寒いはずですが……八戸、三沢紀行その2 [旅行]
翌朝はまだ暗ーいうちから起きだして、陸奥湊駅に向かいます
道間違えたけど、銭湯見つけた
今回うっかり入らなかったのですが、この辺りはみんな朝湯をやっていて、早朝からお風呂に入る文化があるらしいのです。漁が終わって、ひとっ風呂、ということかしら。
ようやく駅前に近づきました
駅前広場には、「イサバのカッチャ」
陸奥湊駅。小さいです
この右側のほうに「観光案内所」と書かれた扉があって、荷物預り所がないかな、と思って行ってみたら、中でたくさんの地元のお年寄りがコーヒーを飲んで寛いでいました。「荷物預かりは……」と聞いたら、皆さん、「そごさ置いでいったらいい」とおっしゃるので、お言葉に甘えて部屋の隅にキャリーバッグを置いて、向かい側の小さな市場へ。
駅前の小さな市場ではありますが……
定番の顔出しもある
八戸にはたくさん朝市があって、日本一大きい舘鼻岸壁朝市等は有名なのですが、たいてい1~3月の冬季はお休み。年中やっているのはここだけなのです。
一階は、買った食べ物をイートイン(?)で食べられます
大奮発したみそ汁・おしんこ付きのいくら丼(1800円)とサザエのお刺身(200円)を買いました
混ぜてみたりして、さらにゼータク
いくら丼、ご飯をどんぶりに盛ったと思ったら、イクラがぎっしり詰まった牛乳瓶を持ってきて、中身を全部開けた……せいぜい半分くらいかなと思ったのですが、いやあ、感動した!
2月は八戸、ブイヤベースフェスタがあるんだよね
このイベント、残念ながら1月はまだやってないのですが、これも興味あるなあ。もっとも、提供するお店は本八戸のあたりに多いようですが。
おお、メダリスト!
ここにもメダリスト!
二階は珍味を中心に売ってます
青森って、格闘技強いなあ。
さて、ここからJR八戸線⇒青い森鉄道を乗り継いで、三沢へ。
雪、降ってきたー
何にもない三沢の駅でしたが、土日祝日しか走らない三沢ぐるっとバスの出る時間まで、待合室で本なんか読みながらじっと待つ……。
バスの車窓から。三沢スカイプラザ
着いたのはここ。寺山修司記念館
高校から大学にかけて、なんだか知らんが狂ったように寺山修司を読んだ私としては、是非来たかったのです、ここ。
デザインからヤバイ
この薄気味悪さと
怖い顔出し(自撮りしたけどね)
そして独特の展示
机の引き出しを一つ一つ開けていくと、いろいろ恐ろしいことが……
いいねえ、これ
時には~母のない子のよ~おに~なんて唄が流れたりして、もうたまらん!
ここ、なんか食べられればいいのですが、飲み物の自販機しかありません。職員の方はお弁当を持参されて、お昼を食べているのですが……
外には歌碑があります
凍った小田内沼を見下ろしています
雪道に私の足跡だけが……
作品、こんなに映像化や舞台化されてたんだ……
うんうん、読んだ読んだ
寺山ワールドを堪能したあとは、せっかくなので隣にぽつんと建っていた三沢市歴史民俗資料館にも入ってみました。
でかいゆるキャラ、のっくうちゃん
着なかったけど、貫頭衣が着られるらしい
黒い軍団。なんか、かわいいぞ
入館料100円と格安でしたが、本当に、特にこんな雪の季節はだーれも来ないんだろうなあ。一人でお留守番していた受付のおじさんにめちゃめちゃ感謝されました。「ちょっと待っててくださいね、今暖房つけますから!」……つけてなかったんですか……。
本当は三沢市航空科学館も行きたかったのですが、何しろバスの本数が少なくて、このままだと三沢を訪れたもう一つの大きな目的が達成できなくなる! というので、泣く泣くあきらめました。いつかリベンジします。続く。