるなんて……隔世の感です。
うなぎ屋さんの駐車場近くで
こ……これって、桜だよねえ!
天気がよかったせいもあるけれど、12月の仙台の寒さにしちゃ、ぬるい……まさか、この暖かさに桜も狂い咲きなのでしょうか。
食事後は弟と一緒に車で母の施設に見舞いに行き、その後新幹線で帰途につきました。
夕食にはちょっと早かったので、車中ではこんなもんです
1泊の留守の間は猫マスターがレオン君にお薬を飲ませておいてくれたのですが、ステロイドにしたら効いているみたい。
ご飯が美味しいよ(レ)
よしよし、食欲も旺盛だね
ぼくも快調です(紋)
紋次もお口の痛みが今はないみたいだね
女子チームも、猫マスターの言うことをよく聞いていい子にしていたね
うちのマーリィちゃんの出身施設である相模原の「たんぽぽの里」さんにオリジナルカレンダーを予約していたのが、ようやく届きました。
施設にいた子たちの写真がいっぱい。手作り感満載です
カレンダーの上に置かれたはがきですが、これはうれしい知らせ。去年の5月に一度ボランティアに行った、福島県三春の動物シェルターが、今年12月末に閉鎖の運びとなったというお知らせ。その理由は、収容していた犬猫すべてを返還・譲渡することができたから! 平成23年の開所から4年間、ボラの人たちは本当に頑張ったんだなあ。
ボランティア施設の様子はあまり写真はありませんが、三春シェルターの周りの様子のわかる去年の記事は、こちら(http://6cats.blog.so-net.ne.jp/2014-05-19)。
訪ねた時には病気の子もたくさんいたから、亡くなってしまった子もいたかもしれませんが、ともかく、みんな懐かしい人の元や、新しい家族のところに行くことができたんだろうな。しばし、幸せな気持ちになりました。
珠玉のオムニバス [本]
縄田一男編『吉原花魁』読了。
隆慶一郎、宇江佐真理(惜しい方を……)、藤沢周平など、豪華な布陣による吉原小説オムニバス。どれもこれも面白く、いずれ劣らぬ出来栄え。遊郭を描いているけれど、その中に恋愛もあれば女の意地もあって……大当たりでした。
渡辺淳一『阿寒に果つ』読了。
初期の小説。古いといえば古いけれど……天才的でコケティッシュな美少女に男たちが振り回されるという構図は今も昔も変わらない。女からすれば、神秘の美少女の化けの皮がだんだんとはがれていくのは、ちょっと意地悪な気持ちで面白いかも。
隆慶一郎、宇江佐真理(惜しい方を……)、藤沢周平など、豪華な布陣による吉原小説オムニバス。どれもこれも面白く、いずれ劣らぬ出来栄え。遊郭を描いているけれど、その中に恋愛もあれば女の意地もあって……大当たりでした。
渡辺淳一『阿寒に果つ』読了。
初期の小説。古いといえば古いけれど……天才的でコケティッシュな美少女に男たちが振り回されるという構図は今も昔も変わらない。女からすれば、神秘の美少女の化けの皮がだんだんとはがれていくのは、ちょっと意地悪な気持ちで面白いかも。
インドア土曜日 [猫]
土曜日は、寒いのでほとんど家から出ずに過ごしました。
さて、寒くて出かけたくないので、お昼ごはんも冷凍庫にあった鶏肉をつかって……
見栄えの良い盛り付け方はできませんでしたが、簡単で美味しかった。かつてマレー半島でいっぱい食べ歩いた海南鶏飯(シンガポールチキンライス)とは別物ですが、まあこれはこれで簡単で美味しかったので、まあよし。自分でも作れそうではありますが。
さあて、今日はゆっくり家で過ごしましたが、今晩から深夜バスで帰省。明日、法事なのです。暮れも押し迫った12月20日に法事をぶっこむとは……お寺が空いていたのかしら。
溺愛猫的女人さん、ありがとう(紋)
たぶん、それはそういうふうに使うんじゃないかと……
こっちも、気持ちいいよ(レ)
この使い方は合ってるよね。ふみ、ふみ……
あら、カーテンからしっぽ
ぽかぽかでち(マ)
マーリィは日向ぼっこです
さて、寒くて出かけたくないので、お昼ごはんも冷凍庫にあった鶏肉をつかって……
この間スーパーでこんなのを買ったのです
鶏肉は切って塩を軽くも見込むだけ。素と水と米をよく混ぜた上に載せます
炊き込みモードで炊くだけ。簡単だなあ
見栄えの良い盛り付け方はできませんでしたが、簡単で美味しかった。かつてマレー半島でいっぱい食べ歩いた海南鶏飯(シンガポールチキンライス)とは別物ですが、まあこれはこれで簡単で美味しかったので、まあよし。自分でも作れそうではありますが。
さあて、今日はゆっくり家で過ごしましたが、今晩から深夜バスで帰省。明日、法事なのです。暮れも押し迫った12月20日に法事をぶっこむとは……お寺が空いていたのかしら。
ガラ悪すぎ [映画]
セス・マクファーレン監督『テッド』を観る。
ほかの国のことだからいいが、こんなにばんばん葉っぱ吸っていて怒られないのか、と思う。英語はわからないけれど、翻訳でこれだから、相当なこと言っているんだろうなあ。ひねったファンタジーとしてはけっこう面白いかも。
ほかの国のことだからいいが、こんなにばんばん葉っぱ吸っていて怒られないのか、と思う。英語はわからないけれど、翻訳でこれだから、相当なこと言っているんだろうなあ。ひねったファンタジーとしてはけっこう面白いかも。
週末はマグロパーティ [猫]
ようやく、週末です。ああ、くたびれた。
で、今日はきっと世の中みーんな忘年会の日ということで、猫マスターは職場の忘年会です。おねえさんはといえば、今の職場はそういうのなくなっちゃったんで……にゃんずと一緒に宴会かな。
8時過ぎのスーパーの半額になったマグロのお刺身でしたが、にゃんずは大喜びしてくれました。あんまりみんなパクパク食べるので、おねえさん分は二切れだけでしたが……みんなに喜んでもらえれば、おねえさんはそれでいいさ。
レオン君が食欲があるのがうれしくて……
で、今日はきっと世の中みーんな忘年会の日ということで、猫マスターは職場の忘年会です。おねえさんはといえば、今の職場はそういうのなくなっちゃったんで……にゃんずと一緒に宴会かな。
やだ、おいしーこれ(ポ)
むぐむぐ(紋)
なんでその体制に……
美味しいでち(マ) うまあ!(レ)
8時過ぎのスーパーの半額になったマグロのお刺身でしたが、にゃんずは大喜びしてくれました。あんまりみんなパクパク食べるので、おねえさん分は二切れだけでしたが……みんなに喜んでもらえれば、おねえさんはそれでいいさ。
レオン君が食欲があるのがうれしくて……
昼間は猫マスターがおやつをあげたり
みんなで、スーパーのチラシを見ているわけではありません
レオン君、モリモリ食べようね
食べて寝て、ゆっくり養生してください
ところで今年は珍しく、昨年のシクラメンが生き残りました
葉っぱの間にはなんと、つぼみも!
何色だっけ……ピンクだったかなあ
文章力 [本]
原田マハ『キネマの神様』読了。
いい話だったなあ。映画マニアならさらにグーッと来るのだろうけれど、そこまでマニアックな映画タイトルばかり連発していないのもまあ好感が持てる。エンタメとしては相当よくできている。それにしても、作者の文章力! みんなそうでもないけれど、元キュレーターの面目躍如か。
いい話だったなあ。映画マニアならさらにグーッと来るのだろうけれど、そこまでマニアックな映画タイトルばかり連発していないのもまあ好感が持てる。エンタメとしては相当よくできている。それにしても、作者の文章力! みんなそうでもないけれど、元キュレーターの面目躍如か。
ぺたんとしているけど [猫]
あら、おねむね(ポ) (レ)
おや、ぺたんとしてるね
レオン君、肺が楽なのか、最近こういう寝方が多いです
お、起きたね
おはよう、おねえさん(レ)
おう、おはよう
溺愛猫的女人さんにいただいたキッカー(?)、なんか枕にしてます
もこもこクッションはみんなに大人気
もちろん、猫マスターのお膝も人気では負けてませんが
ポン姐さんがやさしいので、マーリィは幸せだね
おやおや、お爪が伸びてますよ
そんなことないでち(マ)
週1くらいのペースで病院通いではあるものの、レオン君今のところ何とかなってます。大暴れはできなくなったけど、こんなふうに穏やかに過ごせていければいいよね。
ぼくも最近、調子いいよ(紋)
甘えん坊は相変わらずだけどね
紋次郎、先日病院でステロイド注射をしていただいてからは、ちゃんとご飯を食べられています。カリカリをお湯でふやかして食べやすくしたものも、昼間にきちんと食べているようです。ただ、口内炎がひどかった時にご飯を食べてよほど痛い思いをしたのか、いまだに食べ始めに用心深くなっています。おねえさんが缶詰ご飯を指に浸けて鼻先に持っていってやると、まず匂いを嗅いでからぺろぺろなめて、そこから勢いがついて自分で食べるようになります。
ただ、そんなふうにスロースターターをやっていると、自分の分のご飯をいち早く平らげたマーリィが攻めてくるんだよねえ……
あんたはホントに食いしん坊だねえ
かわいいからいいんでち(マ)
そんなこと言ってるけど、いつまでも若くないのよ(ポ)
ホントよねー
生き方の本だった [本]
しりあがり寿『表現したい人のためのマンガ入門』読了。
漫画の描き方を具体的に説明している本ではなかった。というか、しりあがり寿がこれまでどんなふうにマンガ家とサラリーマンを両立させてきたか、そしてその中で得た哲学というか、生き方のコツだったり悩みだったりをつづった本。それなりに面白かったけれども、このタイトルからは内容の想像はつかないな。
佐藤賢一『剣闘士スパルタカス』読了。
すらすら読めて、また、登場人物の名前のせいか、北斗の拳の世界を思わせる(劇画調というか)。ユリアもいるし。ローマの退廃、そして奴隷とされて反発を感じながらも、そのあまりに高い文明の中で従わされている他の貧しい民族であるトラキア、ガリア、ギリシャという構図。筋肉モリモリ小説だが、悲しみも深い。
平田俊子『二人乗り』読了。
何とも自由な(と思える)恋愛小説三本。というか、連作短編かな、こういうのも。
それぞれひどい目にあってはいるけれど、ある程度歳ををった人たちが、自分の心のままに自由に恋愛をしている、妙な開放感のある話。面白かった。
漫画の描き方を具体的に説明している本ではなかった。というか、しりあがり寿がこれまでどんなふうにマンガ家とサラリーマンを両立させてきたか、そしてその中で得た哲学というか、生き方のコツだったり悩みだったりをつづった本。それなりに面白かったけれども、このタイトルからは内容の想像はつかないな。
佐藤賢一『剣闘士スパルタカス』読了。
すらすら読めて、また、登場人物の名前のせいか、北斗の拳の世界を思わせる(劇画調というか)。ユリアもいるし。ローマの退廃、そして奴隷とされて反発を感じながらも、そのあまりに高い文明の中で従わされている他の貧しい民族であるトラキア、ガリア、ギリシャという構図。筋肉モリモリ小説だが、悲しみも深い。
平田俊子『二人乗り』読了。
何とも自由な(と思える)恋愛小説三本。というか、連作短編かな、こういうのも。
それぞれひどい目にあってはいるけれど、ある程度歳ををった人たちが、自分の心のままに自由に恋愛をしている、妙な開放感のある話。面白かった。