ほのぼのだけではない [本]
宮部みゆき『桜ほうさら』読了。
長編。もちろん面白かったし、途中もずいぶん盛り上がったのだけれど、なんとなく最後は読後感があまりよくなかったかなあ。切り髪の和香さんのキャラクターが爽やかで強くて、よかったけれど。
長編。もちろん面白かったし、途中もずいぶん盛り上がったのだけれど、なんとなく最後は読後感があまりよくなかったかなあ。切り髪の和香さんのキャラクターが爽やかで強くて、よかったけれど。
ふさふさもいいかな [猫]
さて、土曜日は、前倒しで猫マスターのお誕生日とバレンタインデーを一緒にやっちゃいました。それなりにごちそうも作ったのですが、そんなに見栄えがよくなかったので、撮影していません。
ささやかながらプレゼントもあげましたが、それはそのうち使用したときに記事にしましょう。
日曜日は、夜中まできっちりお当番仕事だったので、なんかいろいろ余裕がなくて、すぐにブログを更新していませんでした。
月曜日になって(あ、日付変わってるな)、夜中にゆっくりブログ更新などしようとしていたら……
紋次兄さんだと、「やめろよー」なんて鳴き声を出したりするのですが、マーリィちゃんは黙ってしっぽを振って遊ばせてあげるようです。脱力してるなあ。
週半ばに午前休を取って、横浜中華街に行きました。大学の同窓生で、昨年末に50代の若さで亡くなった先輩の追悼会を企画しているので、その会場下見です。
チャイナタウンは世界各国にありますが、そこにはたいてい同郷会館や同族会館があります。今回見学に行ったのは、横浜中華街の広東会館(今は広東会館倶楽部という名称)。何かと言えば中華街やら日ノ出町やらで飲んでいた我々には、やはりこのあたりで開催するのがふさわしいかと。
追悼会は、3月末予定。規則がけっこう厳しく、一応使用目的などで審査があるとのことで、まずは申込書を提出してきました。
猫チョコはあげましたが
ささやかながらプレゼントもあげましたが、それはそのうち使用したときに記事にしましょう。
日曜日は、夜中まできっちりお当番仕事だったので、なんかいろいろ余裕がなくて、すぐにブログを更新していませんでした。
月曜日になって(あ、日付変わってるな)、夜中にゆっくりブログ更新などしようとしていたら……
あら、ごきょうだい
やあ!(ラ)
ぶん!(マ)
残念でしたー(マ)
とー!(ラ)
ばし!(ラ)
今日は、珍しくマーリィちゃんにしっぽ遊びさせてもらってるね
え?(ラ)
こちらはこちらで楽しいんですよ(ラ)
ぼくは、一休み(紋)
いつもは紋次兄さんのしっぽばっかりかまってるもんね
なんとなくアンニュイな雰囲気のマーリィちゃんです
紋次兄さんだと、「やめろよー」なんて鳴き声を出したりするのですが、マーリィちゃんは黙ってしっぽを振って遊ばせてあげるようです。脱力してるなあ。
おまけ
週半ばに午前休を取って、横浜中華街に行きました。大学の同窓生で、昨年末に50代の若さで亡くなった先輩の追悼会を企画しているので、その会場下見です。
古い施設なのです
チャイナタウンは世界各国にありますが、そこにはたいてい同郷会館や同族会館があります。今回見学に行ったのは、横浜中華街の広東会館(今は広東会館倶楽部という名称)。何かと言えば中華街やら日ノ出町やらで飲んでいた我々には、やはりこのあたりで開催するのがふさわしいかと。
追悼会は、3月末予定。規則がけっこう厳しく、一応使用目的などで審査があるとのことで、まずは申込書を提出してきました。
おまけ付き? [本]
海藤尊『カレイドスコープの箱庭』読了。
軽妙な語り口で、専門的でありながらもそんなに嫌味じゃなくて、面白いと言えば面白いが、ちゃんとシリーズで読まないと、登場人物がよくわからなくなっちゃったりして、後悔。それに、ファンには垂涎かもしれないが、本の残り半分近くを占める「放言録」はどうなのかなあ。本の厚さに対し、物語がどんどん謎解きに近づいていくから、もう一本入っているのかと思ったのに。
ニック・ビルトン『ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り』途中放棄。
何にも面白くないのに、長いので、途中で放棄。唯一面白かったのは、写真のページか。見事に揃いもそろって、アメリカのヲタク顔。で、途中までしか読んでいないが、やはりというか、そろいもそろってコミュ障。ある方面についてはもちろんものすごく頭がいいのだろうけれども、これはちょっと……付き合えない。っていうか、そもそもTwitterやってないので、まあ読まなくてもいいか。どうして借りてきたんだっけ。
軽妙な語り口で、専門的でありながらもそんなに嫌味じゃなくて、面白いと言えば面白いが、ちゃんとシリーズで読まないと、登場人物がよくわからなくなっちゃったりして、後悔。それに、ファンには垂涎かもしれないが、本の残り半分近くを占める「放言録」はどうなのかなあ。本の厚さに対し、物語がどんどん謎解きに近づいていくから、もう一本入っているのかと思ったのに。
ニック・ビルトン『ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り』途中放棄。
何にも面白くないのに、長いので、途中で放棄。唯一面白かったのは、写真のページか。見事に揃いもそろって、アメリカのヲタク顔。で、途中までしか読んでいないが、やはりというか、そろいもそろってコミュ障。ある方面についてはもちろんものすごく頭がいいのだろうけれども、これはちょっと……付き合えない。っていうか、そもそもTwitterやってないので、まあ読まなくてもいいか。どうして借りてきたんだっけ。
ゴミ箱の使い方 [猫]
リビングのゴミ箱、前まで籐製のものを使っていたのですが、軽すぎるとにゃんずに倒されるので、猫マスターがちょっと重いのを買ってきました。今度はなかなか倒されることはありません。が、しかーし!
ゴミ箱の使い方(遊び方?)、猫それぞれ違うようです。
ふーん(ラ)
あ!こら!!
なんすか、これ(ラ)
新しいゴミ箱。遊ぶものじゃないよ!
ちぇ! 倒れにゃいや(ラ)
ほっ
ほおー(紋)
あ! 紋ちゃん、あんたまで!
おニューのごみ箱ねえ(紋)
すりっ(紋)
え?
すりすりっ(紋)
にやり(紋)
いいっすね、これ!(紋)
そ、そう?
ゴミ箱の使い方(遊び方?)、猫それぞれ違うようです。
北欧ホラー [本]
ヨン・アイヴィデ リンドクヴィスト『モールス(上・下)』読了。
映画『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作。映画は見たけれど、ずいぶんとマイルドになっている感じがする。最後の手前のプールのシーンが、小説だと妙に省略されているけれど。
しかしなあ、本当に寒そうだ、北欧ホラー。
原武史『沿線風景』読了。
テツの本ではあるが、沿線は鐵道とは限らない。それにしても、どこに行ってもこの人、ラーメン食べるな。美味しそう。ほとんど乗ってない線だったので、興味はひとしお。
映画『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作。映画は見たけれど、ずいぶんとマイルドになっている感じがする。最後の手前のプールのシーンが、小説だと妙に省略されているけれど。
しかしなあ、本当に寒そうだ、北欧ホラー。
原武史『沿線風景』読了。
テツの本ではあるが、沿線は鐵道とは限らない。それにしても、どこに行ってもこの人、ラーメン食べるな。美味しそう。ほとんど乗ってない線だったので、興味はひとしお。
便座改修 [猫]
ポンちゃん、とても気持ちよさそうですが
実は、トイレの窓です
うちの洗浄式便座の調子が悪い。マンションの前の住人の頃からのものなので、すでにけっこう古いということで、新しいものと取り換えました(猫マスターが)。
取説を読む猫マスター(後ろにポンちゃん)
工事開始!
何やってんすか?(ラ)
おトイレの修理だよ
あら、面白そう(マ)
なにが?
ご一緒させていただいていい?(マ) いいわよ(ポ)
ここ、案外いいわよ(マ)
普段入れないので、楽しいのでしょうか……
ぼくは特に関心ないです(紋)
紋次郎はトイレに入ってきたりしないね
足りない部品を途中買いに出たりはしましたが、改修は無事完了です。
美術館から映画館 [映画]
土曜日は、穏やかないいお天気。かねてから計画していた横浜歩きを決行しました。
かなり賑わっていて、ちょうどギャラリートーク的なことも行われていたようです。タイトル通り「力」のある写真が、圧倒的な迫力ある大きさにプリントされてどーんと展示されています。すごい、すごい。思わず図録を買いました。後で見たら、展示替えがあるのか、あるいは展示はちょっと……と二の足を踏んだのか、会場になかった写真がたくさん入っていたので、お得感あり。
篠山紀信もよかったのですが、それに合わせて横浜美術館の写真コレクションも展示されていました。なんというか、絶対どこかで見たことある! というような有名な写真がたくさんあって、すげー! と驚きました。フラッシュをたかなければほとんど撮影OKだったのですが、さすがにいい写真をさらに携帯で撮っても何にもならないよなあ。シャッターを切っている人はほとんどいなかったように思います。
その後、伊勢佐木町まで歩いて、久々にシネマジャック&ベティへ。相変わらず小汚いミニシアターですが、周りの無国籍な小汚さにマッチして、これはこれでいい感じ。さすがに昔と違って、シートだけはやわらかくなっていました。
見たのは、片渕須直監督『この世界の片隅に』。ここの映画館は96席しかないし、人気作品なので早く行った方がいい、と猫マスターが言ってくれたので、30分以上前に劇場に行って整理券をもらったら、20番と21番でした。
こうの史代さんの原作の漫画は弟に借りて読んでいたのですが、映画は、ほぼ内容に忠実に作られていて、主人公の声を担当したのんちゃんも、ふんわりした広島弁がぴったりはまって素晴らしい出来でした。原作からちょっとだけ省略した部分は、最後んのロールアップのところで、イラストで紹介されていました。長くなるかもしれないけど、あのエピソードは入れた方がさらに深みが出たような気もします。
それにしても、広島弁、怖くないじゃん。同じ方言でも、しゃべり方なんだなあ、と改めて思いました。
銃撃戦も軍艦も制服(セーラー)も出てきたので、猫マスターの見る映画条件もクリアしていたようで、よかったです。
映画終了後は例によって野毛に飲みに行ったのですが、お目当ての餃子専門店は満員! ようやく老舗焼鳥屋さんに潜り込んで、一杯やりました。温かい夜だったせいか、なんだか野毛はひとでいっぱいでした。なにかイベントでもあったのかしら?
今日は帆を広げていない日本丸
まずは、横浜美術館へ。篠山紀信の『写真力』を開催中
かなり賑わっていて、ちょうどギャラリートーク的なことも行われていたようです。タイトル通り「力」のある写真が、圧倒的な迫力ある大きさにプリントされてどーんと展示されています。すごい、すごい。思わず図録を買いました。後で見たら、展示替えがあるのか、あるいは展示はちょっと……と二の足を踏んだのか、会場になかった写真がたくさん入っていたので、お得感あり。
記念撮影スポットです
篠山紀信もよかったのですが、それに合わせて横浜美術館の写真コレクションも展示されていました。なんというか、絶対どこかで見たことある! というような有名な写真がたくさんあって、すげー! と驚きました。フラッシュをたかなければほとんど撮影OKだったのですが、さすがにいい写真をさらに携帯で撮っても何にもならないよなあ。シャッターを切っている人はほとんどいなかったように思います。
その後、伊勢佐木町まで歩いて、久々にシネマジャック&ベティへ。相変わらず小汚いミニシアターですが、周りの無国籍な小汚さにマッチして、これはこれでいい感じ。さすがに昔と違って、シートだけはやわらかくなっていました。
見たのは、片渕須直監督『この世界の片隅に』。ここの映画館は96席しかないし、人気作品なので早く行った方がいい、と猫マスターが言ってくれたので、30分以上前に劇場に行って整理券をもらったら、20番と21番でした。
こうの史代さんの原作の漫画は弟に借りて読んでいたのですが、映画は、ほぼ内容に忠実に作られていて、主人公の声を担当したのんちゃんも、ふんわりした広島弁がぴったりはまって素晴らしい出来でした。原作からちょっとだけ省略した部分は、最後んのロールアップのところで、イラストで紹介されていました。長くなるかもしれないけど、あのエピソードは入れた方がさらに深みが出たような気もします。
それにしても、広島弁、怖くないじゃん。同じ方言でも、しゃべり方なんだなあ、と改めて思いました。
銃撃戦も軍艦も制服(セーラー)も出てきたので、猫マスターの見る映画条件もクリアしていたようで、よかったです。
映画終了後は例によって野毛に飲みに行ったのですが、お目当ての餃子専門店は満員! ようやく老舗焼鳥屋さんに潜り込んで、一杯やりました。温かい夜だったせいか、なんだか野毛はひとでいっぱいでした。なにかイベントでもあったのかしら?
青柳の刺身が美味かった(焼き鳥写すの忘れた!)
おまけ
うちの男子はおてて真っすぐがブーム!
へへ、ぺろぺろ(紋)
まだ1歳前ですが [猫]
今朝、こんなふうになっていました。
3月末で1歳になろうというライチ君、大きくなったねえ。
大きくなったなあ、としみじみする今日この頃です。
あら、仲良しね
仲が悪いわけじゃないけど、こうくっついているのも珍しいかも
3月末で1歳になろうというライチ君、大きくなったねえ。
ドタバタして怒られるのは相変わらずですが
こんなちびちゃんだったのが
徐々に大きくなってきました
キメ顔!(ラ)
冬猫らしく、毛もふっくら
大きくなったなあ、としみじみする今日この頃です。
チャイナファンタジーだが [本]
森福都『琥珀枕』読了。
中国の蘭陵県を舞台としたミステリ仕立てのチャイナファンタジー。ちょっと要素が盛りだくさん過ぎるのか、理詰めすぎるのか、よく考えられているのだと思うけど、全体的にすごく面白くはない。女の人面瘡の出るやつがエロでちょっと面白かったかな。すっぽんの化け物とか、まあアリそうなんだけど……南伸坊の『チャイナファンタジー』みたいに、置いて行かれる感じの方がむしろ面白いかも(個人比)。
マニュエル・プイグ『リタ・ヘイワースの背信』読了。
うーーん、やっぱりなんだかよくわからない。同じプイグでも、『蜘蛛女のキス』あたりはもうちょっとわかりやすかった気がするけど……こちらは映画にもならないだろうなあ。それにしても、この文字の級数と字組の細かさは、もはや嫌がらせとしか思えないぞ。でも、こうしないととんでもないページ数になったのかなあ。ラテンアメリカ文学なんて、そんなに部数は伸びそうにないし。でも、読みづらい。
中国の蘭陵県を舞台としたミステリ仕立てのチャイナファンタジー。ちょっと要素が盛りだくさん過ぎるのか、理詰めすぎるのか、よく考えられているのだと思うけど、全体的にすごく面白くはない。女の人面瘡の出るやつがエロでちょっと面白かったかな。すっぽんの化け物とか、まあアリそうなんだけど……南伸坊の『チャイナファンタジー』みたいに、置いて行かれる感じの方がむしろ面白いかも(個人比)。
マニュエル・プイグ『リタ・ヘイワースの背信』読了。
うーーん、やっぱりなんだかよくわからない。同じプイグでも、『蜘蛛女のキス』あたりはもうちょっとわかりやすかった気がするけど……こちらは映画にもならないだろうなあ。それにしても、この文字の級数と字組の細かさは、もはや嫌がらせとしか思えないぞ。でも、こうしないととんでもないページ数になったのかなあ。ラテンアメリカ文学なんて、そんなに部数は伸びそうにないし。でも、読みづらい。