初物（焼きは）

　ようやく週末ですが、猫マスターが風邪が抜けきらないというので、ちょっと元気がない。今日は曇りでもあるし、家でおとなしくしますか。

猫マスター、綿入れなんか着て厚着の上に何か懐に入れています

ちょっともう、マーちゃん。どうしたいの？

もそもそ（マ）

すぽ！（マ）

あ

ふふーん（マ）

そりゃあんた、子猫の時は楽勝だったけどねえ……今は、無理無理……

今だって、楽勝よ（マ）

猫マスター、かなり協力してたよ

あー、それにしても今日は冷えますね（紋）

おねえさんの半袖半ズボンはおかしいかねえ……

寒冷地仕様にもほどがありますよ（ラ）

福島出身のライチに言われちゃ、しょうがないねえ

　さて、今日は猫マスターは安静にしていて、おねえさんだけお買い物に出たりしました。そうしたら、旬のさんまがようやくお安くなっていたので、人間＋にゃんこ分で、計3匹買ってきました。おねえさんはほかのおかずを作るから、魚焼きは猫マスターに任せようね。

やだ、いい匂い！（マ）

あたし、ミディアムでいい！（マ）

ぼ、ぼく、ウェルダン……（紋）

あら？　なんかいい香りが……（ポ）

もう焼けたみたいよ（マ）　早く食べたいな（紋）

ほぐしてる、ほぐしてる……（マ）

早くー！（マ）

ガツガツいってるね、美味しいんだなあ

やっぱ、旬のサンマは違うわねえ（ポ）

ポンちゃんも美味しそうに食べるね

　もちろん、人間もひとり1匹ずつちゃんといただきました。脂がのってて、美味しかったあ。これで猫マスター、風邪がちゃんと治っちゃうといいな。

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