青春18きっぷ2017春の陣－岐阜等紀行その3

　さて、今回の宿泊地は名古屋。ゲストハウスわさび名古屋駅前に泊まります。一泊3200円。駅から徒歩7分。場所はすごくいいけど、これまで泊った中でも一二を争うくらい狭い。

男女混合ドミトリーの２階ブースでした

あんまり狭くて掛け布団にカバーをかけるのを断念

大荷物置き場。まさかの自転車鍵つなぎ方式

隣は思い切り風俗店（？）。（矢印の下がわさびの看板）

　夕飯は、例によって近所の居酒屋で一人飲み。

ぷはー

おすすめはやはり手羽先揚げ。うん、うまい

みょうがサラダ

肉じゃがにピリ辛こんにゃく

ぶり子の煮つけ

　？？？　これがぶり子？　聞いたら、やっぱりぶりの卵だっていうんだよねえ……「トーホグでは、ぶり子と言えばハタハタの卵なのですが」と言ったら、板さんはこちらもちゃんとご存知でした。お店のおば様が、「やだー、”ぶりっこ”なーんちゃって」という、全身脱力するような昭和のギャグをかましてくれたのが余計と言えば余計。

ちょっと足らなかったので、宿で飲み直し……

　そのせいか、狭苦しいブースでもぐっすり寝てしまいました。
　ただし、翌朝は、前日の養老ウォーキングのせいで、けっこうな筋肉痛……。
　20日は朝早くから起きられたので、6時台の東海道本線に乗って徐々に戻ります。
　この日は、JR草薙駅⇒静岡鉄道草薙駅で、静岡県立美術館へ。「蜷川実花展」をやっていたのです。

静岡鉄道、なんかほのぼの電車でした

でも、なんで静岡－瀋陽なのか？

　静鉄「県立美術館前」から美術館までは、けっこう歩く。暖かかったし、上品な住宅街を歩いたので、さほど苦にはなりませんでしたが。

Acid Bloomの部屋と

《桜》の部屋は撮影OK

　女性客が圧倒的に多かったですが、大人気！　絢爛たる色彩の氾濫……なんて、下手なキャッチフレーズを付けなくても、黙ってても人が来る展覧会なんだろうなあ……。
　帰りは、美術館からJR草薙駅まで100円でバスがあったので利用し、そこからまた全鈍行でてこてこ帰りました。本当は、もう一つの藤森輝信建築の「ねむの木美術館」も見たかったのですが、掛川からのバス便がとにかく著しく悪く、今回も見送り。もう、何回見送ったことか……吉行淳之介文学館も近くにオープンしているんですけどねえ……

帰ったら猫マスターがにゃんずとお昼寝していました

マーリィちゃん、ただいまあ

お帰り(マ)

よく遊んだ？(マ)

うん、遊んだ、遊んだ

　今回のJR乗りまくり行程は、

＜19日（日）＞　小田原⇒大垣　5,620円
　　　　　　　（大垣⇔養老　410×2＝820円　養老鉄道）
　　　　　　　　大垣⇒名古屋　700円
　　　　　　　　名古屋⇔多治見　670×2＝1,340円　
　　　　　　　　名古屋⇔大垣　700×2＝1,400円（大垣のコインロッカーに荷物を預けたので……）
　　　　　　　　合計　JR　9,060円（養老鉄道　820円）

＜20日（月）＞　名古屋⇒草薙　3,350円
　　　　　　　（草薙⇒県立美術館前　210円　静岡鉄道）
　　　　　　　　草薙⇒横浜　2,590円
　　　　　　　　合計　JR　5,940円（静岡鉄道　210円）

　青春18きっぷは11,850円で、5で割って2,370円です。先日川越に猫マスターと一緒に行ったときは、一人2,288円だったので、ちょっと負けだったのですが、ここで大きく取り返しました。すでに4日間合計で19,576円です。あと1日分、どこで使えるかなあ。
　大きい区間はJRで動くのですが、行った先々の静鉄とか養老鉄道みたいな第三セクターのローカル線もまたそれぞれ面白いのです。

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