そして、退院！

　紋次郎、昨日の夜退院しました。おねえさん、一時間仕事を早く切り上げて病院へ。猫マスターと合流して、お迎えです。
　幸い病院は空いていて、すぐに引きとることができました。先生の説明によると、縫合の糸が残っているけれど、吸収性なのでじきに溶けたり勝手に取れたりするので、気にしないこと。ひどい炎症の部分はレーザーで焼いたところもあるので、ちょっと白っぽく見えること。インターフェロンやステロイドの注射を打っているので、まあしばらくはこれも効いているでしょう……など。とにかく、もう食べられるはずなので、これで様子を見て、一週間後くらいにまた連れてきてみてください、ということでした。
　帰りにマグロのお刺身を買って、退院祝いにみんなで食べたのですが、意欲はあれど、紋次郎、ちょっとやっぱりお口が気持ち悪いみたい……数切れしか食べませんでした。缶詰ご飯もまだ二、三口食べてやめちゃったし……

あ、猫マスターが男子猫にもモテてる！

翌朝の紋次郎は、まだちょっと勢いがありませんでしたが……

帰りが遅くなったおねえさんに届いたメールの添付写真

猫マスターのお給仕で、7割方ご飯を平らげたそうです

早く顎の毛が生えるといいね

やっぱりおうちはいいにゃ～（紋）

そうか、そうか

生まれて初めて（？）爪も切ってもらったし……

少しずつだけど、絶品懐石も食べられたね

　レオン君のいないお家に、紋次郎が戻ってきて、寂しい中にもまたちょっと活気が戻りました。

猫マスターのプリントしてくれたレオン君の遺影とマーリィ

兄ちゃんのそばは落ち着くわあ（マ）

可愛い写真じゃない（ポ）

ね

じゃ、あたしもちょっと添い寝したげる（ポ）

ポンちゃん、やさしいね

　おまけ　

昨日の残りのお刺身を……

　先ほど出したら、紋次郎も美味しくいただけました。だいぶ本調子になってきたようです。この勢いで、元気になろうぜ！
　

タグ：刺身 マーリィ レオン 紋次郎 退院 遺影 マグロ

知られざる立役者

　牧村健一郎『日中をひらいた男 高碕達之助』読了。

　国貿促の機関紙に紹介されていた本は当たりはずれがあるが、これは案外面白かった。というか、日中外交史の中では割と知る人ぞ知るというか……缶詰技術者から外交官になった人の話。昔は本当にこういう「国際的野武士」ともいうべき人がいたんだなあ。

タグ：牧村健一郎 日中をひらいた男 高碕達之助 日中外交史 ノンフィクション