青春18きっぷ夏の陣2018 その3 ー西へ!- [旅行]
さて、最終日の11日(土)、まずは米子駅のコインロッカーに荷物を預けます。
米子から山陰本線でわずか8分で……
でも、今回はどじょう掬いを見たくて安来に来たわけではなくて、ここからシャトルバスで約20分走って着いたのは……
茶道の心得がないので、ちょいと緊張しましたが、ちゃんと冷房が効いていたので、お抹茶は美味しかったです。松風も美味しかったし。
いやー、前々から来てみたかったのよ、ここ! 聞きしに勝る素晴らしい庭園! きっと四季折々違う表情が見られるんだろうなあ。遠くてそうそう来られるところではないけど……また、古典的な陶器や日本画のコレクションももちろん素晴らしいのですが、最後にあった現代日本画の展示が素晴らしくて、帰りのシャトルバスの時間ギリギリまで粘ってしまいました。もう一本遅らせてもよかったくらい(無理でしたが)。最後にああいうのがあるんだったら、前もって言っておいてほしいよなあ。
米子駅からまたバスに乗って約20分。皆生温泉に着きます。ここに最後の目的があります。
最終日は青春18きっぷは封印し、米子→岡山は特急やくも、岡山からは贅沢にのぞみに乗って帰りました。でないと、その日中に横浜に帰れません
西に行くので、どれだけ暑いかと思いましたが、結果的には全体的に曇っていて、あまり強烈な日差しには当たらずにすみました。今回は青春18きっぷ使用の2日間も、全行程を使ったわけではありませんが、まあとりあえず元は取れているし、あんまり遅くなると、地方都市だと飲み食いできる店がみんな閉まっちゃうもんね。うん、ケチな自分ではありますが、今回は、西日本豪雨の被災地に私なりにささやかな貢献をしたかったのも目的の一つではあるので、こういうのもいいかな、と今回は納得したのでありました。
<今回の青春18きっぷ使用区間>
1日目 小田原→石山 6,800円
石山→京都 240円
京都→姫路 2,270円 ※姫路→岡山は新幹線
岡山→倉敷 320円 合計 9,630円
2日目 倉敷→吉永 840円
伊里→倉敷 970円
倉敷→新見 1,140円 合計 2,950円 ※新見→米子は特急やくも
2日目は大したことないけど、やっぱり1日目にムーンライトながらでけっこう稼いでいるな。まあよし! まだ3日分残っています。どのくらい使えるかなあ。
今年の夏の第一弾はこれにて終了です。
あ! かわいい
コナン君の列車だ!
米子から山陰本線でわずか8分で……
島根県の安来駅に着きます
安来と言えば安来節で、どじょう掬いいですが
全国優勝大会 つまりは世界一ということかしら
す、すくい愛?
でも、今回はどじょう掬いを見たくて安来に来たわけではなくて、ここからシャトルバスで約20分走って着いたのは……
足立美術館です
つたない写真では、この美しさが伝わらなくて悔しい
生きた掛け軸の前で
銘菓「松風」を食べて
お抹茶をいただきます
お湯は、金の茶釜で沸かしたんだって!
茶道の心得がないので、ちょいと緊張しましたが、ちゃんと冷房が効いていたので、お抹茶は美味しかったです。松風も美味しかったし。
いやー、前々から来てみたかったのよ、ここ! 聞きしに勝る素晴らしい庭園! きっと四季折々違う表情が見られるんだろうなあ。遠くてそうそう来られるところではないけど……また、古典的な陶器や日本画のコレクションももちろん素晴らしいのですが、最後にあった現代日本画の展示が素晴らしくて、帰りのシャトルバスの時間ギリギリまで粘ってしまいました。もう一本遅らせてもよかったくらい(無理でしたが)。最後にああいうのがあるんだったら、前もって言っておいてほしいよなあ。
帰りはまた安来→米子と戻って……
米子駅からまたバスに乗って約20分。皆生温泉に着きます。ここに最後の目的があります。
菊竹清訓設計、ホテル東光園
ランチブッフェ+日帰り入浴で1800円はまあ、安いやね
ホテルの窓からは間近に海水浴場が見えます
はー、びばびば
最終日は青春18きっぷは封印し、米子→岡山は特急やくも、岡山からは贅沢にのぞみに乗って帰りました。でないと、その日中に横浜に帰れません
西に行くので、どれだけ暑いかと思いましたが、結果的には全体的に曇っていて、あまり強烈な日差しには当たらずにすみました。今回は青春18きっぷ使用の2日間も、全行程を使ったわけではありませんが、まあとりあえず元は取れているし、あんまり遅くなると、地方都市だと飲み食いできる店がみんな閉まっちゃうもんね。うん、ケチな自分ではありますが、今回は、西日本豪雨の被災地に私なりにささやかな貢献をしたかったのも目的の一つではあるので、こういうのもいいかな、と今回は納得したのでありました。
<今回の青春18きっぷ使用区間>
1日目 小田原→石山 6,800円
石山→京都 240円
京都→姫路 2,270円 ※姫路→岡山は新幹線
岡山→倉敷 320円 合計 9,630円
2日目 倉敷→吉永 840円
伊里→倉敷 970円
倉敷→新見 1,140円 合計 2,950円 ※新見→米子は特急やくも
2日目は大したことないけど、やっぱり1日目にムーンライトながらでけっこう稼いでいるな。まあよし! まだ3日分残っています。どのくらい使えるかなあ。
今年の夏の第一弾はこれにて終了です。
青春18きっぷ夏の陣2018 その2 ー西へ!- [旅行]
さて、10日(金)の朝はちょっと早めに宿を出て、駅に向かいました。
倉敷から山陽本線で、小さな駅「吉永」へ。
かなりこわもてのおじさまが運転士さんだったのですが、「おねえさん、閑谷学校行くの? ほんとは停まらんのやけど、おろしちゃるわ」(だいたい岡山弁)と、本来そこに停まる便ではなかったのですが、載せてくれました。お客ひとりで、まさかの200円。20分くらいかかる道のりなのですが。
閑谷学校は、寛文十年(1670)、岡山藩主池田光政が創った日本初の「庶民のための学校」で、今もここの立派な講堂は実際に使われることがあります。とある展覧会で知ったもので、ついついはるばる見に行ってしまったわけです。
帰りも同じおじさんの運転するバスに乗ったのですが、着いたのは、赤穂線の伊里駅。吉永よりさらに小さくて、人がいません。
帰りのバスは、おじさんがけっこう話しをしてくれました。どうも弟さんが東京でお店の経営に携わっているらしく、チラシをくれました。銀座にもお店があるって、すごいな。ただ、岡山弁がディープすぎて、たぶん7割くらいしか聞き取れていないと思う。やっぱり、千鳥なんかのしゃべる岡山弁はまだまだマイルドなんだな
もしかしたら初めて入ったかも、ですが、なんかもうこのコレクション、すごいすごい。まずはもうゴーギャンの「かぐわしき大地」が普通に飾ってあったところでびっくりでした。そのほかにも続々と知っている作品が出てきます。
本館、分館のほか、工芸館、東洋館もあって、くまなく見るとけっこう疲れる。
その後は鈍行でゆるゆると米子に向かうはずだったのですが……
当たり前田カレーというネーミングにやられてしまいました……。美味しいし、安いし、雰囲気もよく、注文の品が出てくるのも早くて。ただ、もつ煮込みが辛いやつだったのだけは、誤算だったなあ。翌日に続きます。
昼間見るとこんな宿でした。ボラの人も泊まっているらしい
前の晩に飲んだ店。こんな店構えだったのか
倉敷駅にあった氷柱。憎い演出だね
倉敷から山陽本線で、小さな駅「吉永」へ。
駅前にいたバス(ワゴンですが)に乗せてもらいました
かなりこわもてのおじさまが運転士さんだったのですが、「おねえさん、閑谷学校行くの? ほんとは停まらんのやけど、おろしちゃるわ」(だいたい岡山弁)と、本来そこに停まる便ではなかったのですが、載せてくれました。お客ひとりで、まさかの200円。20分くらいかかる道のりなのですが。
昔ながらの鯉のえさが売っています
こんなすごい山の中に、こんなに立派な学び舎があるなんて!
閑谷学校は、寛文十年(1670)、岡山藩主池田光政が創った日本初の「庶民のための学校」で、今もここの立派な講堂は実際に使われることがあります。とある展覧会で知ったもので、ついついはるばる見に行ってしまったわけです。
周囲は自然がいっぱい!
苔が美しい
帰りも同じおじさんの運転するバスに乗ったのですが、着いたのは、赤穂線の伊里駅。吉永よりさらに小さくて、人がいません。
帰りのバスは、おじさんがけっこう話しをしてくれました。どうも弟さんが東京でお店の経営に携わっているらしく、チラシをくれました。銀座にもお店があるって、すごいな。ただ、岡山弁がディープすぎて、たぶん7割くらいしか聞き取れていないと思う。やっぱり、千鳥なんかのしゃべる岡山弁はまだまだマイルドなんだな
ここから倉敷に戻ります
曇っているなりにけっこう蒸し暑い
ペッパー、熱中症か しっかりー
な、懐かしいな(いかなかったけど)
やはりここでは大原美術館を見なくちゃですね
もしかしたら初めて入ったかも、ですが、なんかもうこのコレクション、すごいすごい。まずはもうゴーギャンの「かぐわしき大地」が普通に飾ってあったところでびっくりでした。そのほかにも続々と知っている作品が出てきます。
本館、分館のほか、工芸館、東洋館もあって、くまなく見るとけっこう疲れる。
白桃ジュースを飲んで一休み
その後は鈍行でゆるゆると米子に向かうはずだったのですが……
山の中の何にもないこの新見という駅で40分以上待つというので……
特急やくもで、ちょっとだけ、ズル
この特急も西日本豪雨では被害に遭ったらしい
米子の宿。駅近便利なのに加えて、24時間の循環風呂があって1泊2700円というリーズナブルプライス!
しかもフロントのおじさんに教えてもらった飲み屋が大当たり!(利き酒セット1200円)
ただちょっと煮込みが辛かったので
焼酎も飲んじゃいました
ラッキョウも鳥取産だし
締めにこんなの食べたのは、ちょっと暴走
当たり前田カレーというネーミングにやられてしまいました……。美味しいし、安いし、雰囲気もよく、注文の品が出てくるのも早くて。ただ、もつ煮込みが辛いやつだったのだけは、誤算だったなあ。翌日に続きます。
青春18きっぷ夏の陣2018 その1 ー西へ!- [旅行]
今年もムーンライトながらに合わせて夏休み第一弾をとってしまいました。けっこう席がとれないからさあ、この電車。
台風が来ていたし、えらいこと心配しましたが、ちょうどすれ違うコース。雨の中横浜に向かったところ、何ら問題なく出発できました。グーグー寝ているうちに夜が明け、予定通り大垣に到着。大垣ダッシュも無事にこなして、今回は米原から琵琶湖新快速に乗って……
石山駅前のMacでちょっと時間をつぶして、バスに乗ります。けっこう長いこと山を登って、MIHO MUSEUMへ。来たい来たいと思っていて、なかなか来れなかったのです。遠いし、冬はやってないし。
古代から「聖なる色」とされてきた赤と青についての展示という、ちょっと面白い趣向。展示室の撮影はできませんでしたが、赤い色の服をまとって赤い色の部屋に入るとどんな感じ? とか、顔に赤や青のペインティングをしてみたら、どんな気分? なんていう楽しい体験もあって面白かった(さすがに子供たちに混ざって顔ペインティングはできず、ちょっと悔しい。まあいいや、どうせ汗まみれだし)。
ここのレストラン「ピーチバレイ」は、自然農法で作った野菜のおいしいランチが食べられるというので、期待していたのですが、朝一で展示を見て戻ってきたはずなのに、11時半のオープンをちょっと過ぎたレストランの前はずらーっと行列。ち、こっちゃあ次の予定があるんだよ! ということで、泣く泣くあきらめ、バスでまた山を下りました。
石山から京都へは近いものです。また電車で移動。駅そばで元気をつけて行ったところは……
お忍びのなでしこジャパンではありません。親子連れでいっぱいでしたが、案外ストレスなく見られるくらいの混み方だったのがうれしい。平日だしな。
土曜の朝にホテルでTVをつけたら偶然このアニメやっていて、割とはまりました。ロボットの形はヘンだけど、登場人物のセリフがちゃんと鉄ヲタしている。当然というか、スポンサーにJR東日本が入っていました。
この後この日の宿泊場所の倉敷まで移動したのですが、途中姫路で乗り換えの時間を間違えて……
姫路→倉敷間だけ、新幹線に乗ってズルしました。なんて速いんだ、新幹線。
夜は、倉敷の安宿のお兄さんに「ちょいと刺身と日本酒で一杯やれるところはありませんか」と聞いたところ、なかなか良いお店を紹介してくださり……
で、岡山のお酒をいただきました。竹林、日置桜となんだっけ……忘れたけど、いずれも美味しかったぞ!
寝る場所はくそ狭いけれども、なかなか清潔でいい感じの宿でした。ボディソープもシャンプーリンスもあったし、そのうえ乳液や化粧水もあるのがすごいと思いました。災害ボラで来ている人も利用するようです。
なんかもう、今回も相当に写真撮りすぎているので、次回に続きます。
出発は8日(水)夜
台風が来ていたし、えらいこと心配しましたが、ちょうどすれ違うコース。雨の中横浜に向かったところ、何ら問題なく出発できました。グーグー寝ているうちに夜が明け、予定通り大垣に到着。大垣ダッシュも無事にこなして、今回は米原から琵琶湖新快速に乗って……
ここも芭蕉が来ていたのか。歩くねえ
石山駅前のMacでちょっと時間をつぶして、バスに乗ります。けっこう長いこと山を登って、MIHO MUSEUMへ。来たい来たいと思っていて、なかなか来れなかったのです。遠いし、冬はやってないし。
ここはレストラン等があるのですが
美術館へはさらに7~8分歩いていきます
異界へのトンネルを抜けると
I.M.ペイの設計ということで、中国系のお客がたくさん来ていました
企画展はコレ
よ!
古代から「聖なる色」とされてきた赤と青についての展示という、ちょっと面白い趣向。展示室の撮影はできませんでしたが、赤い色の服をまとって赤い色の部屋に入るとどんな感じ? とか、顔に赤や青のペインティングをしてみたら、どんな気分? なんていう楽しい体験もあって面白かった(さすがに子供たちに混ざって顔ペインティングはできず、ちょっと悔しい。まあいいや、どうせ汗まみれだし)。
帰り道
ここのレストラン「ピーチバレイ」は、自然農法で作った野菜のおいしいランチが食べられるというので、期待していたのですが、朝一で展示を見て戻ってきたはずなのに、11時半のオープンをちょっと過ぎたレストランの前はずらーっと行列。ち、こっちゃあ次の予定があるんだよ! ということで、泣く泣くあきらめ、バスでまた山を下りました。
石山から京都へは近いものです。また電車で移動。駅そばで元気をつけて行ったところは……
水族館じゃなくて
やっぱ、一度はいかないと
0系の前で記念撮影
お忍びのなでしこジャパンではありません。親子連れでいっぱいでしたが、案外ストレスなく見られるくらいの混み方だったのがうれしい。平日だしな。
いたいた、この偽ウルトラマンみたいなやつ
あったねえ、これも。薄べったいの紙のコップで水飲んだ
親子連れを押しのけて、ノリノリ……
鉄道インスパイア作品もたくさん
これの特設コーナーがあって、なんだかなーと思ったけど
土曜の朝にホテルでTVをつけたら偶然このアニメやっていて、割とはまりました。ロボットの形はヘンだけど、登場人物のセリフがちゃんと鉄ヲタしている。当然というか、スポンサーにJR東日本が入っていました。
この後この日の宿泊場所の倉敷まで移動したのですが、途中姫路で乗り換えの時間を間違えて……
こんなの食っていたら間に合わなくなって
姫路→倉敷間だけ、新幹線に乗ってズルしました。なんて速いんだ、新幹線。
夜は、倉敷の安宿のお兄さんに「ちょいと刺身と日本酒で一杯やれるところはありませんか」と聞いたところ、なかなか良いお店を紹介してくださり……
ニシ貝のお刺身
タコの旨煮
焼きままかり
で、岡山のお酒をいただきました。竹林、日置桜となんだっけ……忘れたけど、いずれも美味しかったぞ!
もうちょっとこぼしてほしいとこですが
今回泊まった宿はこんな感じ
寝る場所はくそ狭いけれども、なかなか清潔でいい感じの宿でした。ボディソープもシャンプーリンスもあったし、そのうえ乳液や化粧水もあるのがすごいと思いました。災害ボラで来ている人も利用するようです。
なんかもう、今回も相当に写真撮りすぎているので、次回に続きます。
旅で3冊、割と長編 [本]
浅田次郎『オー・マイ・ガアッ!』読了。
笑わせるほうの浅田次郎だが、ただのエンタメというよりもう一つ深くなっているのが、さすが、さすが。
原宏一『握る男』読了。
これも極上のエンタメでありながら、深いところがある。『ムガボ』とかよりさらに面白い内容。長編だが一気に読める。
乾緑郎『鷹野鍼灸院の事件簿 謎に刺す鍼、心に点す灸』読了。
最初のものから比べてまたさらに面白くなっている。特に、「埋没鍼療法」なんかは、現役鍼灸師ならではの発想! 初めて知ったし、そういうの。
笑わせるほうの浅田次郎だが、ただのエンタメというよりもう一つ深くなっているのが、さすが、さすが。
原宏一『握る男』読了。
これも極上のエンタメでありながら、深いところがある。『ムガボ』とかよりさらに面白い内容。長編だが一気に読める。
乾緑郎『鷹野鍼灸院の事件簿 謎に刺す鍼、心に点す灸』読了。
最初のものから比べてまたさらに面白くなっている。特に、「埋没鍼療法」なんかは、現役鍼灸師ならではの発想! 初めて知ったし、そういうの。
二つの日記 [本]
小川洋子『妖精が舞い下りる夜』読了。
早稲田の文芸を出て、倉敷で主婦をしながら作家をやって、芥川賞というなんだか羨ましい環境。前半のエッセイは、本人の作風とも相まって何か死のにおいがして盛り上がらなかったが、阪神ファンを出してきたあたりからがぜん面白くなる。なんか意外な一面を見たっぽいところがいいのかな。
壇蜜『壇蜜日記(1)』読了。
独特の文体。妙に知性派ぶらず、無理に人を笑わそうともせず、素直に書いている感じがして、なんかスーッと読んでしまった。時々刺さる文章もあるし。そうだなあ、もう24時間闘えないなあ。感じ飼ってる黒っぽいスフィンクスちゃんもまた見たいなあ。
早稲田の文芸を出て、倉敷で主婦をしながら作家をやって、芥川賞というなんだか羨ましい環境。前半のエッセイは、本人の作風とも相まって何か死のにおいがして盛り上がらなかったが、阪神ファンを出してきたあたりからがぜん面白くなる。なんか意外な一面を見たっぽいところがいいのかな。
壇蜜『壇蜜日記(1)』読了。
独特の文体。妙に知性派ぶらず、無理に人を笑わそうともせず、素直に書いている感じがして、なんかスーッと読んでしまった。時々刺さる文章もあるし。そうだなあ、もう24時間闘えないなあ。感じ飼ってる黒っぽいスフィンクスちゃんもまた見たいなあ。
涼み方 [猫]
紋次郎は、よく冷たい金属部分に頭を載せて涼んでいます
へえ、工夫ね(ポ)
ポンちゃんはいつもそこだもんね
この、金属部分に接してひんやりを楽しむというのが、最近のにゃんずのトレンドです。
あー、気持ちいい(ラ)
あたしも、ここが好き(マ)
最近僕はここも使っていますよ(紋)
にゃんず、みんな涼み方をそれぞれ工夫しているようですが、今のトレンドはスチールパイプかな。
これも恒例 [イベント]
4日(土)は横須賀開国祭の花火大会。猫マスターは昼から用事があるというので、横浜駅で夕方合流で、京浜急行に乗りました。くそ暑い日でしたが、日が落ちるとちょっと涼しいので助かる。とはいえ、もう浴衣なんか着る気合はありません……(歳……)。周囲を見ても、なんか今年は浴衣率が低いような気がします。暑いもんねえ。有料席に陣取って、家から持って行ったCavaなんか飲んでいるうちに、打ち上げ開始の19:15。
いろいろ猫の顔とかハート形とかあったのですが、うまく撮れませんでした。淡い青色に光る花火もあって、そのあたりが斬新かも。
終了後はそのまま帰ると駅が込み合うので、一軒寄って行きましょう、と中華料理屋へ。涼みつつちょっと一杯。
お運びさんが大連の人で、ちょっと話をしたりして、面白かった。最近あんまり大陸の人と話していなかったしなあ。練習、練習。
今年はもう花火大会は終了。この暑さだと、浴衣を着る機会は今年はもうなさそうだなあ。
ドーン
毎年新作があって楽しいな
いろいろ猫の顔とかハート形とかあったのですが、うまく撮れませんでした。淡い青色に光る花火もあって、そのあたりが斬新かも。
終了後はそのまま帰ると駅が込み合うので、一軒寄って行きましょう、と中華料理屋へ。涼みつつちょっと一杯。
安くて、味もまあまあ
お運びさんが大連の人で、ちょっと話をしたりして、面白かった。最近あんまり大陸の人と話していなかったしなあ。練習、練習。
今年はもう花火大会は終了。この暑さだと、浴衣を着る機会は今年はもうなさそうだなあ。
笑える山周 [本]
山本周五郎『人情裏長屋』読了。
なんか『さぶ』的なじわーっとくるやつかなあと思ったら、そういうのもあったけれども、けっこう爆笑してしまうのもあって……ちょっと山本周五郎をの違う面が見られたような気がした。知らなかったのは私だけかもしれないけれど。
樺木宏『幸せになりたければねこと暮らしなさい』読了。
決して悪い本ではないが、猫っ飼いにとってはどれもこれも当たり前のこと過ぎて、こんな本にお金を出す必要はないかな、と思う。写真はかわいいけどねえ。
吉村昭『海馬(トド)』読了。
動物にかかわる話の短編集。面白くて、迫力のある話ばかり。こういう固いきちんとしたのをたまに読むとホッとする。
一色さゆり『嘘をつく器 死の曜変天目』読了。
新美の現役学芸員のデビュー二作目。デビュー作がこのミス大賞をとっているので、そっちを先に読むべきだったかなと思う。面白くないことはないし、専門も生かしているけれども、私なんかが犯人を当ててしまうというのは、ちょっと。
なんか『さぶ』的なじわーっとくるやつかなあと思ったら、そういうのもあったけれども、けっこう爆笑してしまうのもあって……ちょっと山本周五郎をの違う面が見られたような気がした。知らなかったのは私だけかもしれないけれど。
樺木宏『幸せになりたければねこと暮らしなさい』読了。
決して悪い本ではないが、猫っ飼いにとってはどれもこれも当たり前のこと過ぎて、こんな本にお金を出す必要はないかな、と思う。写真はかわいいけどねえ。
吉村昭『海馬(トド)』読了。
動物にかかわる話の短編集。面白くて、迫力のある話ばかり。こういう固いきちんとしたのをたまに読むとホッとする。
一色さゆり『嘘をつく器 死の曜変天目』読了。
新美の現役学芸員のデビュー二作目。デビュー作がこのミス大賞をとっているので、そっちを先に読むべきだったかなと思う。面白くないことはないし、専門も生かしているけれども、私なんかが犯人を当ててしまうというのは、ちょっと。