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お馴染北海道ミステリ等 [本]

 東直己『鈴蘭』読了。

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 この人の本を読むと、単純だが北海道に行きたくなる。北海道新幹線はつながるものの、やっぱり車の世界だなあ、とは思うけど。
 ちょっと何か、本筋にがっちり関わらない登場人物が多すぎて、群像劇としては面白いけれど、なんか散漫なような。集中して読まなかったのがいけないのかもしれないけど。

 大江健三郎『二百年の子供』読了。

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 うーん、面白くない。というか、よくわかんないこの構造。頭が悪くてついていけないのか、これがファンタジー小説っていうのも、言われてわかるというか。ダメだあ。

 伊坂幸太郎『チルドレン』読了。

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 連作短編(というか、集めたらそうなったという作品集)。いつもながら、何とも不思議なキャラクターが作り出されていて面白い。で、彼の描く仙台って、いつもありそうでない仙台だと思う。なんか、うまく表現できないけれど、自分の知らない仙台が読めるのも面白いような、不思議なような。


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