茨城県北芸術祭2016へ―その1 [旅行]
12日~13日の土日は、猫マスターに車を出してもらって、茨城県北芸術祭に行きました。招待パスポートも1枚あったし、やっぱ、行かないと。幸い、お天気も最高でしたので……
JR日立駅は初めて来ましたが、本当に海の真ん前で、妹島和世設計のガラス張りの駅からは、水平線がすっきりと見えます。そこに向けたこの望遠鏡のような作品から何が見えるかというと……書くとネタバレになるので書きませんが、ちょっとファンタジックで楽しい作品でした。
全部映し切れていませんが、虹色のカッティングシートで覆われていて、とてもきれいです。ここで猫マスターの分のパスポートを買って、海岸線を北上します。
1803年、茨城県の海岸に不思議な舟が流れ着き、その中には言葉の通じない謎の女が乗っていたという不思議な伝説は、当時の瓦版などに様々な形で記録(?)されています。世界中のUFOファンが注目する事件なので、ここからインスパアされて作品を作る現代作家さんもいるわけで……
そこからさらに北上し、今度は高戸海岸へ。
タイトルはそのまんま『落ちてきた空』ですが、イリヤ&エミリア・カバコフの作品です。ハリケーンで落っこちた空が砂にめり込んでいます。この近くにはニティバク・サムセンの作品もありました。
次に行ったのは、高萩市にある江戸時代の豪商・穂積家住宅。ここは建物もお庭もとても素晴らしいのですが、その内外を使って作品展示をしています。
会津に行って、ほおずきをフルーツとして食べるのを初めて知ったのですが、ここでもフルーツほおずきを作っているのだそうです。
その後また海岸沿いにぐんぐん北上して、五浦へ。ここには岡倉天心の史跡がいろいろあるのですが……
お茶碗を移動させても、それを追いかけてまたお茶の中から花が開く美しいインタラクティブ・デジタルインスタレーションや、絵画が生き生きと動き出すような作品がたくさんありました。また、何もない空間に自分で毛筆文字を書けるようなバーチャル・リアリティー体験などもできて、楽しい。
ここを見終わるともう夕方。宿泊先の五浦温泉の民宿へ。
茨城県北芸術祭、エリアが広くてしかも遠いので、全部見ることはとてもできないので、優先順位を決めて回っていますが、一日目はまず海側。二日目は山側に行きます。
つづく。
日立駅にて最初の作品、村上史明『風景幻灯機』
JR日立駅は初めて来ましたが、本当に海の真ん前で、妹島和世設計のガラス張りの駅からは、水平線がすっきりと見えます。そこに向けたこの望遠鏡のような作品から何が見えるかというと……書くとネタバレになるので書きませんが、ちょっとファンタジックで楽しい作品でした。
駅が虹色に彩られているのもダニエル・ビュレンの作品
全部映し切れていませんが、虹色のカッティングシートで覆われていて、とてもきれいです。ここで猫マスターの分のパスポートを買って、海岸線を北上します。
次は虚舟(うつろぶね)ミュージアム
小貝ケ浜というところあるのですが
インドネシアのヴェンザ・クリストの作品
UFOファンならみんな知ってる、うつろ舟がテーマです
1803年、茨城県の海岸に不思議な舟が流れ着き、その中には言葉の通じない謎の女が乗っていたという不思議な伝説は、当時の瓦版などに様々な形で記録(?)されています。世界中のUFOファンが注目する事件なので、ここからインスパアされて作品を作る現代作家さんもいるわけで……
この付近にはもう一つ・國安孝昌の作品があります
そこからさらに北上し、今度は高戸海岸へ。
うわー! 空が落っこちてきたー! という感じの作品
タイトルはそのまんま『落ちてきた空』ですが、イリヤ&エミリア・カバコフの作品です。ハリケーンで落っこちた空が砂にめり込んでいます。この近くにはニティバク・サムセンの作品もありました。
次に行ったのは、高萩市にある江戸時代の豪商・穂積家住宅。ここは建物もお庭もとても素晴らしいのですが、その内外を使って作品展示をしています。
常陸牛を出すレストランも入っています
これが陶器とは思わなかった!
伊藤公象先生の作品です。キラキラしてとてもきれい
水がキレイなので、アオイトトンボがいました
これはデビー・ハンのインスタレーション
よく見ると顔ができてます
ほおずきアイスを食べました。美味しかった!
会津に行って、ほおずきをフルーツとして食べるのを初めて知ったのですが、ここでもフルーツほおずきを作っているのだそうです。
その後また海岸沿いにぐんぐん北上して、五浦へ。ここには岡倉天心の史跡がいろいろあるのですが……
六角堂。2011年の震災の後の津波で根こそぎ持っていかれたのを復元
けっこう荒れた海ですが、ウミウがいました
ここにはジャン・ワンの作品
この近くにある茨城県天心記念五浦美術館
入るとすぐチェ・ジョンファのピンクの象がお出迎え
ここでの呼び物はなんといってもチームラボ
お茶碗を移動させても、それを追いかけてまたお茶の中から花が開く美しいインタラクティブ・デジタルインスタレーションや、絵画が生き生きと動き出すような作品がたくさんありました。また、何もない空間に自分で毛筆文字を書けるようなバーチャル・リアリティー体験などもできて、楽しい。
ここを見終わるともう夕方。宿泊先の五浦温泉の民宿へ。
宿の看板猫、マリブさん(17歳)
どうぞ、ごゆっくり(マ)
この時期の茨城といったら、やっぱり鮟鱇でしょう
ごちそうさま~
茨城県北芸術祭、エリアが広くてしかも遠いので、全部見ることはとてもできないので、優先順位を決めて回っていますが、一日目はまず海側。二日目は山側に行きます。
つづく。