帰省して Reborn Art Festival 2017 Part2 その2

　さて、Rebornも10日で終了。9日までに見ちゃおうってんで動いています。

牡鹿半島、まだテッポウユリが咲いています

牡鹿半島のDエリアで最後に見た作品がこれ。岩井優《ダンパリウム》

近寄ると、すごい迫力

会期中つねに変化していく作品だそうです

スタッフは会場のお寺に泊まりこんでいるみたいです

　そしてシャトルバスで牡鹿公民館前に戻ります。

牡鹿公民館

近くにあるギャレット・ムーアの作品

　バス待ちの時間、小さな資料館のようなところを見学しました。牡鹿半島、鮎川の歴史が展示されています。

高倉健、デビュー2年目くらいの作品らしい

　このあたりは昔から捕鯨で有名な場所です。以前千葉の鯨料理自慢の民宿に泊まった時に、この鮎川からたくさんの捕鯨関係技術者が全国に出稼ぎに出ていると聞きました。商店街でも鯨の肉をたくさん売っていて、こんなに暑くなかったらちょっとほしかったな。捕鯨には、だいぶ前から風当たりは厳しくなっていますが……

そして、震災。海辺の建物はほとんど全滅です

バスまでまだ時間があり、鯨の竜田揚げバーガーを食べました

　バーガー屋さんのおばさんが、アートフェスで帰ってきた幼馴染との久々のおしゃべりに興じていたのを、バーガーを食べながら聞くともなしに聞いてしまいました。「震災がなくても、この町は過疎でなくなったかもしれない。でも、震災があって、国のお金が入って、またやり直しということになって……このお店もいつまでもつかわからないけど……」と。切なくなりました。

近くに「おしかのれん街」という仮設の商店街がありました

中は、こんな感じ

お土産を買った

食べなかったけど、こんなお寿司があるようです

代わりに今頃、今年初かき氷

こんなのや

こんなのが貼ってあると思ったら

商店街でお世話しているにゃんこがいるみたい

名前、ながおかくん？

こんなのもあった。けっこう刺される人がいたみたい

こんな子もいました

　

石巻市内に戻ると、すぐ日没

　本当はここでもう二つ作品を見るつもりだったのですが、結局あまりに暗くて探し当てられませんでした。また、道を尋ねた人も、どこに作品があるか知りません。「チケットを買わないと、マップももらえないんで、私はわかりません」みたいな答え。これは、街のイベントとしてはちょっとよろしくないのではないでしょうか。まあ、こういう企画は石巻では初めてなのかもしれないけど……
　というわけで、街中のカールステン・ニコライと増田セバスチャン作品には巡り合えませんでした。
　その後、石巻の居酒屋の名店『六文銭』にダメもとで飛び込んでみるも、土曜日の夜なんて、とてもとても入れません……というわけで、

すごすごと仙石東北ラインに乗りました

　なんかねー、秋味飲むと、一気に秋になっちゃったなあって感じがしちゃうんだよねえ。ちょっと寂しい。
　実家に一泊し翌日曜日は、母の施設を午前中に尋ねてみました。午後行くと、最近いつも寝てるもんで……でも、9時半くらいに着いたら、やっぱり寝てたけど……まあ、でもそのあと起きて、「また来月来るからね」と言ったら、「うん」って言ってたので、まあいいでしょう。反応ないときは、全然答えが返ってこないからね。

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