青春18きっぷ2018春の陣ー三度目？の鳴子温泉

　金曜夜は、恒例の帰省です。深夜バスで土曜早朝に仙台駅西口に着き、徒歩で実家へ。弟あての彦根みやげを置いて、出発。もちろん帰省の目的は見舞いなのですが、今回は、青春18きっぷの最終使い切りもやってしまおうというわけで……

小牛田で陸羽東線に乗り換えて

文庫本なんか読みながらのんびり走ります

　小牛田を「こごた」と読めるのは宮城県人くらいなもんでしょうなあ……で、そこから鳴子温泉駅まで行って下車。

後ろの山々にはまだ雪があります

　長袖Tシャツの上にちょっと厚めのパーカ、その上にスタジャンを羽織るという服装でしたが、割と風が冷たくて、決して暖かくはない。桜もまだです。

鳴子温泉にもまだ残雪！

あちこちで湯けむりは上がっているのですが、気温は低い

足湯ならぬ、手湯です。気持ちいい

温泉番付。東のほうはけっこう行ってるけど、西はやっぱり弱いなあ

鳴子はこけしの里でもあります

お風呂の前に深瀬の栗だんご

　深瀬の店先で食べられる。この小さいきゅうりの漬物、美味しかったから後で買おうと思って、忘れちゃった。一緒に買った鳴子レーヌも甘くて美味しかった。

ここで入るのは、早稲田桟敷湯。530円で入れる共同温泉です。気持ちよかったー

　あまり人がいなくてゆーったり、入れました。あったまったなあ。

あったまったら、地ビール。なんかちょっとグラスが残念だが

山菜そばをいただきました

鳴子温泉には、大野隆司さんの小さなギャラリーもあります

駅にこんなポスターが

　壇蜜のお色気キャンペーンCMへのバッシングに反省して（？）、冬のPRはハードボイルドな感じにしたらしい。動画自体はもう見られないかもしれませんが、発表時の様子が下の動画で見られます。

　その後、また陸羽東線で小牛田まで戻り、そこから母の施設のある駅へ。ティータイムで食堂に連れてきてもらっていたのに、なんか眠そうで、あんまり反応がよくありませんでしたが……15時半の新幹線で東京に帰りました。東京の桜は、もうおしまいなんですねえ。早い！　それに暖かい！　と思いました。

　この日の青春18きっぷは、

仙台→東照宮　　　　 185円
東照宮→鳴子温泉　　1,663円
鳴子温泉→岩切　　　1,490円
岩切→仙台　　　　　　195円　
合　計　　　　　　　3,533円

　うんうん、今回も使い倒したぞ！　というわけで、春の青春18きっぷ旅はこれで終了です。

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帰省でほぼ3冊

　恩田陸『木曜組曲』読了。

　これも映画化されていたとは知らなかったが、うーん、こんな家の中だけで起きていることを、どんな風に映画化したのかなあ。登場人物の関係の必然性がよくわからなかったけど。

　川上弘美『ハヅキさんのこと』読了。

　短編集で、いつもながらなんとなく不思議な雰囲気だが、これは割ととっつきやすくて、好きなのもけっこうあった。

　好村兼一『侍の翼』読了。　

　死ぬも生きるも運命、と思わされれる小説だが、なかなか面白く読んで、引き込まれた。でも、最後は、こうなるのかあ……。

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