薬仲間

　今日はお当番の代休で、一日お休み。お天気も悪いし、病み上がりでもあるので、特にどこに行くでもありませんが。おまけに、猫マスターは忙しくておやすみできません。

最近は白いヒガンバナもけっこう咲いています

　午前中はまず、耳鼻科へ。お薬も切れたので、再度診察してもらいます。聴力検査をしましたが、確実に上向き。まずーいシロップ状の利尿剤はやめて、ステロイドを処方されました。少しずつお薬を減らしていくのですが……

ステロイドって……（紋）

もしかして……（紋）

あれ？

　紋次郎とおんなじお薬を処方されてしまいました。もちろん、飲む量は全然違うんだけどさ……これからはお薬仲間です。「同志！」なんて呼んだりして。大学の中国語最初のページがこの「同志！」だったなあ。今、そういう呼称って共産党大会くらいでしか使わないのじゃないかしら。

へー（マ）　ふーん（ラ）

それっておねえさんが（マ）

猫並っていうこと？（ラ）

なんだか、ふたりの上から目線を浴びたりして

へー、おねえさんと紋次郎、仲間なんだ（ポ）

　まあ、そうなんですけどね。人間も猫も、飲むお薬はおんなじなんだなあ、とちょっとびっくりしました。

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わが道を行くヒロイン

　樋口祐介『刺青白書』読了。

　このシリーズ、実は初めて読んだが、レヴューを見ると、どうも番外編的なものらしい。面白かったんだけどねえ、このヒロインで出てくる女の子が、いじめられてるのも気づかないくらいわが道を行っている性格で。卒論、ぜひとも仕上げてほしいなあ。

　鏑木蓮『時限』読了。

　こちらも独特のヒロインだが、刑事はなかなかわが道を行くわけにはいかない。とはいえ、今日の花街で育った女刑事というのは、ニューキャラ。最後のどんでん返しも効いていて、面白かった。

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