青春18きっぷ2017夏の陣-GO! GO! 只見線その1 [旅行]
青春18きっぷ夏の陣、いよいよ始動です。今回は、東北の名線・只見線を走りました。
29日(土)出発。大人なので、郡山まではズルして新幹線で行きました。
ググってみると、割合新しいお祭りのようですね。
郡山からは、磐越西線快速フル―ティア1号(郡山10:44-会津若松11:50)に乗ります。フル―ティアは、
特別車両の方は、福島名産のフルーツを使ったスイーツを提供するカフェみたいな車両になっています。ツアーとのセット券しか売らないっていうし、酒飲みのおねえさんには用なしです。へっ。
会津若松で1時間ほど時間があきました。
鶴ケ城等の観光地までは駅からちょっと距離があるので、駅の周りをぶらぶらしました。あ、なんと猫カフェ発見!!
そしていよいよ只見線に乗り込みます。
いやあ、まさかのラインシートで、ちょいと食事はしづらかったけど……向かいに座ったお父さんもサッポロクラシックのロング缶呑んでたからいいよね。
只見線の旅は、会津若松13:07-会津川口14:56ですが、まあ大変な山の中。山間に美しい田園風景もたくさん見られましたが、なかなか写真には撮りづらい。
なんというか、ふわーっとして本当に幻想的なのです。この線は桜や紅葉の時期はかなり混雑するようなのですが、この時期は比較的空いています。でも、この景色もいいと思うんだけど。
バスの中からは、どこがどう線路が寸断されたのかよくわかりませんが、会津川口―只見が不通になってからもう6年も経っていて、かなりの部分が草にうずもれた状態です。「つながれつながれ只見線」なんて赤で書いた大きな看板があったり、お店というお店に「只見線復旧募金箱」が置かれたりしていますが、なかなか道は険しそうだなあ。代行バスは代行バスで、案外便利なようにも見えるし。ただ、雪の季節なんかはまた違うんだろうなあ。
只見川上流にかつて存在し、昭和34年にダムの底に沈んだ田子倉集落のかつての生活を伝える史料館でした。入館料300円はちょっと高いけど、知らなかったことがいろいろあったし、田子倉ダムを曽野綾子とか城山三郎が小説にしていたことも分かったので、まあいいか。
ご近所をお散歩してビールを仕入れ、一風呂浴びて、7時からはお待ちかねの晩ご飯です。
美味しくって、ペロッと食べてしまいました。おこわもお代わりして。お酒も期待を裏切らない味だし。やっぱり福島って、美味しいものがたくさんあるなあ。
翌日に続きます。
29日(土)出発。大人なので、郡山まではズルして新幹線で行きました。
郡山駅前に提灯がいっぱい
采女祭りってなんだ?
ググってみると、割合新しいお祭りのようですね。
郡山からは、磐越西線快速フル―ティア1号(郡山10:44-会津若松11:50)に乗ります。フル―ティアは、
こういう特別車両と
こういう普通車両があります。赤べこちゃんマークがついてます
特別車両の方は、福島名産のフルーツを使ったスイーツを提供するカフェみたいな車両になっています。ツアーとのセット券しか売らないっていうし、酒飲みのおねえさんには用なしです。へっ。
会津若松で1時間ほど時間があきました。
ここにも当然赤べこちゃん
やっぱり白虎隊。そして、「ならぬものはならぬのです……」が書いてあります
鶴ケ城等の観光地までは駅からちょっと距離があるので、駅の周りをぶらぶらしました。あ、なんと猫カフェ発見!!
いろんな子がいるね
こ、「こづゆ」ちゃん?
そしていよいよ只見線に乗り込みます。
会津川口までしか行けませんが
会津う米う米弁当(1100円)をサッポロクラシックでいただきました
いやあ、まさかのラインシートで、ちょいと食事はしづらかったけど……向かいに座ったお父さんもサッポロクラシックのロング缶呑んでたからいいよね。
只見線の旅は、会津若松13:07-会津川口14:56ですが、まあ大変な山の中。山間に美しい田園風景もたくさん見られましたが、なかなか写真には撮りづらい。
印象的なのは、この時期は川霧でしょうか
なんというか、ふわーっとして本当に幻想的なのです。この線は桜や紅葉の時期はかなり混雑するようなのですが、この時期は比較的空いています。でも、この景色もいいと思うんだけど。
さあ、着いた
東北の駅百選に選ばれたという駅ですが
中にこんなうれしいことも書いてあります
1日に6本しかないんだよねえ……
ここから只見までは代行バスが出ています
駅前にあったレトロな薬店。なんか、横溝正史の世界
代行バスの経路にて。今は使われていない線路
バスの中からは、どこがどう線路が寸断されたのかよくわかりませんが、会津川口―只見が不通になってからもう6年も経っていて、かなりの部分が草にうずもれた状態です。「つながれつながれ只見線」なんて赤で書いた大きな看板があったり、お店というお店に「只見線復旧募金箱」が置かれたりしていますが、なかなか道は険しそうだなあ。代行バスは代行バスで、案外便利なようにも見えるし。ただ、雪の季節なんかはまた違うんだろうなあ。
只見駅
駅から宿までの間にあった「ふるさと館田子倉」
只見川上流にかつて存在し、昭和34年にダムの底に沈んだ田子倉集落のかつての生活を伝える史料館でした。入館料300円はちょっと高いけど、知らなかったことがいろいろあったし、田子倉ダムを曽野綾子とか城山三郎が小説にしていたことも分かったので、まあいいか。
宿の部屋。今回は割とちゃんとしたところだからね
窓からは緑の田園風景が
ご近所をお散歩してビールを仕入れ、一風呂浴びて、7時からはお待ちかねの晩ご飯です。
コースターがこんなでした
やっぱり日本酒は頼むよねえ
すきやきにも只見トマトが入ってます
イワナの塩焼き
馬刺し! やっぱり、坂下のかなあ
これも特産。塩蕨とか売ってるんだよね
デザートはメロン
美味しくって、ペロッと食べてしまいました。おこわもお代わりして。お酒も期待を裏切らない味だし。やっぱり福島って、美味しいものがたくさんあるなあ。
翌日に続きます。
1泊2日で3冊+1 [本]
青春18きっぷ夏の陣開始に伴って読んだ本+その前に読んだ本1冊。
坂井希久子『17歳のうた』読了。
それぞれ違う地方に住むさまざまな17歳の青春の1ページが切り取られていて、鮮やか。女王、さすがでございます。
山本一力『蒼龍』読了。
連作短編か何かかと思ったら、一つ一つは独立した短編集。設定はかなり厳しい感じだったけれど、やはり最初のやつがジーンときたなあ。働くものとして。
柴田よしき『桜さがし』読了。
青春小説の連作短編をひとつづつミステリ仕立てにしている。青春小説の部分はいいけれど、ミステリとしての設定や出来は、なんとなくちょっと厳しいような。
川上弘美『どこから行っても遠い町』読了。
すごく良かった。っていうか、川上弘美さんは最初のうちはぴんと来なかったけれども、最近すごく好きかもしれない。全体に漂う死臭はすごいけれども。
坂井希久子『17歳のうた』読了。
それぞれ違う地方に住むさまざまな17歳の青春の1ページが切り取られていて、鮮やか。女王、さすがでございます。
山本一力『蒼龍』読了。
連作短編か何かかと思ったら、一つ一つは独立した短編集。設定はかなり厳しい感じだったけれど、やはり最初のやつがジーンときたなあ。働くものとして。
柴田よしき『桜さがし』読了。
青春小説の連作短編をひとつづつミステリ仕立てにしている。青春小説の部分はいいけれど、ミステリとしての設定や出来は、なんとなくちょっと厳しいような。
川上弘美『どこから行っても遠い町』読了。
すごく良かった。っていうか、川上弘美さんは最初のうちはぴんと来なかったけれども、最近すごく好きかもしれない。全体に漂う死臭はすごいけれども。