内弁慶

　さて、今日はおねえさんは待ちに待った（？）代休です。とはいえ、お風呂のリフォームのお見積りで、朝から2件も業者が来るので、そうだらだらはしていられません。
　まず10時に最初の業者さんが到着。それまでうとうとしていたライチ、光のように姿を消しました。目の端に、なにかグレーの縞模様の入ったトカゲのようなのがこそこそ走っていきましたが……

あら、マーリィちゃん、偵察？

今ね、みんな採寸してる（マ）

　マーリィちゃんは、階段の上から浴室で作業中の業者さんを眺めて、「かわいい～」なんて言われてご機嫌です。業者さんの帰るときにも、これ見よがしに近くでころーんと転がってみたりして可愛さアピール！　やるなあ、マーちゃん。
　紋次郎、ポン姐さんも全く動じず。分電盤を見るためにストッカーを開けたら、「おやつなの？」なんて寄って行って、業者さんの足元でちょろちょろしてみたりして。ダメだよ～。

別に悪い人たちじゃないと思うし（紋）

紋次郎は、冷静だね

見積書、いつもらえるのかしらね（ポ）

まずはメールでプランを教えてくれるみたいよ

　それからちょっと時間をおいて、ようやくライチの居場所がわかりました。

ねえ、もう帰った？（ラ）

もう誰もいないよ

本当でしょうね（ラ）

嘘ついたってしょうがないじゃん

じゃあ、おやつでもいただきましょうか（ラ）

ライチ君、ただ隠れていただけなのに、おなかすいたの？

　いやあ、この子はどうしてこんなに怖がりなのかねえ。故・レオン君も同じようなものでしたが……

あー、やすらぐ（ラ）

　隠れ家から出てきた後は、ひとしきりまたたびボールで憂さを晴らすライチ君でした。

　

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映画監督の本

　安藤モモ子『0.5ミリ』読了。

　映画は、長い映画だが、とんでもなく面白かった。もちろん主演の安藤サクラというとんでもない女優の力量によるものも大きいけれども、実際に映画を監督した安藤モモ子さんが原作も書いているというので、早速借りて読んだら、これもまた面白かった。どうしても先に見てしまった映像に引きずられるけれども、同じ人が映像化しているのだから、それはそれで間違ってはいないし。後に入っていた『クジラの葬式』も面白くて、才能あるなー、と思った。
　

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