映画を先に見たが [本]
ベルハルト・シュリンク『朗読者』読了。
これに関しては、映画を先に見ている。ケイト・ウィンスレットの凄艶だったスティーブン・ダルドリー監督『愛を読む人』。やっぱりこの順番だと、主人公たちが映画の役者のイメージでしか出てこなくなるのだけれども、映画もよくできていたので、いいと思う。静かで、そしてとても悲しい話。ギュンター・グラスかベルハルト・シュリンクか、みたいな書かれ方を後書きでされていたけれど、うなずける。ほかにそんなにドイツ文学って知らないけど。
これに関しては、映画を先に見ている。ケイト・ウィンスレットの凄艶だったスティーブン・ダルドリー監督『愛を読む人』。やっぱりこの順番だと、主人公たちが映画の役者のイメージでしか出てこなくなるのだけれども、映画もよくできていたので、いいと思う。静かで、そしてとても悲しい話。ギュンター・グラスかベルハルト・シュリンクか、みたいな書かれ方を後書きでされていたけれど、うなずける。ほかにそんなにドイツ文学って知らないけど。
大きくなっても [猫]
ようやく三連休。金曜日は午後から出社して、なんとか定時上がり。昨日は耳がよく聞こえていたのですが、今日はふらつかないけど、どうもいかんなあ。というわけで、連休とはいえおとなしくしているおねえさんですが。
先週病院に行ったときには、体重が3キロになっていたからね。うちに来たころから比べたら、倍以上かなあ(ちゃんと測ってないけど……)。
今日あたりは台風が荒れ狂うのかと思ったら、まだ大丈夫みたいですね。耳って、低気圧とかの影響も受けるみたいだから、嫌だけどなあ。せいぜい安静にしよう。
おねえさん(ラ)
今日はお家にいるの、うれしいな(ラ)
ゴロゴロ……(ラ)
それにしても、ライチは大きくなったね
先週病院に行ったときには、体重が3キロになっていたからね。うちに来たころから比べたら、倍以上かなあ(ちゃんと測ってないけど……)。
あたしから見れば、まだまだ子供だけどね(マ)
マーリィねえたんはそう思うかね
ほらほら、髪が乱れてるわよ、ぺろぺろ(マ)
むぐむぐ……(マ)
はい、仕上げ!(マ)
お返しするでち(ラ)
あら、ありがと(マ)
へー、案外やるじゃん(マ) お返ししたよー(ラ)
ちょっとは成長したかな(マ)
今日あたりは台風が荒れ狂うのかと思ったら、まだ大丈夫みたいですね。耳って、低気圧とかの影響も受けるみたいだから、嫌だけどなあ。せいぜい安静にしよう。
階段好き [猫]
さて、月、火、水と3日休んで出社しました。
あれだけめまいがあるとか耳が聞こえにくいとか言ったのですが、上司の言葉は「風邪?」。絶句していたら、周りが見かねて、「メニエールかもしれませんよ」「過労ですよ、過労」などと援護射撃してくれました。それでもなお、「風邪はやってるみたいだしねえ……」とか言い募っていましたが、まー、みんなが狂ったように忙しかった時に、すっぱーんと1週間以上も夏休み取ってた人だからねえ……同僚にはその手の病気の経験者が多いので、わかってくれるのでまあいいです。
さすがに定時には上がれませんでしたが、それでもそこそこ早く帰ってきたおねえさん、にゃんずにご飯を食べさせ、投薬し、自分もお薬を飲んでさっさとお風呂に入りましょうと階段を下りかけたら……
何が楽しいのか、しばらく二匹でそうしていました。何を話しているものか、不思議なにゃんこきょうだいです。
あれだけめまいがあるとか耳が聞こえにくいとか言ったのですが、上司の言葉は「風邪?」。絶句していたら、周りが見かねて、「メニエールかもしれませんよ」「過労ですよ、過労」などと援護射撃してくれました。それでもなお、「風邪はやってるみたいだしねえ……」とか言い募っていましたが、まー、みんなが狂ったように忙しかった時に、すっぱーんと1週間以上も夏休み取ってた人だからねえ……同僚にはその手の病気の経験者が多いので、わかってくれるのでまあいいです。
さすがに定時には上がれませんでしたが、それでもそこそこ早く帰ってきたおねえさん、にゃんずにご飯を食べさせ、投薬し、自分もお薬を飲んでさっさとお風呂に入りましょうと階段を下りかけたら……
ん?
フラッシュたいたらこんな感じ
ちょっと邪魔なんだけど……
何してんだろ
階段に横になって……
手すりの下から首を突き出しています
何が楽しいのか、しばらく二匹でそうしていました。何を話しているものか、不思議なにゃんこきょうだいです。
映画のようだけれども [本]
月村了衛『土漠の花』読了。
ハリウッド映画みたいなスピード感で、面白いっちゃ面白い。あくまで非現実的な話と思っておけばいいのだろうけれど、たぶんこんな目にあいたくて入隊する人はそんなにいないと思う。
ハリウッド映画みたいなスピード感で、面白いっちゃ面白い。あくまで非現実的な話と思っておけばいいのだろうけれど、たぶんこんな目にあいたくて入隊する人はそんなにいないと思う。
おねえさん療養中 [猫]
今朝はだいぶ調子がよかったのですが、大事を取ってもう一日お休みさせていただくことにしました。めまいはだいぶ落ち着き、左耳の聴力もほぼ回復したといっていいと思う。雨が上がって、ご近所にリハビリでお買い物に出ましたが大丈夫みたいだし。
これは看護にゃん詰所での様子ですが、おねえさんが寝室に引っ込むと……
なんて男子看護士さんたちは、付き添ってくれて、なかなか世話焼きです。
と、女子はけっこうクールですが。
昨日は本当に、ちょっと起き上がっただけでくらくら来てどうなることかと思ったのですが、今日になってだいぶ落ち着いてきました。明日くらいから出社して慣らし運転だな。
紋次郎、伸び縮みが顕著なので、とてもわかりやすいです。とはいえ最近きちんとステロイドの錠剤も飲めているし、いい感じなんだよね。
何しろうちにはこんな看護にゃん部隊が控えています
(紋)
く、苦しくないの?
これは看護にゃん詰所での様子ですが、おねえさんが寝室に引っ込むと……
お熱測りましょうか?(紋)
ぼくもついてるでち!(ラ)
なんて男子看護士さんたちは、付き添ってくれて、なかなか世話焼きです。
緊急の時には……(ポ)
ナースコール押してね(マ)
と、女子はけっこうクールですが。
癒されまちか?(ラ)
一番新米の看護士さんは、植栽の手入れも担当
昨日は本当に、ちょっと起き上がっただけでくらくら来てどうなることかと思ったのですが、今日になってだいぶ落ち着いてきました。明日くらいから出社して慣らし運転だな。
おまけ
調子のいい紋次郎
少しお口の痛い紋次郎
紋次郎、伸び縮みが顕著なので、とてもわかりやすいです。とはいえ最近きちんとステロイドの錠剤も飲めているし、いい感じなんだよね。
療養中に数冊 [本]
おとなしく寝ているのも3日目ともなって、けっこう調子も上がってきて、本読んだりしてしまった。
坂木司『坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー』読了。
通訳の仕事で食べ損なった黄身時雨をまた思い出して悔しくなってしまった。まあ、通訳が和菓子をもぐもぐしていたら仕事にならないけど。全部美味しそう。やっぱり、『夜市』の恒川さんの作品がひときわ心に残るなあ。
篠原勝之『走れUMI』読了。
こうであってほしかった父親、祖父を描いた児童小説なのかなあ。そう思うとせつないけれども、いい小説だと思った。少し泣けた。
沢木耕太郎『旅の窓』読了。
フォトエッセイなので、どうということもないけれど、こういうのって自分でも書いてみたくはある。写真が雄弁でない分、文章力が必要になるけれど。
乙一『死にぞこないの青』読了。
怖い、怖い、怖い。ホラー小説で、ただただ怖がっていたけれども、Amazonのレビューなんか見ると、けっこう共感している人がいたりして。こういう教師って、本当にいるのか。いそうでいないように思っていたけど、やはり人間は怖いな。
坂木司『坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー』読了。
通訳の仕事で食べ損なった黄身時雨をまた思い出して悔しくなってしまった。まあ、通訳が和菓子をもぐもぐしていたら仕事にならないけど。全部美味しそう。やっぱり、『夜市』の恒川さんの作品がひときわ心に残るなあ。
篠原勝之『走れUMI』読了。
こうであってほしかった父親、祖父を描いた児童小説なのかなあ。そう思うとせつないけれども、いい小説だと思った。少し泣けた。
沢木耕太郎『旅の窓』読了。
フォトエッセイなので、どうということもないけれど、こういうのって自分でも書いてみたくはある。写真が雄弁でない分、文章力が必要になるけれど。
乙一『死にぞこないの青』読了。
怖い、怖い、怖い。ホラー小説で、ただただ怖がっていたけれども、Amazonのレビューなんか見ると、けっこう共感している人がいたりして。こういう教師って、本当にいるのか。いそうでいないように思っていたけど、やはり人間は怖いな。
遊び過ぎか…… [猫]
ここのところ、仕事も激務だったけれども、それ以上に週末ごとに遊んでばっかりいたもので、若くもないおねえさん、とうとう体にガタがきました。
土曜日は午前中に紋次郎、ポンちゃんを病院に連れていき、一度戻って出社し、22時15分まで勤務(お当番の終了時間です)。その間もけっこう重大なトラブルがあって、バタバタでした。
日曜日は、午前中にライチ君の病院。朝、キャリーバッグを用意していたら、ちょうど本猫がおトイレに駆け込んでびちびちやってくれたので、埋めている途中で遮って検便を採ることができました。調べていただくと、便からは何も検出されなかったのですが、お尻の方からは原虫トリコモナスがうようよ! これから投薬です。「仲良しの子も移ったかも」というので、マーリィ姉ちゃんの分もお薬をいただいて帰りました。
その後近くで整体マッサージを20分ほど受けて、近所に昼飯を食べに行ったところで異変! グラングランとこれまで経験したこともないようなめまいが! 食事も吐くし、とても立っていられないので、食堂の人が救急車を呼んでくれて、救急搬送。初めて自分のことで救急車に乗りました!
検査の結果、脳関係は特に何でもないのですが、もしかすると耳鼻科系に問題があるのかということで、めまい止めと嘔吐度目のお薬をいただいて帰されました。
今日は一日休んで病院へ。日曜日の仕事帰りあたりから、ちょっとなんだか耳鳴りがするなあと思っていたのですが、調べてみたら、思った通り左耳の聴力が落ちているみたい。もしかすると突発性難聴かしら。
お医者さんに、「寝不足とかストレスとかそういうのが耳には大きく影響しますからね」と言われましたが、そうなんでしょうなあ。年を取るまでは無理が効いたのでしょうが……まあ、明日は休むわけに行かん仕事もあるので、今日はとりあえずゆっくりさせてもらうことにしました。
階下の寝室で寝ていると、「カラーン、カランカランカランカラン ……」と音。何かしら?
なんというか、まだ薬が切れるとくらっとくるおねえさんです。さっさと治さないといけないんだけどなあ。
土曜日は午前中に紋次郎、ポンちゃんを病院に連れていき、一度戻って出社し、22時15分まで勤務(お当番の終了時間です)。その間もけっこう重大なトラブルがあって、バタバタでした。
日曜日は、午前中にライチ君の病院。朝、キャリーバッグを用意していたら、ちょうど本猫がおトイレに駆け込んでびちびちやってくれたので、埋めている途中で遮って検便を採ることができました。調べていただくと、便からは何も検出されなかったのですが、お尻の方からは原虫トリコモナスがうようよ! これから投薬です。「仲良しの子も移ったかも」というので、マーリィ姉ちゃんの分もお薬をいただいて帰りました。
虫さん、いたの?(ラ)
ショック……(ラ)
ごめんね、早く調べればよかったね
その後近くで整体マッサージを20分ほど受けて、近所に昼飯を食べに行ったところで異変! グラングランとこれまで経験したこともないようなめまいが! 食事も吐くし、とても立っていられないので、食堂の人が救急車を呼んでくれて、救急搬送。初めて自分のことで救急車に乗りました!
検査の結果、脳関係は特に何でもないのですが、もしかすると耳鼻科系に問題があるのかということで、めまい止めと嘔吐度目のお薬をいただいて帰されました。
今日は一日休んで病院へ。日曜日の仕事帰りあたりから、ちょっとなんだか耳鳴りがするなあと思っていたのですが、調べてみたら、思った通り左耳の聴力が落ちているみたい。もしかすると突発性難聴かしら。
お医者さんに、「寝不足とかストレスとかそういうのが耳には大きく影響しますからね」と言われましたが、そうなんでしょうなあ。年を取るまでは無理が効いたのでしょうが……まあ、明日は休むわけに行かん仕事もあるので、今日はとりあえずゆっくりさせてもらうことにしました。
階下の寝室で寝ていると、「カラーン、カランカランカランカラン ……」と音。何かしら?
あら?
なんだっけ、これ
落としちゃった……(マ) ちゃんと拾うのよ(ポ)
あー、ダスキンのちっちゃいモップか
その後はみんなでおねえさんのお昼寝にお付き合いしてくれました
それにしても、手ごわいのはこの子です
……(紋)
お薬なんか、絶対飲まないもん!(紋)
まあ、そういうなよ
なんというか、まだ薬が切れるとくらっとくるおねえさんです。さっさと治さないといけないんだけどなあ。
軽くお色気時代劇 [本]
高橋義夫『艶福地獄-花輪大八湯守り日記』読了。
温泉場が舞台というちょっと変わった時代劇。混浴だし、女子全裸バトルなどもあって、ちょっとお色気な時代劇だが、なんということもない。さほど印象には残らず。ちょっとイエスの方舟事件を思わせる内容でした。
温泉場が舞台というちょっと変わった時代劇。混浴だし、女子全裸バトルなどもあって、ちょっとお色気な時代劇だが、なんということもない。さほど印象には残らず。ちょっとイエスの方舟事件を思わせる内容でした。
ワクチン接種+ [猫]
ようやく週末。昨夜は何とか残業なくしゅばっと退社して、年1回の中学の東京同窓会で、新宿へ。もう回も重ねているので写真なんかもあんまり撮らないのですが、それでも今回初参加で△十〇年ぶりに会う子がいたりして、それなりに盛り上がる。今回は、幼稚園から一緒だったのに、ずーっと会わなかった男子二人が同窓会初参加でした。今は精神科医やってる一人はかなり様変わり、メガバンク勤めのもう一人は昔と全く同じ顔。で、私は二人から、「あんた、変わんないねー」と言われました。
で、二次会のカラオケはやっぱり「UFO!」から始まる……なんだかなあ。
いやあ、それにしても、今だから言える秘話(屋上でタバコ吸ってた程度の可愛い話ですが)や、我々にはけっこう人気のあった先生が十年ほど後に暴力教師としてやり玉に挙げられた等、また新たないらん情報をいろいろ取得しました。
ようよう終電で帰り、よく土曜日は、なんとまたお当番で出勤です。
が、出勤は午後からなので、午前中に紋次郎とポンちゃんのワクチン接種に行きました。
ポンちゃん、ちょっと口角の炎症がひどく、もしかすると喉も腫れているかも、とのことでワクチンは受けませんでした。ワクチン接種で熱が上がるといけない、ということで、今晩からステロイドと抗生物質の投与です。頑張ってお薬飲もうね。
紋次郎も、今日はワクチンを打ちましたが、明日からは同じように投薬です。ちゃんと飲んでくれるといいんだけど……手ごわいからなあ。
ライチ、ワクチンはちゃんと受けているのですが、検便を一度もしたことがありません。ちょっと最近お腹が緩いみたいなので、検便が採れるかどうかはともかく、明日一度病院に連れていくことにしました。勝手にキャリーバッグに入りこんで、予行練習しているお利口さん(?)です。
ところで出勤途中、昼飯を食べに吉野家に入って、「並と玉子!」と頼んだら、隣に座っていた知らないおじさんが突然、「あげる。これで卵50円割引」と言ってチケットをくれました。神様のような方だなあ、とありがたく押し頂いて、60円の玉子を10円で食べたのですが……
今、こういうキャンペーンなわけね。でも、単純にうれしいので、また吉野家に行っちゃうな、きっと。
で、二次会のカラオケはやっぱり「UFO!」から始まる……なんだかなあ。
いやあ、それにしても、今だから言える秘話(屋上でタバコ吸ってた程度の可愛い話ですが)や、我々にはけっこう人気のあった先生が十年ほど後に暴力教師としてやり玉に挙げられた等、また新たないらん情報をいろいろ取得しました。
ようよう終電で帰り、よく土曜日は、なんとまたお当番で出勤です。
が、出勤は午後からなので、午前中に紋次郎とポンちゃんのワクチン接種に行きました。
ぼくらは今日は(ラ) 関係ないもんね(マ)
くつろぐヤングチーム
紋次郎のワクチン接種証明書(その場で写真を撮ってくれます)
あたしは、パス(ポ)
ポンちゃん、ちょっと口角の炎症がひどく、もしかすると喉も腫れているかも、とのことでワクチンは受けませんでした。ワクチン接種で熱が上がるといけない、ということで、今晩からステロイドと抗生物質の投与です。頑張ってお薬飲もうね。
紋次郎も、今日はワクチンを打ちましたが、明日からは同じように投薬です。ちゃんと飲んでくれるといいんだけど……手ごわいからなあ。
あれ?
ぼくはいつ行くんでちか?(ラ)
ライチ、ワクチンはちゃんと受けているのですが、検便を一度もしたことがありません。ちょっと最近お腹が緩いみたいなので、検便が採れるかどうかはともかく、明日一度病院に連れていくことにしました。勝手にキャリーバッグに入りこんで、予行練習しているお利口さん(?)です。
ところで出勤途中、昼飯を食べに吉野家に入って、「並と玉子!」と頼んだら、隣に座っていた知らないおじさんが突然、「あげる。これで卵50円割引」と言ってチケットをくれました。神様のような方だなあ、とありがたく押し頂いて、60円の玉子を10円で食べたのですが……
会計の時にくれました
今、こういうキャンペーンなわけね。でも、単純にうれしいので、また吉野家に行っちゃうな、きっと。
痛快ばーさんものとうじうじ中年男もの [本]
平安寿子『レッツゴー・ばーさん!』読了。
なんというか、あからさまだ。が、ひとはだれしも歳を取って、自分も気づいたら立派に「プレばーさん」になっている。おばさんがおばあさんと呼ばれ始めるのはいつだろう、なんてくよくよせずに、一気に「ばーさん!」になってしまうというのも潔い。実際にはうじうじしてしまうだろうけれども。いや、もううじうじしてるな、全然。それにしても、一つ一つの説(?)にすごく説得力があって、リアル。これも前に読んだ平野啓一郎さんの本と同様、「これ小説?」の類ではあるが、こっちの方が全然楽しい。素材が違うんだな。
白石一文『永遠のとなり』読了。
はっきりいって、あんまりうつ病患った中年男の友情物語とか興味ない。つか、重い。こちらの調子によっては、面白いと思う小説なのかもしれないけれども、なんというか、どうでもいい日常が書き連ねられているように見えてしまう。あくまで個人的に、波長が合わなかっただけかもしれないけど。
なんというか、あからさまだ。が、ひとはだれしも歳を取って、自分も気づいたら立派に「プレばーさん」になっている。おばさんがおばあさんと呼ばれ始めるのはいつだろう、なんてくよくよせずに、一気に「ばーさん!」になってしまうというのも潔い。実際にはうじうじしてしまうだろうけれども。いや、もううじうじしてるな、全然。それにしても、一つ一つの説(?)にすごく説得力があって、リアル。これも前に読んだ平野啓一郎さんの本と同様、「これ小説?」の類ではあるが、こっちの方が全然楽しい。素材が違うんだな。
白石一文『永遠のとなり』読了。
はっきりいって、あんまりうつ病患った中年男の友情物語とか興味ない。つか、重い。こちらの調子によっては、面白いと思う小説なのかもしれないけれども、なんというか、どうでもいい日常が書き連ねられているように見えてしまう。あくまで個人的に、波長が合わなかっただけかもしれないけど。