どこかにマイル 秋田の旅その2 [旅行]
23日(土)の朝は、まずは再び「かくのだて温泉」へ。ゲストハウスでチケットを買うと、通常価格600円でなぜか2回入れるという特典があったので、これを利用しない手はないのです。こざっぱりしたところで角館駅までたらたら歩いて、今回の主目的である秋田内陸縦貫鉄道に乗ります。
電車まではちょっと時間があったので、駅に行く前に、昨日訪ねたのとは別の地区の武家屋敷を覗きました。
東京の老舗レストランで働いていたシェフが作ったメニューで、とても美味しいのです。降りる価値あり!
その後、また阿仁合駅から鉄道に乗って、ちょっと角館方面に戻ります。
残念ながら、どぶろくは品切れでした。1合450円で量り売りしてくれるというのですが……悔しい! また、ここにはマタギ資料館もあります。
内陸縦貫鉄道の人が言っていましたが、このあたりはごく普通に熊が出るそうですが、周囲の人たちは、よほど熊が悪さをしない限り警察にも言わないとか。悪さをしたら、自分たちでやっつけるのだそうで……マタギだし。
春になると山々のブナの新芽がふいて、それを目当てに木に上っていく熊の姿が、遠くからでもわかるとのこと。怖い……
ちょっと長くなったので、つづく。
電車まではちょっと時間があったので、駅に行く前に、昨日訪ねたのとは別の地区の武家屋敷を覗きました。
メインじゃない方の地区の武家屋敷。味噌・醤油屋さんです
立派な蔵の中は、蔵屋敷になっています
ぽっつーん(セルフタイマー撮影)
ここで最近結婚式もやったらしい
外には仕込み水。もちろん、飲んでOK
秋田内陸縦貫鉄道、土日はこんな切符があります
車内は愛らしい秋田犬の写真がてんこ盛り
秋田美人のお見送りつき
車窓からの風景は、こんな感じですが
途中いくつかある田んぼアートや(秋田犬の四季)
景色の良いところではスピードを緩めて運転してくれます
阿仁合駅で途中下車
ここに併設のレストラン「こぐま亭」の名物・馬肉シチューをいただきます
東京の老舗レストランで働いていたシェフが作ったメニューで、とても美味しいのです。降りる価値あり!
阿仁合駅の待合室にて。熊がいました
駅の外にて。これ、大丈夫なの?
この人も大丈夫なの?
本当にこんなチャラいのでいいの?
駅舎近くの内陸縦貫鉄道資料館の入り口には「チェーンソーアート」
中に熊の毛皮の敷物がありましたが
本気で怖くて触れません
阿仁は鉱山のあった場所なので、いろいろと遺物が保存されています
御雇外国人技師を住ませた洋風の家とか
その後、また阿仁合駅から鉄道に乗って、ちょっと角館方面に戻ります。
途中駅。この駅名は、読めないよねえ
ここで降ります
駅ではマタギの像がお出迎え
2キロほど離れた打当温泉マタギの湯。車で送迎してくれます
もちろんお風呂もいいのですが
ここはどぶろく特区でもあります
残念ながら、どぶろくは品切れでした。1合450円で量り売りしてくれるというのですが……悔しい! また、ここにはマタギ資料館もあります。
熊の頭の骨
マタギの家も再現されていますが
「立入禁止」です。っていうか、怖くて入れないし
ロビーにも熊
内陸縦貫鉄道の人が言っていましたが、このあたりはごく普通に熊が出るそうですが、周囲の人たちは、よほど熊が悪さをしない限り警察にも言わないとか。悪さをしたら、自分たちでやっつけるのだそうで……マタギだし。
駅から見渡す山々
春になると山々のブナの新芽がふいて、それを目当てに木に上っていく熊の姿が、遠くからでもわかるとのこと。怖い……
ちょっと長くなったので、つづく。
どちらも面白い [本]
荒木源『けいどろ』読了。
『ちょんまげぷりん』の人。今回はまた、人情ものに。それにしても、この大阪弁は正しいのだろうか。詳しくないけど。結末がちょっと切なかったが、こういうことって、案外ありそう。問題をたくさんはらんで、しかもちゃんとエンタメになっていて、エライ!
熊谷達也『邂逅の森』読了。
直木賞と山本周五郎賞をダブル受賞した作品。今回、秋田内陸縦貫鉄道の阿仁マタギなど、兄のマタギの里を尋ねるにあたって借りて読んだが、仙台出身でこんな重厚な小説を書いて直木賞を取った人がいるというのは、寡聞にして知らず。勉強不足に愕然。そういえば、仙台市文学館でも紹介されていたじゃん。
『ちょんまげぷりん』の人。今回はまた、人情ものに。それにしても、この大阪弁は正しいのだろうか。詳しくないけど。結末がちょっと切なかったが、こういうことって、案外ありそう。問題をたくさんはらんで、しかもちゃんとエンタメになっていて、エライ!
熊谷達也『邂逅の森』読了。
直木賞と山本周五郎賞をダブル受賞した作品。今回、秋田内陸縦貫鉄道の阿仁マタギなど、兄のマタギの里を尋ねるにあたって借りて読んだが、仙台出身でこんな重厚な小説を書いて直木賞を取った人がいるというのは、寡聞にして知らず。勉強不足に愕然。そういえば、仙台市文学館でも紹介されていたじゃん。