今年初帰省 [旅行]
三連休前の金曜日、今年最初の帰省をしました。
昨年めまいでダウンしてから大事を取って往復新幹線という贅沢な帰省をしていたのですが、今回お試しで元の深夜バスに戻してみました。なんだ、全然平気じゃん。ただ、23:40新宿発で、仙台駅東口着が朝5:00はちょっと早かったな……案の定、真っ暗な道を30分歩いて自宅まで。家に入ってみたら、二階から弟のいびきがゴーゴー聞こえていました。
実家は、我々が週末帰ることはあるのですが、基本的には無人……というわけで、どうも一度(?)空き巣に入られた形跡があるようなので、先週弟が警察を呼んで現場検証をしてもらいました。私も見たのですが、確かに、こんな箪笥開けてないよ、みたいなところが開けられている。特に盗られたものもないようなのですが(実際、うちにはほとんど金目のものもない)、とはいえ、平日知らない人に住みつかれたりしたら困るので、何らかの対策はしないと……窓のストッパーやセンサーライトなど、やれることはやっておこうと思います。ガラスを割られたらそれまでではあるのですが……
さて、弟が起きてきてから、一緒に車に乗って出かけました。
なんかもう一つ、人もあまり集まっていないし、売っているもの、食べ物屋さんにもあまり惹かれるところがない。女川は駅舎に入浴施設があって、そちらに寄ってもよかったのですが、弟が風邪気味だったり、外があまりに寒くて湯冷めしそうだったりするので断念しました。商店街、こぎれいに完成しましたが、ここにある施設だけでは人を呼ぶには弱いような……心配。
そこで、もうちょっと足を伸ばして、硯の町・雄勝町へ。昔ここの中学のソフト部と練習時代をやって、コテンパンにやられた覚えがあります。あの剛速球ピッチャー、すごかったなあ……今はどうしているのかしら。
この町は、硯とホタテ推しのようです。仮設商店街にある源八ずしというお店のカウンターで食べていたのですが、どこからともなくお客さんがどんどん車で乗り付けてくる。はっきり言って、この仮設商店街の周りには何にもなくて、ちょっと行くと海辺の被災地を大型ブルドーザーを使って土地をかさ上げし、住宅地(?)を造成しているだけなのですが……で、お客さんがみんな知り合いのようで、「あけましておめでとうございまーす」なんていう新年のあいさつがしょっちゅう聞こえてきます。みんな、いったいどこに住んでいるんだろう?
海産物を少しお土産に買って、その後は母のお見舞いに。
弟のアイディアで、ずっと手芸が趣味だった母親の作品(刺繍の額やら、袋ものやら、袋ものやら、袋物やら……)を、壁に掛けて展示しています。なんであんなに作ったんだろう。キルトでできたファスナー式小物入れみたいなものが死ぬほどあります。文化祭のバザーみたいな壁面になっている。
最近は、母はもう会話によるコミュニケーションは取りづらくなっているのですが、壁に掛けたものには少なくとも注目しているので(何か思い出しているのかどうかは不明)、まあいいアイディアかと。
そのあとは、叔母の家に年始の挨拶に行きました。
叔母は、叔父が亡くなってから猫2匹と一緒に暮らしていますが、テニス三昧の上に、パン作り等の趣味もできたとのことで、ますます健康のようです。最近車は売ってしまって、自転車で走り回っているということで、下半身の筋肉も強化されたとか。テニスは、明日が「初打ち」ということで、また張り切ってもいるし……やっぱり健康が第一だなあ。
お天気は良かったのですが、セーターの下にヒートテックを着こんでいって正解でした。しかし、寒風吹きすさぶ中を、弟がペラペラのスーツの上にコートも着ないで狂ったように歩いているので、なんか不思議だ……風邪気味なのに……。
バスタ新宿ができてから、本当に便利だなあ
昨年めまいでダウンしてから大事を取って往復新幹線という贅沢な帰省をしていたのですが、今回お試しで元の深夜バスに戻してみました。なんだ、全然平気じゃん。ただ、23:40新宿発で、仙台駅東口着が朝5:00はちょっと早かったな……案の定、真っ暗な道を30分歩いて自宅まで。家に入ってみたら、二階から弟のいびきがゴーゴー聞こえていました。
実家は、我々が週末帰ることはあるのですが、基本的には無人……というわけで、どうも一度(?)空き巣に入られた形跡があるようなので、先週弟が警察を呼んで現場検証をしてもらいました。私も見たのですが、確かに、こんな箪笥開けてないよ、みたいなところが開けられている。特に盗られたものもないようなのですが(実際、うちにはほとんど金目のものもない)、とはいえ、平日知らない人に住みつかれたりしたら困るので、何らかの対策はしないと……窓のストッパーやセンサーライトなど、やれることはやっておこうと思います。ガラスを割られたらそれまでではあるのですが……
さて、弟が起きてきてから、一緒に車に乗って出かけました。
女川の商店街が完成したというので行ってみたのですが……
なんかもう一つ、人もあまり集まっていないし、売っているもの、食べ物屋さんにもあまり惹かれるところがない。女川は駅舎に入浴施設があって、そちらに寄ってもよかったのですが、弟が風邪気味だったり、外があまりに寒くて湯冷めしそうだったりするので断念しました。商店街、こぎれいに完成しましたが、ここにある施設だけでは人を呼ぶには弱いような……心配。
そこで、もうちょっと足を伸ばして、硯の町・雄勝町へ。昔ここの中学のソフト部と練習時代をやって、コテンパンにやられた覚えがあります。あの剛速球ピッチャー、すごかったなあ……今はどうしているのかしら。
こんな仮設の商店街ですが
おがつ丼は焼きホタテがワカメご飯に載っている
ホタテ・アナゴ丼。どちらも1200円です
この町は、硯とホタテ推しのようです。仮設商店街にある源八ずしというお店のカウンターで食べていたのですが、どこからともなくお客さんがどんどん車で乗り付けてくる。はっきり言って、この仮設商店街の周りには何にもなくて、ちょっと行くと海辺の被災地を大型ブルドーザーを使って土地をかさ上げし、住宅地(?)を造成しているだけなのですが……で、お客さんがみんな知り合いのようで、「あけましておめでとうございまーす」なんていう新年のあいさつがしょっちゅう聞こえてきます。みんな、いったいどこに住んでいるんだろう?
周囲はこんな感じなのです……
海産物を少しお土産に買って、その後は母のお見舞いに。
なんとなく、三人で自撮り
弟のアイディアで、ずっと手芸が趣味だった母親の作品(刺繍の額やら、袋ものやら、袋ものやら、袋物やら……)を、壁に掛けて展示しています。なんであんなに作ったんだろう。キルトでできたファスナー式小物入れみたいなものが死ぬほどあります。文化祭のバザーみたいな壁面になっている。
最近は、母はもう会話によるコミュニケーションは取りづらくなっているのですが、壁に掛けたものには少なくとも注目しているので(何か思い出しているのかどうかは不明)、まあいいアイディアかと。
そのあとは、叔母の家に年始の挨拶に行きました。
叔母は、叔父が亡くなってから猫2匹と一緒に暮らしていますが、テニス三昧の上に、パン作り等の趣味もできたとのことで、ますます健康のようです。最近車は売ってしまって、自転車で走り回っているということで、下半身の筋肉も強化されたとか。テニスは、明日が「初打ち」ということで、また張り切ってもいるし……やっぱり健康が第一だなあ。
例によって、びびるナルちゃん
シゲちゃん
その後、はやぶさで帰りましたが
叔母の家でケーキを二つも食べたので弁当は入りませんでした
お天気は良かったのですが、セーターの下にヒートテックを着こんでいって正解でした。しかし、寒風吹きすさぶ中を、弟がペラペラのスーツの上にコートも着ないで狂ったように歩いているので、なんか不思議だ……風邪気味なのに……。
りんご、買っちゃう [本]
谷村志穂『ききりんご紀行』読了。
日本からロシアまで、りんごにまつわるエピソードや、取材した最新の事情が満載。焼きリンゴやアップルパイなどのお料理の仕方もちりばめられていて、思わずりんごを箱で注文してしまった。
高井有一『夜の蟻』読了。
恒例の(?)物故作家を読んでみようシリーズ(自分的に)。1989年に出版された作品だが、旧仮名遣い。それ自体は全然読みにくくはないが、89年の時点で、こういう私小説風というか、淡々と日常を描くタッチはちょっと古かったのかもしれない。定年を迎え二世代住宅に息子夫婦と住むようになった老夫婦の屈託というテーマ自体は普遍的だし、決して面白くないというのではないけれど、いまどきはここまで丁寧に描くとちょっと冗長に思えてしまう(なんて、生意気なことを書いたり)。
日本からロシアまで、りんごにまつわるエピソードや、取材した最新の事情が満載。焼きリンゴやアップルパイなどのお料理の仕方もちりばめられていて、思わずりんごを箱で注文してしまった。
高井有一『夜の蟻』読了。
恒例の(?)物故作家を読んでみようシリーズ(自分的に)。1989年に出版された作品だが、旧仮名遣い。それ自体は全然読みにくくはないが、89年の時点で、こういう私小説風というか、淡々と日常を描くタッチはちょっと古かったのかもしれない。定年を迎え二世代住宅に息子夫婦と住むようになった老夫婦の屈託というテーマ自体は普遍的だし、決して面白くないというのではないけれど、いまどきはここまで丁寧に描くとちょっと冗長に思えてしまう(なんて、生意気なことを書いたり)。