三度目の田代島ーその2 [猫]
宿は、以前もお邪魔して、食べきれないほどのご馳走を出していただいた、大泊のはま屋さん。ここのお家は30匹ほどの猫の面倒を見ています。
平日の夜なので(?)、泊りは我々2人だけ。大きなお風呂につかってさっぱりしました。島は風が吹いて、仙台や石巻の街中なんかよりはずっと涼しいのですが、道に相当にアップダウンがあり、汗だくになりました。お夕飯は7時過ぎになるということなので、缶ビールでももらおうと思ったら……
さて、お待ちかねのお夕飯です!
いやあ、やっぱりすごいわ、ここの民宿。お刺身は、同じ色に見えますが、スズキ、アイナメ、ヒラメ(レモンじめと普通のとエンガワ)、ツブガイが盛ってあります。スズキはこのほか、カルパッチョとバンバンジー風、天ぷらの煮びたし、塩麹漬けの焼き魚に。ヒラメは煮魚も。このほか、うに、もずく、タコの頭の酢の物、カニの味噌汁で、もうお腹パンパンです。
田代島、日帰りで遊びに来て、松島や石巻に泊まる人が多いようなのですが、もったいなすぎです! だって、お酒やビールを覗けば、1泊2食で8500円なんだよ! 部屋は海からの風が抜けてとても涼しく、エアコンいらず。静かで波の音も聞こえないくらいで、ものすごーくよく眠れました。
夜ご飯の時に、島に移住した漫画家さんのツイッターにリツイートしたら、お返事が来てうれしかった。酔っ払って、一緒に飲まない? なんて言っちゃいましたが、あとでよく読んだら、お住まいは大変な山の中……夜道は真っ暗だし、急に無責任にお誘いしてもこれは無理だね……すみませんでした。
お散歩を終えて、宿に戻ると……
とてもいいところなのですが、高齢化・過疎化は来るたびに進んでいるような気がします。若い移住者がいないわけではないようですが、お店もない小さな島のこと。なかなか大変なようです。
若い人は貴重なようで、帰りに車に乗せてもらったお兄さんも、草刈りだ何だとしょっちゅういろいろ頼まれているみたい。「暑くて何するにもやんだくなるんですけどね~」と言っていましたが……無理もないよなあ。
またも長くなったので、その3に続きます。
入口。右側にねずみ型の爪とぎがあります
平日の夜なので(?)、泊りは我々2人だけ。大きなお風呂につかってさっぱりしました。島は風が吹いて、仙台や石巻の街中なんかよりはずっと涼しいのですが、道に相当にアップダウンがあり、汗だくになりました。お夕飯は7時過ぎになるということなので、缶ビールでももらおうと思ったら……
生ビールの缶を出してきてサーバーにつないでくれました
猫インテリアも充実
この蚊取り線香置き、かわいいいいい
さて、お待ちかねのお夕飯です!
この刺し盛り、4人前はあると思うけど……
煮魚やら、天ぷらの煮びたしやら
これはスズキのカルパッチョ
カニのお味噌汁
いやあ、やっぱりすごいわ、ここの民宿。お刺身は、同じ色に見えますが、スズキ、アイナメ、ヒラメ(レモンじめと普通のとエンガワ)、ツブガイが盛ってあります。スズキはこのほか、カルパッチョとバンバンジー風、天ぷらの煮びたし、塩麹漬けの焼き魚に。ヒラメは煮魚も。このほか、うに、もずく、タコの頭の酢の物、カニの味噌汁で、もうお腹パンパンです。
もちろん、日本酒ですよ
田代島、日帰りで遊びに来て、松島や石巻に泊まる人が多いようなのですが、もったいなすぎです! だって、お酒やビールを覗けば、1泊2食で8500円なんだよ! 部屋は海からの風が抜けてとても涼しく、エアコンいらず。静かで波の音も聞こえないくらいで、ものすごーくよく眠れました。
翌朝。早朝のお散歩に出かけました
よく休まれましたか()
おかげさまで……
それはよかった!()
夜ご飯の時に、島に移住した漫画家さんのツイッターにリツイートしたら、お返事が来てうれしかった。酔っ払って、一緒に飲まない? なんて言っちゃいましたが、あとでよく読んだら、お住まいは大変な山の中……夜道は真っ暗だし、急に無責任にお誘いしてもこれは無理だね……すみませんでした。
民宿の入り口です
隣の廃屋の前にはこんなソックス君
かいかいかいかいかいかい
廃屋ですが、すごいお家なんだよねー、お隣
この立派な蔵も、使われていないんだろうなあ
人家の周りには至る所に猫がいます
民宿の裏手の丘の上には大きなお寺がありました
海難者のための碑がありました
お散歩を終えて、宿に戻ると……
お帰り()
君たちも朝ご飯待ちかな?
朝ごはん。塩うにがめちゃめちゃ美味しかった!
箸置きもかわいいです
帰りは車で仁斗田まで送ってもらって(これはおそらくはま屋さんの持ち舟)
船の吊上げ作業中(吊り上げるまで見たかったな)
帰りは快速船ブルーライナー乗船。また来るよー!!
とてもいいところなのですが、高齢化・過疎化は来るたびに進んでいるような気がします。若い移住者がいないわけではないようですが、お店もない小さな島のこと。なかなか大変なようです。
若い人は貴重なようで、帰りに車に乗せてもらったお兄さんも、草刈りだ何だとしょっちゅういろいろ頼まれているみたい。「暑くて何するにもやんだくなるんですけどね~」と言っていましたが……無理もないよなあ。
またも長くなったので、その3に続きます。
三度目の田代島ーその1 [旅行]
おねえさんの殺人的な忙しさも一段落、また、猫マスターの長い有休消化もそろそろ終了というわけで、金曜日の代休を利用して、しゅるっと田代島に行ってきました。
結構な早起きをして、東京⇒仙台⇒石巻へ。新幹線⇒仙石快速ラインだと早いもんです。
海は比較的穏やかでしたが、酔って席でぐったりしている若い女の子2人が気の毒でした。田代島の先の網地島にBBQに行くらしいご一家(旦那さんは日本人、ロシア人らしいスタイル抜群の奥さんとそのお母さん、かわいいハーフの子供たち、お友達らしい日本人女性二人)が一緒に乗っていたのですが、波しぶきの上がるデッキにずーっと出っぱなし。金髪を潮風になびかせて、船酔いなんてなんのその。こっちは元気過ぎてビビります。
宿は以前もお邪魔した大泊のはま屋を予約しました。田代島には大泊と仁斗田という二カ所の港がありますが、今大泊の港の方は護岸工事をしていて停泊できないので、仁斗田の港から山越えをしていかなければなりません。幸い、宿のおかあさんが軽トラで荷物を持っていってくれたので、カメラとお財布だけの身軽な格好で歩くことができました。
猫神社の近辺は特に民家があるわけじゃないのに、いつ行っても必ず1匹は猫ちゃんがいる。お当番制かなあと思うのですが。さらに歩いていくと、
石巻の船乗り場に、昨年この島に移住した漫画家さんの漫画が置いてあり、ちらっと読んで面白かったので、即amazonで注文してしまいました。その後ちゃんと読んで、島の事情がいろいろわかりました。この島唯一の雑貨屋・阿部ツ商店は、島に来るたびに前を通っていたのですが、一度も開いているのを見たことがない。不定期に開いていたようですが、店主のおばあさんがもう90近いというということで、いよいよ閉めてしまったようです。
移住者の人がキャンプサイトの管理をしているようです(漫画による知識)。猫たちは、ご飯ももらっているので集まるんでしょうね。
このロッジ、どんな人が利用するのかと思ったら、けっこう外国の人が多いらしい。へー、そうなんだ(漫画による知識)。
えらく長くなったので、次に続きます。
結構な早起きをして、東京⇒仙台⇒石巻へ。新幹線⇒仙石快速ラインだと早いもんです。
やってきたきた、石巻!
船乗り場にある看板
この子のためです
切符販売機の上にあったレゴ猫
行きは、12時発のマーメイド号
1時間ほどで田代島に着きます
海は比較的穏やかでしたが、酔って席でぐったりしている若い女の子2人が気の毒でした。田代島の先の網地島にBBQに行くらしいご一家(旦那さんは日本人、ロシア人らしいスタイル抜群の奥さんとそのお母さん、かわいいハーフの子供たち、お友達らしい日本人女性二人)が一緒に乗っていたのですが、波しぶきの上がるデッキにずーっと出っぱなし。金髪を潮風になびかせて、船酔いなんてなんのその。こっちは元気過ぎてビビります。
第一島猫発見!
船の待合所に猫のお家がありました。この子が家主かな
宿は以前もお邪魔した大泊のはま屋を予約しました。田代島には大泊と仁斗田という二カ所の港がありますが、今大泊の港の方は護岸工事をしていて停泊できないので、仁斗田の港から山越えをしていかなければなりません。幸い、宿のおかあさんが軽トラで荷物を持っていってくれたので、カメラとお財布だけの身軽な格好で歩くことができました。
上る途中で出会った猫ちゃん
猫マスターに遊んでもらって
ありがとう()
どういたしまして
島には竹藪もたくさんあります
ユリが咲くのはこれからか
まずは猫神社を参拝
お当番の猫ちゃん
猫神社の近辺は特に民家があるわけじゃないのに、いつ行っても必ず1匹は猫ちゃんがいる。お当番制かなあと思うのですが。さらに歩いていくと、
また猫が落ちている
いい子だね
山の上にある廃校になった小学校は
島の駅として営業しています
生ビールにありつきましたが、それ以上に美味しかったのが
おにぎり!
塩うにたっぷりなのが何とも贅沢です
外に出たら、にゃんこが喧嘩していました
島に生えていたジャスミン?かなあ
島にたった一軒の雑貨屋は、閉店していました
石巻の船乗り場に、昨年この島に移住した漫画家さんの漫画が置いてあり、ちらっと読んで面白かったので、即amazonで注文してしまいました。その後ちゃんと読んで、島の事情がいろいろわかりました。この島唯一の雑貨屋・阿部ツ商店は、島に来るたびに前を通っていたのですが、一度も開いているのを見たことがない。不定期に開いていたようですが、店主のおばあさんがもう90近いというということで、いよいよ閉めてしまったようです。
仁斗田近くの民家で
よく馴れているね
島の史跡は、朽ちるに任せられている……
かなり高いところのマンガアイランドまでたどり着きました
ここは涼しいので猫がいっぱいいます
移住者の人がキャンプサイトの管理をしているようです(漫画による知識)。猫たちは、ご飯ももらっているので集まるんでしょうね。
海が一望できます
ちばてつや先生のロッジには段平猫?
これは志賀公江先生のロッジかな
このロッジ、どんな人が利用するのかと思ったら、けっこう外国の人が多いらしい。へー、そうなんだ(漫画による知識)。
外国にも猫好きはたくさんいるんだねえ
その後も道々こんな子と出会って遊びながら宿に向かいます
でっかいクツワムシみたいのもいた
過疎化・高齢化の進む島で、こんな朽ちていく廃屋も多い……
宿の玄関には必ず猫がいます
えらく長くなったので、次に続きます。