青春18きっぷ2019春の陣ー意外と寒かった西へその3 [旅行]
朝起きて、せっかくなのでまたひと風呂浴びて、そのまま朝食へ。朝食バイキングも、天橋立ホテルの食堂で食べられます。
地の食材を使った和食がすごく美味しかった。サバの煮たやつとか、イカと大根の煮物とかしらす干しとか……なんか、うれしい朝食バイキング。
いやあ、大正解。朝食付きにしてよかった! ほくほく。
なんか、ちゃんとした(?)ボロ宿に訪ね当たらなくてねえ。しかも、今回は本来こんなに早く到着する予定じゃなかったから、駅近を優先したんだよね。まあ、次回頑張りましょう。
で、1両でてこてこ走る丹後鉄道に揺られること約1時間。周りは田んぼか山か、大きな家か、はたまた海か、という風景。いいところだなあ。
が、しかーし! 久美浜から乗るはずのバスは、なんと土日休は運休! これをめざしてやって来たのに!! もともと工業団地のためのバスなので、お休みの日は走らないのです。なんというリサーチ不足! 何もない駅前で膝から崩れ落ちました。
駅の売店のおねえさんに、タクシーの有無を聞いたら、「乗り合いタクシーがあるので、電話して予約できるか聞いてください」と。電話をしたら、「すみませーん、一杯です」と言われたのですが、折もよく、駅前に一台おばさま運転士さんの電気自動車タクシーが来ている……網野駅から二人お客さんを載せる予約をいただいたということでしたが、無理を言って一緒に乗せていただくことに。久美浜から20分ほどかけて網野の駅前まで戻ります。網野で京都市内から高速バスで来られたという年配の女性を二人乗せ、タクシーは一路「谷工業団地」を目指します。
「はあ~、遠いわあ」とおっしゃるお二人。京都から高速バスで、3時間かかったうえ、網野からもかなり走るので、かなりびっくりしています。
そしてとうとうたどり着いたのがここ!
野菜のかき揚げ丼定食だったのですが、美味しかったなあ。さすがのお味。調味料は購買コーナーで買うこともできるのですが、いいお値段だったので、ぐっと我慢。この調味料を使いこなせる自信もなかったし……ところで、今回は安野先生の新作『メアリー・ポピンズ』の原画展がかかっていたのですが……
展覧会はさすがに撮影禁止でしたが、御年92歳の先生、まだまだいけるなあ。この色彩感覚、素敵です!! メアリー・ポピンズばかりではなく、『もりのえほん』の不思議な原画もたくさんあって見ごたえがありました。
後ろ髪はひかれましたが、帰りのバスも大変少ないので、駆けずり回って堪能し、バス停へ急ぎます。
久美浜駅から豊岡までは丹後鉄道。そこでJRに乗り換え、ここからはばりばり特急に乗ります。それでも、新大阪まで相当かかったぞ。まあ、いいけど。
乗ったのはほんのちょっとの区間だったのですが、きれいな車両だったのでドタバタ写真を撮りまくりました。
全部計画通りとはいかず、なんだか天橋立で若干まったりしてしまった旅でした。桜も見ましたが、とにかく今回の旅は、なんだか肌寒く、花冷えという言葉がぴったりでした。
まあ、でも本も読めたし、景色も見られたし、電車もいっぱい乗ったし、まずまず楽しい旅でした。終了!
ホテルはほぼ海の真ん前
この写真だと美味しそうに見えませんが、ヘルシーで美味しかったのです
あら汁が香ばしい。なるほど、ちょっと炙るといいのね
地の食材を使った和食がすごく美味しかった。サバの煮たやつとか、イカと大根の煮物とかしらす干しとか……なんか、うれしい朝食バイキング。
全く期待していなかった素朴な見かけのケーキも美味しい
いやあ、大正解。朝食付きにしてよかった! ほくほく。
さて、丹後鉄道に乗りますかね
「日本ボロ宿紀行」ファンとしては、本来こういうところに泊まらなくちゃいけないんだろうけど……
なんか、ちゃんとした(?)ボロ宿に訪ね当たらなくてねえ。しかも、今回は本来こんなに早く到着する予定じゃなかったから、駅近を優先したんだよね。まあ、次回頑張りましょう。
へー、こんな車両もあるんだ。いいなあ
で、1両でてこてこ走る丹後鉄道に揺られること約1時間。周りは田んぼか山か、大きな家か、はたまた海か、という風景。いいところだなあ。
久美浜駅で降りました
が、しかーし! 久美浜から乗るはずのバスは、なんと土日休は運休! これをめざしてやって来たのに!! もともと工業団地のためのバスなので、お休みの日は走らないのです。なんというリサーチ不足! 何もない駅前で膝から崩れ落ちました。
駅の売店のおねえさんに、タクシーの有無を聞いたら、「乗り合いタクシーがあるので、電話して予約できるか聞いてください」と。電話をしたら、「すみませーん、一杯です」と言われたのですが、折もよく、駅前に一台おばさま運転士さんの電気自動車タクシーが来ている……網野駅から二人お客さんを載せる予約をいただいたということでしたが、無理を言って一緒に乗せていただくことに。久美浜から20分ほどかけて網野の駅前まで戻ります。網野で京都市内から高速バスで来られたという年配の女性を二人乗せ、タクシーは一路「谷工業団地」を目指します。
「はあ~、遠いわあ」とおっしゃるお二人。京都から高速バスで、3時間かかったうえ、網野からもかなり走るので、かなりびっくりしています。
そしてとうとうたどり着いたのがここ!
京丹後ルーツの料理屋・和久傳の作った、「和久傳の森」
ここには安藤忠雄設計の安野光雅美術館があるのです
ですが、せっかく和久傳さんの施設ですので
ランチでもいただきましょう
カラフルな調味料が用意されています
野菜のかき揚げ丼定食だったのですが、美味しかったなあ。さすがのお味。調味料は購買コーナーで買うこともできるのですが、いいお値段だったので、ぐっと我慢。この調味料を使いこなせる自信もなかったし……ところで、今回は安野先生の新作『メアリー・ポピンズ』の原画展がかかっていたのですが……
出た! ライム・ジュース・コーディアル!!
味はわかっているけど、飲まずにはいられません
展覧会はさすがに撮影禁止でしたが、御年92歳の先生、まだまだいけるなあ。この色彩感覚、素敵です!! メアリー・ポピンズばかりではなく、『もりのえほん』の不思議な原画もたくさんあって見ごたえがありました。
やっちゃいました、大人買い
後ろ髪はひかれましたが、帰りのバスも大変少ないので、駆けずり回って堪能し、バス停へ急ぎます。
私、こんなところにいるんですねえ
山路来て 何やらゆかし 菫草
でかい野菜、いいなあ
久美浜駅から豊岡までは丹後鉄道。そこでJRに乗り換え、ここからはばりばり特急に乗ります。それでも、新大阪まで相当かかったぞ。まあ、いいけど。
久美浜駅のカフェにて。なんかかわいいけど、なんだろ
梨と生姜のホットスムージーが激烈に美味しかった!!
これはごく一般的な車両ですが
え? 何々? これ乗っていいの?
わーい、わーい
わーい、わーい
わーい、わーい
乗ったのはほんのちょっとの区間だったのですが、きれいな車両だったのでドタバタ写真を撮りまくりました。
豊岡からは特急こうのとり
何でもキティちゃんだなあ、最近
うん、わかるわかる。いいところだもん
新幹線ではちょっとおごってビーフカツサンド
全部計画通りとはいかず、なんだか天橋立で若干まったりしてしまった旅でした。桜も見ましたが、とにかく今回の旅は、なんだか肌寒く、花冷えという言葉がぴったりでした。
まあ、でも本も読めたし、景色も見られたし、電車もいっぱい乗ったし、まずまず楽しい旅でした。終了!
ニュー・フレンチ・ミステリ? [本]
ピエール・ルメートル『その女アレックス』読了。
フレンチ・ミステリはシムノンのメグレ警視なんてばっかり言っていちゃあいけないんだな。すごく面白かった。逆転に次ぐ逆転で、最後はちょっと切ない終わり方だったけれども。ただ、書評でいろいろな人が書いているが、シリーズ1作目よりも先にこの2作目の翻訳が発売されるというのはよくないよなあ。こうネタバレしてしまうと、第1作目の『悲しみのイレーヌ』は非常に読みづらい。
フレンチ・ミステリはシムノンのメグレ警視なんてばっかり言っていちゃあいけないんだな。すごく面白かった。逆転に次ぐ逆転で、最後はちょっと切ない終わり方だったけれども。ただ、書評でいろいろな人が書いているが、シリーズ1作目よりも先にこの2作目の翻訳が発売されるというのはよくないよなあ。こうネタバレしてしまうと、第1作目の『悲しみのイレーヌ』は非常に読みづらい。